【ナルコス:メキシコ編】シーズン1第3話4話ネタバレ徹底解説。キキは大麻畑で危険な潜入捜査を行う。フェリクスは組織内のトラブルに直面し、ある使命を請け負うことになる。そこで彼が見たものとは?
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【ナルコス:メキシコ編】シーズン1第3話・4話あらすじ
フェリクスは、すぐれた才覚でプラザを統合して密売人連合を築き、DFSとも協力して大量の大麻を供給。
北米市場を独占し、価格を統一した。
彼がメキシコ初のカルテルを作ったことにより、組織の全員が恩恵に預かっていた。
密売人と協力者たちは大金を手に入れ、抗争がなくなり警官は表彰された。
一方、前回目撃した麻袋を被された人々の集団移送から大麻農場があると推定していたキキは、メキシコ北部の砂漠地帯を偵察飛行での撮影を依頼。
数か月待ち、手に入れた写真にはキキが想像していた物は映っていなかった。
それもそのはず、写真は1年も前のものだったからだ。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン1第3話ネタバレ
フェリクス
フェリクスは父と慕うセリス知事の息子の結婚式を、自分のホテルで成功させるため張り切っていた。
フェリクスは知事に恩義を感じ、成功した自分が彼らの世界に受け入れられると期待していた。
そんな時、ある問題が起こる。
DFSのナバは、受け取った封筒(金子)が軽すぎる事に気づき、自分の取り分をくすねた密売人のモリナ家を部下に惨殺させた。
しかし、メキシコの密売人は血縁関係にあり、アレジャノ・フェリクス兄弟は従兄の仇をうつと激怒。
間に入ったフェリクスは、DFSと仲たがいをしたら商売が成り立たないと悩む。
フェリクスはナバに、モリナ家が自分の仲間と親戚関係にある事を説明したが、ナバは理解するどころかフェリクスを侮辱した上、フェリクスに何かを輸送させると指示する。
フェリクスはアマドに命じてモリナ家を殺害した男たちを生け捕りにし、アレジャノ兄弟に差し出す。
そして、ナバに役割分担を認識させ嫌ならやめるぞと迫る。
フェリクスは、セリスの息子の披露宴を成功させるがセリスから金を要求され、「友情はただじゃない、自分が何者か忘れるな」と釘をさされた。
キキ
キキは、アビレス、ナランホ兄弟の殺害や、アメリカの大麻が統一価格になっている事で、同じ組織が動いていると見ていた。
しかし、同僚たちはメキシコ人は組織で動かないし、砂漠に大麻があるわけないと信じようとしない。
それに長年に渡る構造的汚職を一掃することは難しいと、なかなか動こうとしなかった。
そんな中、キキは単独で大麻農場に潜入捜査を行う。
現場でアズールに出くわし危うく見つかりそうになるが、何とか危機を回避し砂漠の大麻の証拠を持ち帰った。
一方、上司のハイメも偵察飛行の写真が1年も前のものである事を突き止め、メキシコ政府の麻薬撲滅作戦は茶番である事を知る。
DEAメンバーたちもやっと捜査に乗り出すようになる。
彼らは密売人を尾行するうちに、セリス知事の息子ロドルフォの結婚式にたどり着き、式場のカメラマンから出席者の写真を買い取る。
写真を見たキキたちは、DFS、ハリスコ州警察、州知事などもグルで、密売組織を経営しているのはフェリクスだと気づく。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン1第4話ネタバレ
キキ
DEAはフェリクスを調べ始めたがDFSに妨害される。
ハイメもアメリカ大使に助けを求めるが、抗争は減っているし麻薬押収量は我慢できる範囲だと取り合わない。
それでも組織の下っ端ハビエルを情報提供者として取り込み、組織の全体像を掴んでいく。
そんな中、ラファが大物議員の娘ソフィアを誘拐し指名手配された。
DEAはチャンスとばかりに、指揮を執る司法警察のカルデローニに協力を申し出る。
一行はハビエルから聞き出したラファの邸宅に向かうが、すでにラファはいなかった。
ラファは、ドン・ネトがお目付け役となり隠れ家に移っていたのだ。
カルデローニは、実はラファとソフィアは恋人同士で誘拐は狂言によるものだったと話す。
それを知ったキキは、ソフィアの家に逆探知をしかけラファの居所を探る事を思いつき、電力会社に勤める友人アントニオに協力を要請する。
一方、ラファはドン・ネトに禁止されていたにも関わらず、ソフィアに連絡を取っていた。
アントニオがラファの居所を突き止めて、警察とDEAが隠れ家に駆け付け、いよいよ逮捕という時に上から中止命令が下される。
キキはラファを目の前にして、ショックを隠し切れなかった。
フェリクス
ラファは恋仲になったソフィアを誘拐するが、これは狂言だった。
しかし、政界の超大物を怒らせたラファの行動は、フェリクスを難しい立場に追いやった。
ラファを差し出さなければフェリクスたちが潰される。
結局、ラファを助けるためにナバの依頼を引き受ける事にした。
フェリクスはアマドを操縦士に、ナバの指示通りある物の空輸を行うが、それはニカアグラへの武器の密輸でCIAのシュテックナーが同行した。
ニカアグラに着いたとたん、フェリクスとアマドは拘束され拷問を受ける。
やがてシュテックナーが現れ「そろそろいいだろう」と拷問を止め、開放された。
ちょうどその頃、ラファ逮捕の中止命令が下った。
シュテックナーは、アメリカがバハマルートを閉鎖したからコカインの流通が滞った、とフェリクスに洩らす。
フェリクスはうずたかく積まれたコカインを見た。
彼はコロンビア人が新しいルートを必要としていると考える。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン1第3話・4話の感想
フェリクスは健気にもセリスに認められようと頑張っていたのに、セリスの反応はあんまりだと思った。
メキシコはコロンビアの比じゃないくらい、上が腐っている。
上も下も後先考えずバカなことばかり仕出かすから、フェリクスも大変だ。
しかし、転んでもタダでは起きないところはさすが。
次回はいよいよコロンビアのコカイン取引に向かうのか。
懐かしい人たちが見れるかも?