【ザ・ネバーズ】第2話ネタバレ。早くも不穏な展開。意外な黒幕とは?

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【ザ・ネバーズ】第2話ネタバレ。第1話でタッチトに実験を行う医師が出てきましたが、この第2話ではさらに彼がボスと呼ぶ人物が登場します。その正体は衝撃的ですが、そのほかにもアマリアの過去に関する話がでてきたり、新たな能力のタッチトが活躍したり、と急展開の第2話。お見逃しなく。

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【ザ・ネバーズ】第2話「さらけ出された力」

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新たなタッチト

イタリアから働きにきたエリザベス・カッシーニは、タッチトであることを隠していましたが、接客中にバレてしまいます。

エリザベスは、触れたものを宙に浮かせることができるタッチト。

その力を使ってその場から逃げ出したエリザベスは、タッチトを保護する救護院を目指すことに。

逃げている最中、仲良くしていた仕事仲間に会いましたが、追手が近づいてきたのを見計らって「ここにいるわ」と声を上げられ、その場から逃げ出しました。

マラディの事件から二日後、救護院にはマンディ警部たちが強制捜査にやってきました。

アマリアは下着まで調べる警察に抗議しマンディと別室で話します。

そこでアマリアは、マンディ警部がマラディよりもメアリーの“変異”に興味をもっていることに気づきました。

ちょうどそこにラヴィニア・ビドローがやってきて、警視総監の名前を持ち出して警察を退散させます。

アマリアはマッセン卿が裏で手を回したのでは?と疑いましたが、ラヴィニアはそれには答えず、マラディの行方が気になると言いました。

Check

マッセン卿は保守派の有力者で労働組合や女性参政権に反対しているため。

ラヴィニアは、今日の午後 毎月恒例の慈善パーティを開くので、数人で屋敷に来るようペナンスに指示して帰って行きました。

一方で、救護院に新たなタッチトが助けを求めてやってきました。

体格のいい娼婦デジレ・ブロシェット(エラ・スミス)です。

デジレと一緒にいると相手は秘密をべらべらと喋ってしまう。

アマリアもその能力に影響され、ここ数日の出来事をデジレにベラベラ話してしまいました。

その直後、アマリアはデジレを連れて警察署へ向かいます。

ふたりでマンディ警部の部屋に入り、まずアマリアはマンディに平手打ちを食らわせ、メアリーの写真を出させるました。

するとマンディは、かつてメアリーと婚約していたことや、結婚式に現れずそれきり別れてしまったことなどをしゃべってしまいます。

デジレが退室すると、マンディはアマリアに銃を向けますが、アマリアはマラディを殴る未来を予知したといい、何を優先したいのかマンディに確認します。

マンディがメアリーを救いたいと分かったアマリアは、彼女の変異は歌だと説明しました。

メアリーの歌はタッチトにしか聞こえない希望の歌でした。

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囚われのメアリー

工場のような場所に捕らえられていたメアリーは、“信者”にいじめられていたところをマラディの仲間ボンファイアー・アニー(ロッチェル・ニール)に助けられました。

アニーは、近くにいたマラディにアマリアを見つけたと報告すると、マラディはアマリアを振り回したいとふざけます。

しかし、アニーが「バカとは組めない」と不機嫌になるとマラディは必死に謝りました。

次にマラディはメアリーに歌について質問すると、メアリーは「つらいときに歌がでてくる、タッチトを癒す力がある」と言いますが、その答えにマラディは不満そうです。

何が望みなのかとメアリーに問われたマラディは、“痛み”がほしいと答えます。

神が自分だけに与えたと思った特別な力を、形はちがえどメアリーも授かっていたことに憤るマラディ。

でも何を言われても今のメアリーは歌えませんでした。

マラディはアマリアのことを悪魔と呼び、メアリーの歌を求めてまた来るだろうと言います。

慈善パーティで

ペナンスはルーシー、ハリエット、プリムローズ、マートルを連れてビドロー家を訪れ、タッチトの印として青いリボンをつけそれぞれの能力を披露しました。

そんなペナンスにオーギー(オーガスタスの愛称)が声をかけ、ふたりきりになれる部屋へと場所を移します。

オーギーは、意識が鳥のように空を飛べると言い、自身もタッチトであることを告白しました。

ペナンスのやさしさと明るさはオーギーの心を捉えふたりはいい雰囲気に。

しかし、オーギーがタッチトだろ知らない姉ラヴィニアは、ふたりの接近に怪訝な表情を見せました。

そして、ペナンスが部屋を出た後「この家にタッチトを迎えることはできない」と、オーギーに冷たく言い放ったのです。

そう姉に言われたオーギーは、ペナンスへの態度を一変させ態度を一変させ、ショックを受けたペナンスは車で屋敷を出て行ってしまいました。

その姿をオーギーは鳥となって追いますが、すぐにその意識は途切れてしまいました。

エリザベスは、ようやく救護院にたどり着いたものの、外で待ち伏せしていた気味の悪い仮面をつけた男たちに拉致されてしまいます。

