【ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド】9話ネタバレと解説。クーブリック中佐のスパイだったハック。ハックの目的は、ホープを集団から孤立させ、ホープだけを連れ帰ることだった…。
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「最も深い傷」のあらすじ
前回、クーブリック中佐の下に報告に帰ったハックのシーンの続きから。
母親であるクーブリック中佐と会話するハック。
クーブリック中佐は「目的のために2人(アイリスとホープ)に地図を渡した」とハックに語る。
「あの子を孤立させて1人(ホープ)で連れてこさせることがあなたの目的」
前回でアセットはどちらか判らなかったが、どうやらホープを指している模様。
しかも、クーブリック中佐は「どんな手を使ってでも」連れてこいとハックに命令する。
計画と異なるが、ハック一行4人はサイラスとエルトンを上手く引き離した。
ところが、夜間トラックで移動した際にタイヤがパンクしてしまう。
霧の中、4人は遭遇したエンプティを倒したが、フェリックスは有刺鉄線で左足首を負傷してしまった。
夜が明けて、一行はパンクを直すための資材を探すため空き家に立ち寄るが、ある部屋の中を見たハックは「エンプティーが中にいる」と、アイリスに立ち入る事を禁じた。
さらにハックは、フェリックスにも「この家はハズレ、何もなかった」と言ってトラックを捨てて歩いて先を進むように要請した。
4人は先を急いだが、フェリックスが障害物を越えようとして転んでしまい、また元の空き家に戻る。
ハックはフェリックスを空き家に残して先を進む決断をする。
旅の目的は2人の父親レオを探す事。
ハックは「フェリックスが負傷したまま旅をするのは危険だ」と、アイリスを説得した。
空き家の部屋でホープと2人になったアイリスは、ハックの行動が疑わしいとホープに話す。
フェリックスが足を負傷して動けないのに、ハックは彼を見捨てて先を急いだ、というのが理由だった。
【ワールド・ビヨンド】9話ネタバレ
父親レオ・ベネット出発前の話。
レオ・ベネット出発前のシーンとなりフェリックスの男の恋人ウィルが登場。
フェリックスはアイリスとホープの面倒を、ウィルはレオ・ベネットに同行する事となった。
パーシーを発見したエルトン。
ホープから母親の死を知らされたエルトンは、ヤケクソになって大事に持っていた母親の書いた論文を破り捨てた。
しかし、気が変わって破り捨てた論文を拾い直しているところに血痕を発見。
周りを見回したエルトンは、傷を負って動けないパーシーがいることに気付いた。
エルトンはパーシーを助けようと必死に引きずって移動した。
今回最大の見せ場? 覚醒したエルトン!
エルトンとパーシーの前にエンプティー達が現れた!
パーシーは「どうせ死ね、置いていけ」とエルトンに言うが、エルトンは「イヤだ!」というや否やこれ迄とは打って変わってナイフと大型のレンチを持ってエンプティーに立ち向かい、ワイヤーで2体のエンプティーを縛った後、レンチで残りのエンプティーを倒した。
その後、エルトンはパーシーのポケットから無線機を取り出してコンタクトを計ろうとする。
エルトンの無線の呼びかけに応じたのはハックだったが、エルトンが彼女と話そうとした途端、パーシーがエルトンを殴って通信を阻止した。
パーシーは自分を撃ったのはハックだと言う。
原題The Deepest Cut 邦題 最も深い傷 2020年11月27日配信
感想と考察。
第9、10話は本国での配信に合わせて2話同時となった。
さて、第8話でサイラスの話に寄り道したのは、結局シーズンフィナーレに向けてだったという事が判る。
サイラスの犯罪と思わせておいて実はハックの仕業という、これまでの長い前フリは最後の2話に向けての伏線だった?
また、第2話でフェリックスがLGBTであることが明らかになったが、今回は**達のウィルが登場。
ベッドシーンでフェリックスの腕の真っ黒なタトゥーに驚かれた方も多いと思いますが、どうやらこれはフェリックス役のニコ・トルトレッラが元から入れているタトゥーを塗りつぶす目的だったようです。
また、アイリスとホープは失礼ながら主人公が逆ではないか?と思いながら見ていた視聴者も多いハズ。
これ、主人公はホープですね。
それを隠して視聴者にはアイリスと思わせておくという手の込んだ事をしています。
今回、母親の死を乗り越えて急に逞しくなったエルトン。
こちらも影の主役、後半はハック、ホープそしてエルトンに話の中心が移ったように思います。