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【ファルコン&ウィンターソルジャー】2話ネタバレと解説。ジョン・ウォーカーと2人のキーパーソン。

ファルコン&ウィンターソルジャー MARVEL
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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】2話ネタバレと解説。新キャプテン・アメリカとして任命された男はあらゆる分野で桁外れの能力を誇る兵士だった。その決定にサムとバッキーの意見が割れ決別する。さらに新たな敵は異常なほど強い集団だった!?

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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】2話あらすじ

スティーブ・ロジャースの”キャプテン”を継承し新キャプテン・アメリカに任命されたのは、ジョン・ウォーカーという元アメフト選手の兵士だった。

彼の”新キャプテン・アメリカ”としてのお披露目が、スタジアムで盛大に行われテレビでも放送される。

ウォーカーは、別の次元での活躍を期待する人々の思いを背負うことに大きなプレッシャーを感じつつも、人生最大の栄誉だと感じていた。

ウォーカーが新キャプテン・アメリカに選ばれた理由は、名誉勲章を3度受賞したこと、対テロや人質救出などの任務を遂行したこと、MITでの身体能力測定では速度、持久力、知能などあらゆる分野で桁外れの値を記録したことなどからだった。

サム(ファルコン)とバッキー(ウィンター・ソルジャー)は、その様子をテレビーのモニターで見ていた。

バッキーはその時初めて、ファルコンが盾を手放したことに気づく。

「なぜスティーブが託した盾をサムは手放したのだ」

バッキーは怒りと憤りを感じた。

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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】2話ネタバレと解説。

バッキーとサム

バッキーは任務に向かおうとしていたサムの元を訪れた。

「何で盾を手放した?」

「これから任務に向かうんだ、文句は後にしてくれ」

そんな会話のやり取りが行われる。

バッキーはもとより、サムにとっても新キャプテンは「寝耳に水」だったのだ。

「手放す権利はない」と言うバッキーの主張に、サムは新キャプテンの登場に”心外”だと感じながらも、「今さら返してくれとは言えない、終わった話だ」と食い掛かる。

「これよりもっとデカい問題がある」

サムはスマホを取り出すと、東欧と中欧の反乱組織に通じ、フラッグ・スマッシャーズとも絡んでいる異常なほど強い男の画像を見せた。

レッドウィングからの情報を入手し、ミュンヘンの拠点に向かうと言うのだ。

サムは今回それを確かめに行く任務を行おうとしていたが、バッキーは「レッドウィングは信用できない」と自分も同行する。

異常に強い集団組織

ミュンヘンの拠点に到着したサムとバッキーは、敵が盗んだ薬品をトラックに詰め込んだのを確認し後をつけた。

敵は7人、2台のトラックのうち前方のトラックの荷台に人質らしき人影を見つけ、サムは空からバッキーは走ってトラックに飛び乗って人質を救出しようとした。

しかし、人質かと思われた少女(カーリ)は組織の一員だったのだ。

カーリはニヤリと笑い、バッキーを後方車のフロントガラスに蹴り飛ばす。

サムも降りたつと、敵が続々と姿を現しトラック上部での戦いが繰り広げられる。

そこに、新キャプテンの姿をしたジョン・ウォーカーと相棒のホスキンズ(バトルスター)が加勢しにやってきた。

2人はレッドウィングを追ってサムとバッキー、敵の居所を掴んだ。

ところが、敵は全員異常なほど強く苦戦を強いられ、結果的に逃げられてしまう。

彼らは超人血清を打ち、超人化していたようだった。

サムは、無断でレッドウィングをハッキングしたことに激怒したが、ウォーカーは「政府の所有物だから分かるだろ」と反論。

ウォーカーは、サムとバッキーが手を組んでくれるなら……と切り出したが、2人の答えは「NO」だった。

そして、サムとバッキー、そしてウォーカーとホスキンズの考え方の相違で決別する。

逃げた敵には多くの支援者が存在し、隠れ家として彼らを家に囲って食事を提供したりする。彼らは「復帰した者に権力を渡さない」「残された者より復帰者が優遇されている世界に不満を抱いており、それが多くの人々に共感を与えていた。