気づくと拘束されており、ドクターヘイグ(デニス・オヘア)が器具をもって今まさに人体実験をしようとしていた最中でした。

しかしそこに、“ボス”が来たとの報せが入り……。

マンディ警部と協力することになったアマリアは、マラディは医師たちに虐待されていたのだろうと推測しました。

マラディは虐待の苦痛を和らげるためそれ・・を快楽と思い込んだのだと……。

そして、壁の地図に貼られた工場の写真を見たアマリアはマラディとの格闘を予知。

そっと写真を外してデジレに預け、「あとからマンディたちにくるよう伝えて」と頼むと、ひとり警察署を出て行きました。

以下、結末を知りたくない方はお気を付けください。

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【さらけ出された力】2話結末

ペナンスとの交際を禁じられたオーギーは、ヒューゴの店にやってきました。

ひどく酔ったオーギーは、ヒューゴがタッチトを雇い、それで金儲けをしようとしていることを知りその投資話に興味をもちます。

ヒューゴは、金は出さなくていいから名前を貸してほしいと言い、美女をふたりオーギーにあてがったのです。

どちらを選ぶ?

マラディの潜伏先へとやってきたアマリアは、導かれるようにマラディのもとに辿り着きました。

予知したとおりの殴り合いになり、アマリアはマラディを殴り倒しましたが、その直後マラディが立ち上がりアマリアを突き飛ばします。

次に、マラディが照明のスイッチを入れると、吹き抜けになった高い場所に、首にロープを結び付けられ、落とされそうな状態で立たされているメアリーを見つけました。

「“新しい親友”メアリーを助けたい?」と迫るマラディはアマリアを「モリー」と呼び、アマリアはハっとしたように「サラ」と答えます。

アマリアは、マラディとかつて親友だったことを思い出したのです。

マラディは「2年間泣き叫んでいる間、あなたは気にもしなかった」とアマリアを責め、アマリアは申し訳なさそうに「ごめん、仕方なかった」と涙をこぼして謝ります。

するとマラディは、「新しい親友を救いたかったらもう片方はあきらめて」と、今度はロープの反対側につながれたペナンスの姿を見せます。

ロープで結ばれたメアリーとペナンス。

マラディは、「どちらかを撃てば一方は助かる」とアマリアに拳銃を渡し楽しそうに笑います。

交互にふたりを見やったアマリアの結論は……自分の腹を撃つことでした。

死んだらいじめられなくなる!とかけ寄るマラディにアマリアは、メアリーとペナンス、ふたりには立派な使命があると言ってマラディに発砲します。

怒ったマラディは手に持っていたのこぎりを振り下ろそうとしますが、それをアニーが炎で阻止しました。

ちょうどそこにマンディら警察が突入しメアリーとペナンス、そしてアマリアは救助され、マラディたちは逃亡してしまいました。

ホレイショ医師の治癒の力でアマリアは一命を取りとめました。

アマリアは、ペナンスにマラディについて説明しようとしますが、今はただ生きていればいいと言い寄り添います。

同じく救護院のなかで、メアリーがマンディと話していました。

マンディは、「タッチトになったから去ったのか」と尋ねると、メアリーは「いまはひどく疲れている」とだけ答えます。

マンディは、君さえよければまたくると言ってマンディは帰っていきます。

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意外な黒幕

ドクターヘイグのもとにはボスがやってきました。

そのボスとはなんと、ラヴィニア・ビドローだったのです。

地下の坑道のような空間に青白い光を放つ球体が埋もれており、発見したときより輝きが増したとヘイグは喜んでいましたが、ラヴィニアはそれを“戦争”と呼ぶのでした。

そして2人は、頭に人体実験を行われたとみられる縫い目があり、坑夫のように働くエリザベス・・・・・たちの姿を見降ろしていました。

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【ザ・ネバーズ】2話感想

今回一番驚いたのはラヴィニア・ビドローが黒幕だったことです。

彼女の狙いは一体なんなのか?表向きはタッチトを支援する救護院にお金を出しつつ、裏では人体実験をおこなうマッドサイエンティストと手を組んでいる。

彼女は弟がタッチトだと知っているのか?

もし知らなかったとしたら知ったときどうするか等々、ラヴィニアについての疑問はつきません。

そして、アマリアとマラディが友だち、しかもかなり親しい間柄だったことにも驚かされました。

ふたりの過去のいきさつや、アマリア自身の亡き夫との関係なども今後の展開が楽しみです。

ここまでで気になったのは、この時代の上流階級の人々の特権意識です。

身分の違いがすべて、のこの時代。

特に女性の地位は低く、本編の中でも「女は……」といった発言が多くでてきます。

タッチトに女性が多いのも、その方が描きやすいからなのかもしれません。

女性や移民、虐げられる者に与えられた力とそれをおさえつけようとする力。

その対立の構図が物語をより重厚にしているようです。

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