【ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド】10話ネタバレと解説。ハックは市民共同体のメンバーである事がバレてフェリックスと戦う羽目になる他、ベルショー博士とレオ・ベネット博士の関係も明らかに。
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第10話「この人生で」のあらすじ。
彷徨っていたサイラスと再会したエルトンは、パーシーを伴っている事を知らせる。
パーシーはハックが叔父(トニー)を殺したと真実を語り、サイラスの無実が明らかになる、それと同時に3人は他のみんなが危ないと悟った。
空き家に残ったアイリスとフェリックスは、ハックが「死体があるから開けない方がいい」と言った部屋の戸を開けた。(第9話参照)
すると薬剤などが豊富にあるばかりだけでなく、タイヤを直すための資材までもが揃っていた。
アイリスとフェリックスもまた、ハックの行動を疑うのだった。
第10話「この人生で」ネタバレ
ハックと対峙するホープ
ホープは、経度と緯度が記されていると思われる乱数表と地図を照らし合わせ、ハックの移動経路を探り、ハックが市民共同体の人間で皆を騙していた事に気付いた。
ホープは、ハックに銃を突きつけて真相を問い詰めたが、ちょうどそこへエンプティーが多数現れたため、2人は一旦 協力してエンプティーを倒す。
その後、ハックは「問題が起きている」というレオ・ベネットの2通のメッセージはハックが偽装したものだとホープに語る。
ハックは「全体の利益を見ることが重要」「共同体は人類の未来を切り開く」と話を続けた。
更に、ホープがトニーとパーシーの件を問いただすと「トラックと地図があれば2日で共同体の施設に着いた」「共同体の施設が暴かれるのを阻止しなければならなかった」と、ホープが「2人を殺した」と言うとハックは「皆を救う為」とうそぶいた。
そして、ハックはホープに「あんたは自分が何者か判ってない」と言う。
レオ・ベネットとベルショー博士のストーリーライン。
アイリスとホープの父親であるレオ・ベネット博士は、ベルショー博士(第4話のエンドクレジット後のシーンを参照)と共に楽しく食事をしていた。
だがしかし、話題がサミュエル・アボット博士に及ぶとベルショー博士の顔が引きつり、何かを隠しているようだった。(同じく第4話参照)
また、2人はホープの天才ぶりについて会話をする。
レオは、ホープがワイン醸造を試みたり(第1話でも密造酒を作ろうとしていた)パソコンを分解して組み立て直したエピソードをベルショー博士に語った。
その後、ベルショー博士だけが映り(視聴者からは状況不明のレオ・ベネット博士に向けて)「人類の未来のため」「24時間後にホープに会える」「仕方がなかった」などと弁解めいたセリフを続け、更に「ホープのような偉大な才能が人類の為に必要。私を憎んでいい」と語る。
果たしてレオ・ベネットは本当にハックが言うように無事なのだろうか?
今回最大の見せ場、フェリックスとハックの闘い。
ハックが隠そうとした部屋にあった材料でパンクを修理したアイリスとフェリックスは、トラックで移動を再開した。
フェリックスは脚を負傷している為、車の運転方法を知らないアイリスに運転を教えてトラックを運転させた。
ホープとハックは建物内で夜を過ごしていたが、ランプの明かりにフェリックス達のトラックが気付いて建物にやって来た。
4人は再会したが喜びはないどころか、フェリックスはハックの足から銃を抜き取って彼女の頭に銃を向けて「どういう事か説明しろ」と言う。
ホープはハックが共同体の人間だとフェリックスに教えた。
ハックは「皆を傷付けたくなかった」と言いつつ反撃に出て、フェリックスを階段から突き落とした。
2人はエンプティーを倒すための槍で闘い続けるが、フェリックスは足を負傷しているため最後にはハックに槍を向けられてしまう。
ハックがフェリックスにトドメを刺そうとした時、ホープは自分の頭に銃を向けてハックに行動を思いとどまらせた。
ホープは、自分がハックにとって重要な事を知っていての行動だった。
ホープはハックに付いて行く決心をし、アイリスとフェリックスを助ける。
ハックが運転するトラックの向かった先で、クーブリック中佐がヘリコプターでホープを迎えにやって来た。
ハックはホープ以外のメンバーを助けようとしていたが、クーブリック中佐は「1人確保、後は私がやる」と言う。
「この任務は必ず成し遂げなければならない、だから私がやる」と。
第10話「この人生で」結末
サイラス、エルトン、パーシーのストーリーの結末。
サイラス、エルトン、パーシーのいる廃工場のような建物にCRMのトラックがやってきた。
CRMの兵隊が建物の周囲を捜索し始める。
3人はCRMに包囲された為、サイラスは1人犠牲となってCRMに投降して注意を引き付け、エルトンとパーシーを逃した。
第10話のエンディング、生き延びたウィル。
フェリックスとアイリスに近づいてくるフードの男がいた。
男がフードを取ると、フェリックスは彼がウィルだと気付く。
雨の降る森で再会したフェリックスとウィルに、ある集団が近づいてきた。
制服を着用していないことから、どうやらCRMではなさそうだ。
彼らはレジスタンスでウィルの協力者なのか?
そして上空には集団を捜索していると思われるヘリコプターがいた……。
原題 In This Life 邦題この人生で 2020年11月27日日本配信
感想と考察。
リックが第10話に登場するという噂を信じて最後まで視聴した方もいると思いますが、結局ガセネタでした。
確かにヘリコプターは登場しましたがリックは乗っていなかった。残念。
【ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド】は、サバイバルがメインではなく謎解き要素がメインのようです。
そして、シーズン2に向け、投降したサイラスや連行されたホープ、名前からしてホープであるのに加えて更にアセットなのでかなり重要なのは容易に推察出来ます。
また、この時点で明らかになっていないキャンパスコロニー虐殺の理由、レオ・ベネット博士が生きているかどうかなど、かなりのクリフハンガーとなっています。
このストーリーがどうリック・グライムの映画と結びつくのかも含めてシーズン2に期待します。