帰りの機内で、バッキーはサムに建てを取り返そうと持ちかけるがサムは拒否する。

しかしバッキーは、「ある人物に会わせたい」とメリーランド州ボルティモアに向かう。

キーパーソン

バッキーがサムを連れて行ったのは、かつてウィンター・ソルジャー時代のバッキーと対峙した米兵イザイアの元だった。

イザイアとバッキーが出会ったのは51年前で、スティーブ同様にヒドラに恐れられた人物。

イザイアは、当時の事を語る。

「朝鮮半島で、米兵は皆こいちの返り討ちに会った」

そこで政府は、イザイアに対処させることにしたのだ。

この時、イザイアはウィンター・ソルジャーの右腕を半分ちぎったと話している。

しかし、イザイアはバッキーの事を未だに快く思っていない。

バッキーは、「自分たちと同類のものが現れた」と、その理由を訪ねた時イザイアの表情が変わる。

「その話はしない」そう言って、近くに会った物を投げつけて超人的な力を見せた。

投げた物が柱に突き刺さり、スティーブ以外にもその存在がいたことを示したのだ。

さらに、政府は英雄の働きをしたイザイアを30年間も拘束し実験台にしていたことも明らかになる。

超人血清は当時失敗したと言われていた。

その事実にサムは困惑し、怒りで興奮状態となったイザイアは2人を追い出した。

サムは、黒人の超人兵士が存在し、何十年もの間 秘匿されていたことを自分は愚かスティーブさえ知らなかったことにバッキーを責め立てる。

*バッキーはイザイアのためを思って黙っていたようだ。

そこにパトカーがやって来て、黒人が白人に絡んでいると思いこみ連行しようとしたが、サムが「ファルコン」であることを知ると態度を一変させる。

ところが、バッキーには裁判所命令のセラピーを無断欠席したとして逮捕状が出ており、そのまま連行されてしまった。

バッキーはセラピーを欠席してサムの任務に同行していた。

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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】の結末

サムが盾を手放した理由

レイナー博士は、バッキーとサムの親密度を測るために通常はカップルに行わせる質問を行った。

そこでバッキーは本音を口にした。

「何で盾を手放したんだ」バッキーが言う。

サムは「お前やスティーブには理解不能かもしれないが、俺は正しいと信じた』とサムは話した。

前シーンで、警官は初めはサム=ファルコンであることに気づかなかったが、その理由はゴーグルが無かったからだ。それに加え、2人が言い合ってるという描写から、黒人が白人に絡んでいると決めつけていた。

警官のこと、そして「お前とスティーブには理解できない」という言葉から、サムは自分が黒人であることから盾を手放したものと考えられる。

その後、2人はミッションが終わったら2度と顔を合せないと約束した。

敵対

セッションを終えた2人をウォーカーとホスキンズが待っていた。

ウォーカーによると、フラッグ・スマッシャーズのリーダーがカーリ・モーゲンソウであることがわかる。

今後、イザイアとカーリはキーパーソンになると予想

さらに、東欧と中欧の難民キャンプに彼らのシンボルが出現していることから盗んだ薬もそこに運ぶものだと予想していた。

まずはやつらを止めるのが優先だ。

そこでウォーカーが改めてタッグを組む話をするが、サムとバッキーは「君たちは何をするにも上の許可がいるだろ、でも自分たちは自由に動ける。タッグを組む利点がない」として再び拒否する。

するとウォーカーは「なら俺の邪魔はするな」と、初めて敵対心をむき出しにした。

一方で、フラッグ・スマッシャーズが小型飛行機に荷物を積んでいる所に、パワー・ブローカーが迫っていたが、ひとりの男が犠牲になり離陸する。

バッキーは糸口を探すため、サムに「ヒドラを知り着くている男に会おう」と提案し、サムは一瞬考えるも受け入れた。

その男の名はジモ。

ジモ(バロン・ジモ)が収監されているシーンで2話の幕が閉じる。

ジモの本名はハインリヒ・ジモで、息子のヘルムートが2代目バロン・ジモ。コミックによるとジモは、第二次世界大戦中にナチスに従っていた科学者で紫の仮面が脱げなくなったという設定となっている。また、ヘルムートは【アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)】で犠牲となった妻子がいたことから、アベンジャーズへの復讐が狙い。ヘルムートはバッキーを洗脳しアベンジャーズを分裂させようとしていた。
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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】2話の感想

バッキーもサムもスティーブとの関わりが深い。

ゆえにスティーブへの思いもそれぞれだが、考え方の違いが生じるのも仕方がない。

サムは、単に偉大なキャプテンの名を継承することに重責を感じているだけではなく、自分が黒人であることに対して”キャプテン・アメリカ”の名を穢してしまうと思っているのかもしれない。

だが、そんなことはバッキーにとっては何でもないことなのだろう。

スティーブがなぜサムに盾を託したのか、その理由が一番優先されるべきだと考えているはず。

両者の考え方の相違により、ミッションが終わり次第2度と顔を合せないとなってしまった。

ただ、前回でも話したように最終話ではサムが盾を操っているシーンがあるので、いずれはサムが”キャプテン・アメリカ”を継承することに期待したい。

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