【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】5話ネタバレ解説。ジョンはキャプテン・アメリカの称号も盾も没収されるも納得がいかなかった。一方で、バッキーはジモをアヨたちに引き渡し、サムは盾を持ってイザイアの元を訪ねる。
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】第5話あらすじ
バッキーとサムは、興奮状態のジョン・ウォーカーと対峙しキャプテン・アメリカの象徴である盾を取り返した。
その後、ジョンは軍法会議に掛けられキャプテン・アメリカの称号を剥奪される。
会議が終わった後も、ジョンは妻に「いつか必ず取り返す」と執着心を露わにした。
そんな彼の元に、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(正式には伯爵夫人がつく)と名乗る女性がやって来る。
彼女は「私でも殺してた。長官たちは守るものがあるから公に賛成できなかった。血清を打ったのも正しかった」と、ジョンの行動を称賛した上で、私の電話に出ることが1番の正解と言い立ち去った。
一方で、バッキーはジモと話しをしていた。
ジモは「過激化したカーリはもう救えない、サムも私の警告を無視した」と不満を漏らし、バッキーに「君はプログラムされた殺し屋だ、すべきことをしろ」と言う。
味方が多いカ-リの活動を食い止める方法はひとつしかないと……。
そこでバッキーがジモに銃口を向けた。
ジモは覚悟したように頷き、バッキーは引き金を引く。
銃弾は装填していなかった。
そこにアヨとワカンダの親衛隊2人がやってきて、「しばらくワカンダには来るな」と忠告しジモを連れ去っていく。
そしてサムは、再びイザイアの元を訪れていた。
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】第5話の解説と考察
ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ伯爵夫人とは?
ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(通称ヴァル)は、コミック版では「マダム・ヒドラ」して登場したS.H.I.E.L.D.と因縁関係にあるヴィランだ。
ヴァルは、「ジョンの暴力的な一面」に近づいてきたのか?
ジョンを引きれて何を目論んでいるのか?
「盾は正式には政府の物ではない、法的にはグレーゾーン」という悪魔のささやき。
これにより、ジョンは自分で盾を作ってしまった。
盾は誰の手に?キャプテン・アメリカの継承者は?
第5話では、盾はサムが持っている。
サムは、盾を持ってイザイアの元に行った。
自分がスティーブから託された盾。
キャプテン・アメリカを継承するかどうかを真剣に悩んでいたのだろう。
ジョンが今回起こした一件によりキャプテンの称号と盾を没収されたのも、そもそも自分が盾を手放したからだと責任を感じているようだった。
イザイアを訪ねたのは、黒人である自分がキャプテンになるのは適任なのか、同じ黒人であるイザイアの意見を聞きたかったからなのか。
イザイアは、受けた過去の仕打ちや哀れんで救ってくれた看護師が妻となり彼を死んだことにしてくれたことを話す。
サムは、時代が変わった今なら何とかなる、自分にもツテがあるからイザイアが受けた仕打ちを公にしようと説得するが、イザイアは首を横に振った。
「白人の盾を手に入れて、投獄を俺にせいにしたいか?奴らは公になるのを恐れたから俺の記録を消したんだ。奴らは絶対に黒人をキャプテン・アメリカにはしない。しようにも自尊心のある黒人はそんなもの引き受けない」
また、バッキーも「スティーブも俺も世間の反応も顧みず黒人に盾を託そうとした」と話している。
イザイアが受けた仕打ちも黒人であるが故、そして長官たちは「アメリカの象徴は白人である」のが当たり前のように思っていることから、サムがキャプテンを継承するかどうかは今後の見どころになる。
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】第5話の感想
今回は”人種問題”という重い内容だった。
しかし、サムとバッキーが盾でキャッチボールみたいにしていたのは、超ご褒美シーンであった。
最後に2人が固い握手を交わした場面も最高だったが、何よりバッキーがサムに渡したケースに何が入っているかだ。
キャプテン・アメリカのスーツなのか、修復されたファルコンの新しい翼なのかだ。
サムがトランクを開ける時、ロック部分が赤から青に変わる。
通常、赤はロック状態で青はロック解除状態として認識するが、果たして本当にそれだけなのかが気になるところだ。
もし、色が変わることがポイントとなっているなら、中に入っているのはもしかして……!?
次回【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】最終話となる。
2021年4月23日午後4時~Disney+で配信。
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