【リリハマー】シーズン2前半あらすじと見どころ、ネタバレ。双子の洗礼式を前にして、困っている市民の頼み事を引き受けるリレハンメルのゴッドファーザージョニーの前に、今度はイギリスからギャングがやってきた!ジョニーとギャングたちの対決は?
【リリハマー】シーズン2前半 あらすじ
あれから8か月。
ヨナスの誘拐事件を隠していたことが原因でジョニーとシグリは別れていたが、2人の間の双子は無事誕生し洗礼式を迎える事になっていた。
そんな中、イギリスのギャングのダンカンが、盗んだフェラーリを売りつけようとリレハンメルにやってきた。
しかし、トルゲイルたちは試乗中 ヘラジカにぶつかり、フェラーリを大破させてしまう。
怒ったダンカンはフラミンゴに乗り込み、いきなりジョニーを殺そうとする。
双子へのお祝いのベビー服を編んでいたトルゲイルは、とっさに編み棒でダンカンを刺し殺す。
ジョニーはトルゲイルに感謝し、ダンカンをフェラーリでの事故死だとに見せかけるように始末するよう部下に指示する。
警察が事故車とダンカンを見つけるが、死体には編み棒が刺さっていた。
【リリハマー】シーズン2前半 見どころと解説
ゴッドファーザー
1話の冒頭は、あの【ゴッドファーザー】(1972)のパロディ。
本家の冒頭、男に暴行された自分の娘の恨みを晴らして欲しいとドン・コルレオーネに頼むシーンが、【リリハマー】では、愛犬のために騒音をまき散らす難民たちを何とかして欲しいとジョニーに頼む。
セリフだけでなく、カメラの構図も一緒なので、是非見比べて欲しい。
本家では血生臭い復讐になるが、ジョニーは難民の騒音の元のアンプを壊すだけなので平和である。
グッドフェローズ
4話では、ジョニーが「この俺が愉快だと?(Funny how? )」と、新しい仕事仲間に凄むシーンがある。
これは【グッドフェローズ】(1990)のジョー・ペシ演じるトミー・デヴィートのセリフ。
ジョニー自身がトミー・デヴィートのマネだと種明かしするが、相手はわからずビビりまくる。
しかしこの後、トルゲイルが【グッドフェローズ】をよく知っていることがわかり「さすが俺の相棒だ」とジョニーは喜ぶ。
グッドフェローズとは「気の置けない仲間」という意味。
ジョニーは、1度は仕事仲間を替えようとしたがトルゲイルに戻した。
2人の関係はまさに【グッドフェローズ】なのだ。
新しい登場人物
☑ランディ
難民センターの担当者の女性で、過去にヤンと関係があった。
☑メッテ・ハンセン
ラウラが人気作家になり、警察を辞めた後に補充要員として公安警察から異動してきた警官。
男顔負けの身体能力を持つハードな女性。
【リリハマー】シーズン2前半、ネタバレまとめ
イギリス・ギャングVSジョニー
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テリーは警察に忍び込み、ダンカンが編み棒で殺されたことを知る。
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トルゲイルに復讐するため兄のロアルを誘拐する。
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ジョニーはギャングを、氷の湖までおびき寄せる。
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氷が割れ、ギャングたちは落ち、ロアルは助かる。
ヤンの仕事
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ヤンはランディが難民センターを担当している事を知る。
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ヤンはランディが事務室で麻薬を使用していたことを見つけ、彼女を脅す。
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市場の10分の一の価格でセンターの経営権をジョニーに渡す事に成功する。
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ヤンはジョニーに覚えが早いと誉められる。
オスロの銀行強盗
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オラフセンの部下はジョニーが酒を密輸している事を仄めかす。
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ジョニーは彼に「世間の厳しさを教えるため」リュージュを経験させる。
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そんな中、オスロでジャスティン・ビーバーのお面を被った銀行強盗が発生。
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強盗犯は、隠し金庫にあったフランク(ジョニー)の身元が入ったファイルも盗んでしまう。
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ファイルを隠し金庫に入れた公安警官は、ファイルを取り戻すべく、ジョニーに犯人を捜す協力を要請する。
【リリハマー】シーズン2前半の感想
ジョニーはリレハンメルの【ゴッドファーザー】だが、リュージュによる拷問とか、ギャングをやっつける手段が凍った湖とか、平和でほほえましい。
また、ラウラが急に人気作家になるとか、ジョニーが名誉市民になるとか、相変わらずユルいところも楽しい。
ちなみに、手下たちが勝手に不正して名誉市民になったので、ジョニーはあとで真実を知ってちょっとがっかりする。
でも、そこがジョニーの可愛いところである。
シーズン2の後半は、いよいよソプラノズファン感激の展開になるので是非お楽しみに!
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