【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン4のあらすじ全話。

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【ポロス】シーズン4のあらすじ全話。前シーズンでダレイオスとの戦いが終わり、新たな敵となったのはマケドニアのアレクサンドロスだ。”世界最強の征服者”と歴史に名を残すアレクサンドロスを相手に、プルがどう立ち向かうのか。また、プルとラチの進展も大きな見どころとなっている。

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1話~5話のあらすじ

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パウラヴァ国の即位式に現れたアレクサンドロスは、そこでプルが生きていると知る。

アレクサンドロスとプルが対峙する中、居合わせたチャーナキヤはアレクサンドロスを殺すようプルに進言した。

しかしプルは、アレクサンドロスが和睦目的で来た以上は“客人”として対応すると答えたため、チャーナキヤと意見が衝突してしまう。

結局 和睦を結ばずにパウラヴァを去ったアレクサンドロスは、プルの好戦的な言葉を思い返し「必ず舞い戻って侵略する」と配下たちに宣言をする。

王族たちが集まる儀式にて、プルは「アレクサンドロスの侵略を必ず防ぐ」と誓い、参列した各国の王たちを味方につけた。

だがその中の3名の王は、プルの前では味方のふりをしておきながら、心中ではアレクサンドロスとの同盟を望んでいた。

それを配下から聞いたアレクサンドロスは、3名の王を訪ねて同盟を結び、共にプルを倒す約束をする。

即位したプルはようやくラチにプロポーズをし、ラチも合意する。

婚礼の前祝いの日、宮殿は幸せな空気に満ちていたが、街ではアレクサンドロス側についた王たちが市場を燃やしていた。

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6話~10話のあらすじ

プルのもとにアレクサンドロスからの贈り物と祝辞が届く。

表向きはプルの即位を祝っているが、祝辞の文面は敵意で溢れていた。

プルも返礼として、同じ方法でアレクサンドロスにやり返すと心に決める。

現在タクシラを拠点にしているアレクサンドロスは、開いた宴にバルシネを呼び、妻のロクサネに嫉妬させようとする。

バルシネは父ダレイオスの死後、アレクサンドロスの捕虜となった。

そのさなか、プルはパウラヴァの市場を燃やされた返礼としてアレクサンドロスの軍営テントに火矢を放ち、さらにアレクサンドロス側についた3名の王の死体を送りつけた。

これによりプルへの殺意を募らせたアレクサンドロスは、同じくプルを憎むスメルにプルの殺害を頼んだ。

また同時にバルシネには、チャーナキヤをプルから引き離しておびき出すよう命じる。

バルシネは初めは拒んでいたが、母と妹の命を盾にされてしまったため、アレクサンドロスの命令どおりにパウラヴァへ入国してプルに近づいた。

スメルはラチの兄。故郷のダスユではプルやハスティと共に育った。
母の王妃が息子の自分よりもプルを可愛がったことを理由に、プルへの憎しみを抱いている。

パウラヴァではプルとラチの婚礼の前祝いが続いており、両者の家族が集まっていた。

そんな中、スメルの仕込んだ毒サソリに刺されたプルは倒れてしまう。

一方でバルシネは、アレクサンドロスの命令どおりチャーナキヤをおびき出すことに成功する。

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11話~15話のあらすじ

バルシネにおびき出されたチャーナキヤは、アレクサンドロスのいるタクシラに連れて行かれ、僧の尊厳を奪われるという苦痛を味わわされる。

一方、パウラヴァでは毒で倒れたプルが意識を取り戻した。

実はチャーナキヤが念の為にと解毒剤をプルに渡していたのだ。

周囲の者たちがバルシネを犯人だと疑う中、プルは廃太子カニシカを疑っていた。

