【ナルコス:メキシコ編】シーズン1第7話・8話ネタバレ・解説。コカインビジネスは大成功したが、得をする者もいれば損をする者もいた。キキは帰国が決まるが……。
© Netflix,lnc.
オフィシャルサイト
【ナルコス:メキシコ編】シーズン1第7話・8話あらすじ
コカインの利益は大麻の15倍。
収入は激増し、フェリクスの立場はさらに強くなった。
DFSのナバは、利益が増えた分の上納金の増額をフェリクスに迫っていた。
軽くいなすフェリクスを、ナバは上から目線で侮辱する。
一方、キキはサンディエゴへの異動が決まり、そのための準備が進んでいたが、やりきれない思いがくすぶっていた。
そんな中、キキは街中でフェリクスを見かけて追うが、フェリクスはキキを一瞥しただけで去っていく。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン1第7話 ネタバレ
キキ
「このままでは帰れない。奴が俺の名前を知るまでは……絶対に。」
キキは、パイロットのフレドに頼み込み、もう一度偵察飛行を試みる。
そしてついに大麻畑を見つけ、撮影に成功する。
ハイメが上司エド・ヒースに掛け合い大麻畑を襲撃する事になったが、実行は2週間後と聞かされる。
キキの帰国まで1週間もなかった。
キキはミカに先に引っ越すように伝えるが、ミカは「家族より仕事が大事?」と激怒する。
フェリクス
フェリクスは、密売人たちとDFSに声をかけ円卓の会合を開き「これからはコカインの時代だ」と組織改革をする。
ラファは出ていき、アコスタは反対した。
フェリクスは、この利益は自分がコロンビアと組んだおかげだ、気に入らないなら出ていけと強気だった。
アマドは「大ボスに乾杯」と同意を表す。
殆どが祝意を示す中、ナバとアコスタは祝杯を挙げなかった。
一方、家庭では妻マリアがフェリクスの度重なる浮気と仕事漬けの毎日に嫌気がさし、シナロアに帰ろうとフェリクスにせがんでいた。
しかしフェリクスは「シナロアには戻らない。もうお前はいらない。」と、妻を切り捨てる。
そしてイライラが募ったラファは、たまたまレストランで居合わせたアメリカ人をDEAと決めつけ、嬲り殺す。
フェリクスは、高圧的な態度で上納金増額を要求するナバを殴り殺す。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン1第8話ネタバレ
世紀の大麻押収
1984年にアメリカの大麻消費量は1万5千トンだったが、その1/3を占めていたのがラファの畑だった。
DEAと軍がそれを一気に焼き払い、押収した。
タイム誌にも「世紀の大麻押収」と見出しが載り、大麻畑と一緒にキキも新聞に載った。
フェリクス
史上最大の押収は末端価格でも25億ドルの損失だったが、フェリクスは落ち着いていた。
コカインビジネスが順調だったからだ。
しかし、ラファから見ればそうはいかなかった。
築いたものが一夜にして壊れたのだ。
この件では、X氏も懸念を抱いた。
DEAが動いたことで、自分とカルテルの関係が発覚する事を恐れたのだ。
彼らが盗聴していたことも判明し、捜査官がどこまで知っているか確かめるため誘拐を考えていた。
フェリクスはそれによる混乱を予見し強く反対し、この件は静かに幕引きを図るべきだと説得する。
しかし、フェリクスの背後で彼らは動き出した。
DFSアスールがラファをそそのかす。
ドン・ネトはそれを察し、すぐにフェリクスに電話するのだが……。
キキ
DEAは今回の件で上層部に認められ、喜びに湧きたっていた。
アメリカの外交委員会の調査官がやってきて、キキの潜入捜査など今までの経緯を報告した。
キキはやっと達成感を得た。
しかし、外交委員会の出した結論は「今回は何もしない」だった。
キキは失意を感じたが驚きもしなかった。
その後、ミカとのランチの待ち合わせにレストランに向かおうとしたその時……。
キキは拉致された。
誘拐
キキの誘拐を知って駆け付けたフェリクスは、やつらは問題になったらお前に罪をかぶせるために利用するぞとラファを諭すが、聞く耳を持たない。
DFSに、捜査官を解放しろと言うフェリクスの前にX氏が現れる。
フェリクスはX氏に、事を大きくして大金を逃す気かと迫るが、X氏はキキが外交委員会に何を報告したか気にとめ、フェリクスの言う事には耳を貸さない。
そして、我々の支援が受けられなくなるぞと言われ、何も言えなくなる。
ドン・ネトはフェリクスに、彼らの奴隷になるくらいなら大麻でもう一度出直そうと話すが、フェリクスは受け入れない。
ついにキキとフェリクスは対面する。
フェリクスは「始めろ」と命令した。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン1第7話・8話感想
ついにキキが誘拐された!
新聞に載ったのが悪かったのかもしれない。
早くアメリカに帰ればよかったのに「フェリクスが俺を知るまで帰れない」とか言ってるから……。
2人とも家庭を大事にしていれば、こんな事に巻き込まれなかったのかも。
キキは無事に救出されるのか。