【ブリジャートン家】5〜8話ネタバレ解説 。レディ・ホイッスルダウンの正体はあの人!?

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【ブリジャートン家】あらすじ、見どころ。アジュリア・クインのベストセラー小説を原作に19世紀初頭、ロンドン上流社会のブリジャートン家の兄弟姉妹8人が、それぞれの愛を探すさまを描いた物語。ブリジャートン家の長女ダフネは、真実の愛を求めて社交界に踏み出し、公爵との婚姻を決意するがーー。

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【ブリジャートン家】4話までのあらすじまとめ

ダフネ(フィービー・ディネヴァー)とサイモン(レジ・ジーン・ページ)が、夜の庭でキスしている場面を目撃したアンソニー(ジョナサン・ベイリー)は、2人に結婚するよう要求します。

サイモンは結婚を断り、それに激昂したアンソニーは彼に決闘を申し込みました。

そして決闘を行う日の朝。

ダフネはサイモンとアンソニーの間に割って入り、自分の名誉のためサイモンに結婚を要求しましたが、サイモンの決意は頑なでした。

サイモンは子どもを作れず、大勢の家族に囲まれたいというダフネの望む幸せを与えられないのが理由でした。

そんな彼を見たダフネは、その場でサイモンと結婚することを決意します。

サイモンはことなきを得ますが、ダフネはサイモンが子ども持たない本当の理由をまだ知る由もありませんーー。

その頃、フェザリントン家では、賭博で財産を失った男爵が娘たちの持参金にまで手をつけていたことが発覚し……。

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【ブリジャートン家】5〜8話見どころまとめ

性教育とダフネの未来

サイモンとの初夜を宿屋で迎えることになったダフネ。

ダフネは母親から性教育に対して遠ざけられて育てられており、「子どもの作り方」にはじまる性教育に対して無知であることを自覚していました。

また、ブリジャートン家の他の姉妹たちも同様で、みな男女の営みについての知識を隠されてきました。

性に対しての興味を募らせるダフネに、サイモンはうまく言葉を濁すばかりです。

サイモンとダフネはすれ違いながらも宿屋で気持ちを確認し合い、ハネムーン中はほとんど2人の世界の中で暮らします。

周りの使用人の目も憚らず、新婚のラブラブ生活に溺れる2人。

ダフネは新婚生活の中で女である悦びを知利、快楽に浸る日々を送りました。

しかしそんな中で、公爵夫人としての自覚が足りない行動によって、街の人たちからの信頼が落ち始めていることを実感する場面に出会います。

箱入り娘のダフネにとっては初めてのことばかりでしたが、何事に対してもひたむきに頑張る彼女の誠実さが伝わってくるシーンです。

自身の過ちを悟り、1人のサイモンを愛する女性として、また領地を治める公爵の妻として、聡く愛らしく成長していくダスネの姿に胸を打たれます。

結婚生活とは

社交界に出ているレディたちは皆、結婚生活を夢見ています。

もちろん、愛だけでなく名誉や安定した家庭を求めて結婚に憧れを抱いている者もいますが、ダフネのようにかけがえのない絆と家庭を夢見ているレディも多いのです。

しかし、フェザリントン家のポーシャ・フェザリントン夫人(ポリー・ウォーカー)の結婚生活は、愛あるものではありませんでした。

加えて、マリーナ(ルビー・バーカー)の妊娠や夫の借金などによって、今季の華であるブリージャートン家とは対象的に没落貴族への道を歩んでいきます。

最終的にフェリザリントン家は尊厳を取り戻しましたが、この時代の社交界においてはお金や名誉といったものが愛よりも大切であると言う思想が間違いではないことは、没落したフェザリントン家の生活のむずかしさからも伺えました。

もちろん、フェザリントンの3姉妹にポーシャ夫人がお金をかけすぎている節もあるとは思いますが、全てが華やかな社交界で恥を描くことなく殿方の心を射止めるための準備は、ドレス等の資金も含めて簡単なものではないことがよくわかります。

レディ・ホイッスルダウンの正体

最終話にて、レディ・ホイッスルダウンの正体がわかりました。

後半では、エロイーズがレディ・ホイッスルダウンの正体を突き止めるべく社交界を奔走しますが、正体はまさかのあの人。

結果として、エロイーズはあと一歩のところで彼女の正体を掴み損ねましたが、レディ・ホイッスルダウンを陛下の罠から逃すことに成功しました。

演じたキャスト自身も自分がレディ・ホイッスルダウンであることを直前まで知らなかったそうで、誰も予想がつかない結果となっています。

レディ・ホイッスルダウン探しのヒントとしては「彼女は文才をひた隠しにして生活している」というところです。

レディ・ホイッスルダウンの正体が明らかになる最終話まで、目が離せません。

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【ブリジャートン家】全話を通しての感想

華やかな社交界のゴシップや罠を描いた作品でしたが、ダフネの成長も含めて心揺さぶられるストーリーでした。

人の求める幸せの形はそれぞれ違うけれど、それでも社会通念の中で生きていくことを決める人の強さや、そこから外れて自分の道を模索する美しさを両面から感じ取れる作品です。

何かに迷っている人、愛について考えたい人、常識と自分の意見の狭間で揺れ動いている人に是非観てほしいと思います。

ドレスや絢爛豪華な調度品の美しさが目立つアート的な側面もあるので、中世ヨーロッパの世界観がお好きな人にもおすすめです。

2期の制作も決まっているので、これからの展開にも楽しみです。

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