そのプルの直感は正しく、実際にカニシカはアレクサンドロスの手引きで牢から脱出し、スメルと共にプル暗殺の計画を進めていた。

プルとラチの婚儀当日。

スメルとカニシカの計画により婚儀場が襲撃されるが、プルとラチは周りの者に守られて無事に婚儀を終える。

そんな中、スメルがプルに忍び寄り暗殺しようと試みる。

それを見たアヌスヤ王太后は、プルを守るため咄嗟にスメルを刺した。

すぐにスメルの家族(ダスユ族)が駆け寄るが、スメルは死亡してしまった。

刺した当人のアヌスヤは「スメルがプルを殺そうとしたからだ」と主張するが、スメルの家族は信じない。

この一件以降、パウラヴァ国とダスユ国は再び溝を深めてしまうこととなった。

一方で、逃亡したカニシカは助けを求めてアレクサンドロスを訪ねるが牢に入れられてしまう。

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16話~20話のあらすじ

スメルの葬儀を終えたダスユ国では、王妃がラチに使命を言い渡す。

「スメルの無実を証明するまで、ダスユの地に足を踏み入れてはならぬ」

後日。

パウラヴァで開かれた法廷では、ラチとアヌスヤがそれぞれの主張をする。

ラチは兄スメルの無実を主張した上で、もしも有罪(国賊)の証拠が見つかった場合には家族全員その結果を受け入れると言う。

対してアヌスヤは、スメルの怪しい動きの数々を言い連ね、国賊のスメルを殺した自分の判断は間違っていないと主張した。

だがアヌスヤの訴えは証拠不十分で、そのことはアヌスヤ自身も分かっていた。

一通りの主張を聞き終えたプルは、公正を期すためラチに裁きを委ねた。

(プルにとってアヌスヤが母親である以上、プルがどんな裁決を下しても民が納得しないから)

するとラチは、アヌスヤに7日の猶予を与え、その間に”スメルが国賊である証拠”を掴むように言う。

もしできなければ、逆にアヌスヤがスメルを殺した罪で罰せられることになるとも。

タクシラでは、アレクサンドロスの捕虜となったチャーナキヤが処刑され医師が死亡を確認した。

アレクサンドロスは死骸を民の前にさらして見せしめにするつもりでいたが、配下から「チャーナキヤの死体が消えた」と報告を受ける。

チャーナキヤは生きていたのだ。

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21話~25話のあらすじ

本当にスメルがプル暗殺に関わっていたのかどうか。

真相究明のためにはカニシカの証言が必要だと判断したプルは、カニシカの行方を配下に探らせる。

その結果タクシラにいることが分かったため、プル、ハスティ、前王バムニはタクシラに向かった。

タクシラの牢に監禁されていたカニシカは脱走するが、追ってきたアレクサンドロスに刺されて瀕死になる。

そのすぐ後、ちょうど近くを捜索していたプル一行がカニシカを見つける。

カニシカは息も絶え絶えに“プル暗殺”にはスメルも関わっていると真相を話し、そしてこれまでの己の罪を悔いながら息絶えた。

パウラヴァに戻ったプルは、ダスユ王家(スメルの家族)を呼び真相を伝えた。

「スメルは確かに暗殺に関わっていた、ゆえに国賊であり有罪だ」と。

しかし、証人のカニシカが死亡しているため確証とは言えず、ダスユの者たちはこの結果を不当としてパウラヴァ国との絶縁を望んだ。

アレクサンドロスの目を欺いて生き延びたチャーナキヤは、オリュンピアス王太后を捕らえてパウラヴァへと連行する。

パウラヴァ宮殿に到着すると、オリュンピアスとアヌスヤが対峙し火花を散らした。

オリュンピアスはそのまま軟禁状態となるが、部屋ではプルを呪い殺すための黒魔術を行っていた。

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26話~30話のあらすじ

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「スメルの死に涙する両親を笑顔にできるのは、ラチ。お前だけだ」

