【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第3話・4話ネタバレ・解説。カマレナ殺害に関わった人物が次々とDEAの手に落ちていく。追い詰められたフェリクスは大胆にもあの組織と交渉する。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第3話・4話あらすじ
ベルディンの口からついに出たルーベン・スノ・アルセ。
叔父が国防大臣である彼は、政治家と密売人の仲介役だった。
カマレナ捜査官が監禁されたロペ・デ・ベガ881番地は、彼の所有する家だった。
しかし、ベルディンの死亡によりDEAの作戦を知ったスノは雲隠れし、国防大臣の叔父に頼み軍に警護させた。
そこでウォルトは、作戦がバレたことを逆に利用する。
一方、ベルディンの死はフェリクスにも危機感をもたらした。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第3話ネタバレ
フェリクスの焦り
フェリクスはカルデローニを呼びつけ、何が起こっているのか問いただす。
カルデローニは、アメリカ人の狙いがフェリクスであること、ロペ・デ・ベガにいた者の手がかりを探していると答える。
「スノは隠れたから、あなたも隠れた方がいい」と助言すると、フェリクスは他の解決策を考えろと、カルデローニに一喝する。
その後、フェリクスはアンドレスに会いに国会まで押し掛ける。
アンドレスは次期大統領を狙っていたので、フェリクスの訪問を嫌がっていた。
カマレナ捜査官を殺害したことは間違いだったが、君が遺体を返すと言い張ったからこうなったと告げる。
そして「甥も身を隠したのだから、君も隠れろー這い出したネズミの穴に逃げ込め」とまで言うのだった。
フェリクスは、組織が大事な時に身を潜めるなんてできないと答え、アンドレスに謝礼を止めると脅す。
俺の金のおかげでここにいることが出来るのだから、俺を守れ、と。
ウォルトの作戦
ウォルトたちはプエルト・バジャルタで軍に警護されているスノを追いかける
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スノは門外にいるアメリカ人らしき影に焦りまくり、何度もホテル・アメリカスのフェリクスに電話する。
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ホテルアメリカスの秘書に繋がる。秘書はフェリクスからの伝言を伝える。
「ロペ・デ・ベガの邸宅の所有者を特定したアメリカ人が君の居場所に行く」
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スノは更にパニックに陥り、軍が警護している隠れ家から逃げ出す。
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DEAダリルたちのいる車が軍に包囲されている側をすり抜け、無事空港に向かい、飛行機に乗り込み、離陸する。
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飛行機が着陸するが、そこはテキサスだった。
操縦席からウォルトが出てくる。
スノは逮捕される。
スノがホテルアメリカスにかけてる思っていた電話は、ウォルトによって回線を細工されていた。
秘書だと思っていた女性は、実はダリルの従妹だった。
ダリルたちは作戦の成功に祝杯を挙げる。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第4話ネタバレ
スノの証言
スノはアメリカでの取り調べに素直に応じ、殺害を指示したのは国防大臣の叔父だと語る。
DEAは活気立ち、大陪審の前で証言させてメキシコ政府を追い込み、関与した全員の引き渡しをさせると息巻く。
そんな中、カルデローニがウォルトに近づく。
カルデローニは、内部の情報提供者がいないとキキの二の舞になる、と情報提供者を買って出る。
自分の情報をうまく使えば、奴らを追い詰めることが出来ると。
しかし、ウォルトはフェリクスに買収されたカルデローニを信じることはできないと断る。
シナロアのエル・チャポ
ティファナとシナロアは相変わらず緊張関係にあった。
ティファナのベンハミンは乱闘の末、弟ラモンが大怪我をしたことをフェリクスに訴える。
フェリクスは事態を収拾させるために、シナロアのコカインがティファナを通る時は10%の税金を払わせると約束する。
シナロアのボス・パルマは承諾するが、エル・チャポとコチロコは納得できない。
チャポは、国境と国境との間にトンネルを掘ることを思いつく。
これならティファナに税金を払わずに、またアメリカの税関もくぐり抜けられる。
大胆な発想に驚くコチロコだが、すぐにチャポに協力する。
フェリクスの作戦
ニカアグラで撃墜された飛行機にCIAが関与していた、というニュースが飛び込んできた。
サンディニスタ(左翼ゲリラ組織)と戦うコントラ(親米反政府市民)に武器を輸送中だったという。
ニカアグラの内戦にCIAが関与していたという報道は、アメリカ政府を震撼させた。
これに目をつけたフェリクスはマッタに会いに行き、CIAとの仲介を依頼する。
フェリクスはニカアグラまで行き、CIAのシュテックナーと交渉した。
シュテックナーはすぐにフェリクスをDEAに渡そうとするが、フェリクスはマッタが逮捕され、武器が運べなくなるのは時間の問題だ、と切り出す。
●新しい航路と滑走路で誰にも知られず輸送ができる。
その代わりDEAを抑えて欲しいと交渉する。
フェリクスとシュテックナーの交渉の成果
●スノは証言を翻し、フェリクスは関与していないと答えた。
●国防大臣を動かしDEAにマッタを引き渡した事で、麻薬戦争でアメリカを勝利させた。
●上記により国防大臣は党内で再評価された。
●マッタの飛行機が撃墜された余波も収束した。
●マッタの逮捕後も銃の輸送は継続された。
●フェリクスはCIAという新しいパートナーを得てコカイン密売ルートも支配。
●フェリクスはかつての盟友を最大限に利用し逮捕を免れると同時に、カリとの交渉を有利にした。
レジェンダ作戦はふりだしに戻った。
ウォルトはカルデローニの名刺を見ながら、まだ「希望はある」と呟く。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第3話4話感想
ナレーションくらいしかいいところがなかったウォルトだが、今回のスノ逮捕作戦はすごく面白かった!
でも、喜びもつかの間、フェリクスの方が一枚上手だった。
シーズン1最終話のカルデローニの裏切りは、ここで役に立つのだろうか。
あと有名なエルチャポのトンネル脱走は、ここから始まったのか!とこれからの展開が楽しみになってきた。
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