【大唐女法医~Love&Truth~】3話と4話のネタバレ感想。連続殺人事件の犯人は誰なのか。そのヒントが出揃い、いよいよ真相が明かされる!また、冉顔は殺し屋の蘇伏に惹かれる一方で、捜査官の蕭頌とも関係が進展する。この危険な三角関係はどうなってしまうのか、今回も目が離せない!
【大唐女法医】ネタバレ3話
花火で助けにくる男
蘇伏をアモリ殺害の犯人だと疑う蕭頌は、蘇伏を追わせた配下が全員返り討ちにあったことから、“ヤツは隋の残党集団である火麒社の者かもしれない”と推測をする。
蘇伏の行方はいまだ分からず、捜査が難航していた。
そんな時、部下から「この近くに冉顔の別宅がある」と聞いた蕭頌は、家宅捜索をしに向かう。
一方、蘇伏の手当てをしてかくまっていた冉顔は、蕭頌が家宅捜索をしにやって来たため慌てて蘇伏を隠れさせる。
蘇伏は見つからずに済んだが、蘇伏が落とした首飾りを蕭頌に取られてしまう。
冉顔がとっさに母親の形見だとウソをつくと、蕭頌は「形見を返してほしければ助手になれ」という。
翌朝。
蘇伏は、助けてもらった礼として冉顔に花火を手渡し「危険にさらされたら花火を放て。助けにくる」と言葉を残して去った。
そのすぐ後、冉顔の屋敷に黒ずくめの男たちが侵入してきて柳粲の死因を探ってきた。
冉顔がさっそく花火を打ち上げると、どこからか蘇伏が現れ「私の女だ」と言うなりあっという間に男たちを倒す。
そんな彼を見てときめく冉顔をよそに、蘇伏は「次に会った時に邪魔をすれば殺す」と言って姿を消した。
蕭頌の助手に
冉顔は、師匠のすすめもあり蕭頌の助手になることにした。
さっそくアモリの検視を頼まれた冉顔は、骸の状態からアヘン中毒者だろうと蕭頌に伝えた。
その後、蕭頌がアヘンの取り引き現場へと向かうと、織物店のダラシャが現れたため尾行するが見失ってしまう。
ダラシャが落としたと思われる“玉“を拾った蕭頌は、何者かに馬車に乗るよう言われる。
相手は、蕭頌をアヘンの取り引き相手だと勘違いしているのだ。
蕭頌は目隠しされたままどこかに連れて行かれ、売人の頭首にアヘンをいくらで買い取るか聞かれる。
【大唐女法医】ネタバレ4話
白義の手土産
冉顔は、事あるごとになぜか蘇伏のことを考えてしまうようになった。
そんな彼女のもとに、普段は彼女を嫌っている白義がどういうわけか手土産を持ってやって来た。
どうやら、アヘンの買い手と間違えられて連れ去られた蕭頌の居場所を探してほしいようだ。
聞き込みを始めた冉顔は、玲瓏楽坊がいつも招かれている場所こそが、アヘンの取り引き場所だろうと推測し白義に伝えた。
すると白義は、冉顔への報酬を上乗せし、玲瓏楽坊に成りすまして侵入してほしいと冉顔に頼んだ。
ダラシャの正体
アヘンの買い手と間違えられ連れ去られた蕭頌は、あえて買い手のフリをして頭首から情報を得ようとしていた。
そんな中、玲瓏楽坊の宴が始まり、楽師に扮した冉顔が現れる。
蕭頌は彼女を気に入ったフリをして抱き寄せると、「心配して来てくれたのか」と囁く。
そこへ、本物の買い手である“六の旦那”ことダラシャが登場し、蕭頌を偽物だと訴えた。
頭首はどちらが本物の“六の旦那”かをテストした結果、ダラシャを偽物と判断して投獄した。
その後。
広間の隠し扉に気づいた蕭頌はアヘンを見つけ、外で待機している白義たちに合図をして売人を捕らえさせる。
そして、頭首を殺そうとしていたダラシャのことも捕まえた。
「やっと尻尾を出したなダラシャ。それとも王倫と呼ぶべきか?」
真相
ダラシャこと王倫の動機は、凝香を殺した者たち(柳粲とアモリ)への復讐だった。
1年前、柳粲とアモリがアヘンの取り引きをしていると知ってしまった王倫は、口止めのために殺されそうになり凝香との逃亡を試みた。
王倫は駆けつけた役人のおかげで助かったが、凝香はアモリと柳粲に殺されてしまう。
殺した2人は賊の仕業だと思わせるために“絞殺に見せかける“などの細工をし、捜査官の目をごまかすことに成功した。
そして現在。
痩せて髭を生やし 姿を変えた王倫は、敵討ちのために柳粲とアモリを殺害した。
絞殺に見せかけたのは、背後に凝香の死が関係していると匂わせるのが目的だった。
旅館の部屋を“凝香の部屋そっくり”にしていたのも、凝香の死の真相を誰かに暴いてほしかったからだ。
王倫はすべての犯行を認めた。
しかし、共犯者がいるはずだと以前から推測していた蕭頌は、配下に連れてこさせた清鸝館の翠眉をこの場に呼びつけた。
また、翠眉が身につけていたものの中に、織物店で働く者しか手に入らないような品があったことから、ダラシャとの関わりがあると踏んでいたのだと蕭頌は言う。
それでもダラシャは共犯者はいないと主張し続けるが、翠眉は愛する王倫のために協力したことを認めた。
これですべてが解決したように思えたが、王倫は「黒幕はおそらく頭首だ」と口にする。
その瞬間、頭首は王倫に向かって短剣を投げつけた。
すると、翠眉が身を呈して王倫をかばい死亡した。
【大唐女法医】感想3話
花火を上げたら助けに来てくれるという設定だけでもドラマチックなのに、一瞬で敵を蹴散らす強さと、美しい剣さばきも相まってどんどん蘇伏が素敵に見えてきます。
冉顔の反応を見ると、どうやら蘇伏に惹かれ始めている様子。
ただキャスティングの順番から推測すると、最終的に冉顔と結ばれるのは蕭頌でしょう。
今のところ冉顔は、蕭頌に対してまったく好意を抱いていないように見えますが、そこから一体どのように変わっていくのかが注目ポイントになりそう。
冉顔が蕭頌の助手になったので、今後は2人のシーンがもっと増えていくと思われます。
助手は冉顔のほうなのに、検視の際にはまるで蕭頌が助手になったかのように立場が逆転していて笑えました。
殺人事件に関しては、だいぶヒントが出揃ってきたのでそろそろ解決しそうです。
【大唐女法医】感想4話
やはりダラシャが犯人でした。
至るところに彼が犯人だと示すヒントが散りばめられていて、かなり本格的なミステリーとなっています。
ただ、いくつか“後出しのヒント”もあったのでそこだけは残念。
もしもヒントがしっかりと提示されていれば より良質なミステリーに仕上がっていたと思います。
今回の連続殺人は、解決したように見えてまだ謎が残っていそうなので次回も引き続き目が離せません。
*次回5話・6話のネタバレ感想はこちら。
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