プルはそう言うと、ラチにスメルの遺品を手渡しダスユへ帰るよう説得する。

ところが、その後ラチは迎えに来た両親に対して、今は他国からインドを守るために王妃としての務めを果たす、そのためにもプルのそばにいるつもりだと伝えた。

ラチの決断に落胆した両親は、絶縁を言い渡して去った。

大軍がタクシラからパウラヴァへ渡るには、ジェーラム川に橋を架けるしかない。

いまだタクシラに滞在中のアレクサンドロスは、パウラヴァ侵略のため架橋に専念するが、渡橋のテストで崩れてしまった。

タクシラのアンビ王いわく、橋を架けることができるのは水の性質に詳しいダスユ族だけとのこと。

それを聞いたアレクサンドロスはダスユへ行き、「スメルを殺したアヌスヤを引き渡す。その代わりに橋を架けてほしい」と取り引きを持ちかける。

ダスユの両陛下は条件を飲み、架橋にとりかかった。

一方のプルもアレクサンドロスとの戦いに備えていた。

密会したアンビ王子から「アレクサンドロスは架橋に苦戦している」と聞き出したプルは、その間にバルシネを救出してペルシャ兵を取り込むことにする。

だがその前に川に出向いて罠を仕掛けたおいた。

宮殿に戻ったプルはラチに民の保護を頼み、自身はハスティやバムニと共に出陣した。

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31話~35話のあらすじ

タクシラに出陣したプルは、計画どおりアレクサンドロスの駐屯地を襲いバルシネを救出する。

バルシネはプルの顔を見るなり抱きついた。

捕虜生活の恐怖から解放される安堵と、プルに会えた嬉しさからつい抱きついたのだ。

プルはバルシネ家族を救出した後、あえてアレクサンドロスに自分を追わせ、川に仕掛けておいた罠に誘導する。

プルを追ったアレクサンドロスは罠により小舟が身動きできなくなり、ハスティ率いるパウラヴァ兵に囲まれた。

ハスティはアレクサンドロスの小舟に飛びうつり攻撃をしかけるが、結局アレクサンドロスに逃げられてしまう。

プル一行はバルシネを連れてパウラヴァに帰還した。

その頃、オリュンピアスはいまだにプルを殺すための黒魔術を続けていたが、目撃したアヌスヤに阻止される。

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36話~40話のあらすじ

アンビ王子からの密書を受け取ったプルがジェーラム川に向かうと、タクシラ側の岸でアレクサンドロスが架橋の監督をしていた。

橋を壊すために川を潜ると、驚くことに指揮をとっていたのはダスユ王(ラチの父)だった。

敵のために架橋の助力をするなど本来ならば謀反同然の行為なのだが、プルはダスユ王をすぐに罰することはせず、橋を壊すよう説得し決断するまでの猶予を1日与えた。

オリュンピアスの呪いに操られたアヌスヤは、プルに戦いを挑み本気で斬りかかった。

それを見た周囲は、アヌスヤの異様さに気づいて止めに入る。

そのさなか、術者のオリュンピアスは呪いが自分に返ってきて倒れる。

それと同時にアヌスヤの呪いは解けたものの意識を失ってしまった。

プルたち家族が心配そうにアヌスヤを看病していると、チャーナキヤが現れ「すべてはオリュンピアスの黒魔術のせいだ」と明かす。

タクシラのアンビ王子は、今やすっかりアレクサンドロスの下僕になってしまった父王に怒りをぶつけた。

そこに現れたアレクサンドロスは、2人の会話からアンビ王子の逆心を悟り処罰しようとする。

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41話~45話のあらすじ

アンビ王子の処刑のさなか、アレクサンドロスは母オリュンピアスからの書状により“母がパウラヴァ宮殿で軟禁されている”と知る。

そこでアンビ王は、オリュンピアスを救出する代わりにアンビ王子の処刑を取りやめて欲しいと頼んだ。

承知したアレクサンドロスは後日、アンビ王に陸路からパウラヴァを侵略するよう命じる。

アレクサンドロスがジェーラム川でプルを引きつけている間に、アンビ王がオリュンピアスを救出する作戦だ。

その頃、プルから1日の猶予を与えられたダスユ王は、王妃と話し合ってアレクサンドロスに対抗すると決めた。

しかし、監視しに来たヘファイスティオンに翻意がバレてしまい王妃が刺し殺された。

ダスユ王は怒りに震えるが、王妃の遺骸を盾に取られたため仕方なく橋を完成させる。

パウラヴァ宮殿では、黒魔術によりオリュンピアスとアヌスヤは意識を失っていた。

チャーナキヤは、今がオリュンピアスを始末するチャンスだとプルに進言するが聞き入れられず、それどころかオリュンピアスの救命を頼まれる。

一方のアヌスヤは意識を取り戻し、出陣するプルを見送った。

戦地となるジェーラム川に到着したプルは、アレクサンドロスを迎え撃つ準備を整える。

同じく出陣したバムニだが、ペルシャに帰還するバルシネを警護するためプルとはここで別れた。

そしていよいよ、ジェーラム川の橋でアレクサンドロスとプルは対峙する。

川に潜っていたダスユたちがアレクサンドロスの兵を攻撃し、それに加えてプルが橋を爆破。

アレクサンドロスは川へ沈み、それを見た敵兵たちは撤退した。

こうしてパウラヴァ国は勝利をおさめたが、アレクサンドロスの死体を見つけるまでは安堵できないと気を引き締める。

また、ダスユの両陛下の姿が見えないことから、タクシラで捕らえられているのだろうと直感したプルは救出するためにタクシラへ向かった。

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46話~50話のあらすじ

ジェーラム川に落ちて死んだはずのアレクサンドロスは生きていた。

あらかじめ用意した影武者を身代わりにしたのだ。

パウラヴァの野営地を守っているハスティは、攻め込んできたアレクサンドロスに斬られて意識を失う。

その時、アレクサンドロスのもとに「バルシネがペルシャに帰還中」という知らせが入ってくる。

アレクサンドロスはヘファイスティオンにバルシネを追うよう命じ、自身は半数の兵を率いてパウラヴァ宮殿へ向かった。

一方、ダスユ王を救出して野営地に戻ってきたプルは、瀕死のハスティを見つけて手当てを受けさせる。

そして、この先のアレクサンドロスの行動を予測し、配下を通じて「宮殿の裏にある谷に罠を仕掛けてほしい」とバムニに頼んだ。

一方のバムニは、追ってきたヘファイスティオンを蹴散らしバルシネを無事に送り届けた後、プルからの伝言どおり谷に罠をしかけてアレクサンドロスの進軍を阻む。

そこにプルも加勢し、再び戦が始まろうとしていた。

その頃、ラチとアヌスヤは少数の兵を率い、パウラヴァに侵略してきたアンビ王(アヌスヤの兄)の軍と戦っていた。

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51話~最終話のあらすじ

パウラヴァの軍勢にはシンド軍も加わり、今や兵の数はアレクサンドロスの軍を上回っていた。

プルとアレクサンドロスが一騎打ちをする中、バムニはアヌスヤたちを助太刀するため宮殿方面へと向かう。

戦いは続き、アレクサンドロスの兵が減ってきたところでプルも宮殿へ。

一方、不利な状況に陥ったアレクサンドロスは退却し「今夜 母オリュンピアスを救出する」と配下に伝える。

パウラヴァ宮殿の付近では、アヌスヤとラチがアンビ軍を相手に善戦しているが、敵の援軍が到着し状況は厳しくなる。

そんな中、アンビ王は円陣の中にアヌスヤをおびき出して孤立させ降伏を迫った。

アヌスヤは拒否し、完全に包囲された状況下でありながら勇敢に敵兵と戦う。

そこへ、駆けつけたバムニが外から円陣を崩し、急いでアヌスヤを救出しようとする。

その瞬間、アンビ王がアヌスヤを刺した。

アヌスヤはバムニの腕に抱かれながら、息も絶え絶えにプルへの思いを語ろうとするが……。

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【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン4の感想

敵であろうとも騙し討ちはせず常に真っ向から立ち向かうプルは、少年マンガの主人公のような人物で、タイトルの”英雄”という言葉がピッタリ当てはまる。

逆に、手段を選ばないアレクサンドロスはまさに征服者といった感じで、この対照的な2人の対決がドラマをより面白くしている。

今シーズンの大きな見どころと言えば、やはりプルとラチの結婚だろう。

プルはこれまでに何度か愛の言葉を口にしてはいるものの、いざプロポーズとなると言い出せずに、結婚するまで数年かかった。

交互におふざけモードと甘々モードが展開される2人のシーンは相変わらずで、見ていて顔がほころぶ。

また、パウラヴァの衣装をまとったラチは今まで以上に美しく、プルがつい見惚れてしまうのも納得だ。

だが幸せな出来事ばかりではなく、残念なこともあった。

カニシカの死だ。

カニシカとプルには、いつか兄弟として仲良く暮らしてほしいと願っていたのだが、それが見られないままカニシカが死してしまい残念でならない。

他にも、スメルやダスユ王妃が死亡し、アヌスヤも瀕死の状態となっている。

史実が存在する以上は主要人物であろうとも死んでしまうのは仕方ないことだが、できればシーズン5では誰も死んでほしくないものだ。

※シーズン5(ファイナル)の全話あらすじはこちら。

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