【秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~】5話と6話のネタバレ感想。劉縯は民を困窮から救うために決起するべく兵を集めていました。李家が仲間に加わり、さらに男装した麗華も仲間入りをするのです。この記事では、ストーリーの詳細と感想をお届けします。
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【秀麗伝】5話のネタバレ
麗華への不満
幼き日の麗華は「劉秀が天子になれば自分は皇后になる」と誓いました。
しかし現在、劉秀は陰識との約束を守り、麗華に会いに行くことすらできずにいます。
そんな中、劉秀の妹である伯姫は、賊から救った礼を言いにこない麗華への不満を劉秀にぶつけました。
彼女が不満を募らせている背景には、他の理由もあります。
思い人の鄧禹が麗華を愛していることも相まって、麗華を毛嫌いしているのです。
「お前には麗華とは違ったよさがある」と劉秀が慰めているところへ、配下からの知らせが飛び込んできます。
“劉縯の配下が法を犯した”
これにより劉家の者が連座で訴えられてしまうと危惧した劉秀たちは、手を打つことにしました。
鄧嬋との再会
一方で劉家のピンチを知った麗華は、居ても立っても居られず、屋敷を抜け出して劉秀に会いに行きますが彼はいませんでした。
しかし、別の収穫がありました。
彼の母親に“鄧嬋からの手紙“を渡されたのです。
それを読んだ麗華が鄧嬋に会いに行くと、彼女は妾にいじめられていました。
見かねた麗華は妾にお灸をすえてやりますが、肝心の鄧嬋はあまり気にしていない様子です。
李家からの誘い
町を歩いていた劉秀は、李軼という男に声をかけられます。
「もしもあなたがた兄弟が漢の復興を目指しているならば、ぜひ力になりたい」
劉秀は自分は一介の農民だからと断りますが、李軼の強い押しに負けて屋敷に赴くことにしました。
そのことを人伝いに聞いた麗華は、劉秀が心配になり李家に侵入します。
5話の感想
会えそうで会えない劉秀と麗華の2人の関係性がもどかしい限りです。
次の6話で会えそうではありますが、麗華は男装しているため正体に気づかれないパターンかもしれません。
これまでは、特別な魅力が描かれてこなかった麗華ですが、今回“妾に啖呵を切る”シーンは男前でした。
ほかにも、劉秀を心配して屋敷を抜け出したり、李家に侵入したりと、彼女の男勝りな性格がようやくドラマで活きてきました。
そんななか、不安材料なのは劉秀の妹である伯姫です。
彼女は麗華を毛嫌いしているため、いつかトラブルメーカーになる予感がします。
【秀麗伝】6話のネタバレ
情熱派と慎重派
李通と李軼に決起を迫られた劉秀が困っているところに、麗華が現れ助けてくれました。
この一件を知った劉縯は、李家との連盟はまたとないチャンスだと食いつき、すぐに承諾の返事をしたいと言います。
そんなふうに決起への熱意をみなぎらせる劉縯とは対照的に、先を見据えて冷静沈着なのが劉秀です。
「力もないのに決起すれば無辜の者たちが犠牲になってしまうし、一族全員の命も守り切らねばならない」
劉秀は、決起するにしても慎重にことを運ぶべきだと劉縯を説得しました。
決起に向けて
李家と手を組むことにした劉縯、劉秀、鄧晨らは李宅に集いました。
その席には、仲間に志願した麗華も男装姿で同席しています。
劉家との繋がりを深いものにしたい李通は、挨拶もそこそこに「妹の李珺を劉秀に嫁がせたい」と話を切り出しました。
しかし劉秀は、時期尚早だとして丁重に断ります。
その後、一同は決起についての作戦を立て、決行はいつにするべきかを話し合いました。
すぐに決起するべきだと主張する李軼に対し、劉秀は「成功させるためにはしっかりとした下準備が必要だ」と説得。
その意見に李軼以外の全員が賛成し、秋に決起することが決まりました。
その後は、劉縯の拠点地へ。
麗華はここで暮らす間は男たちと雑魚寝することになるだろうと覚悟していましたが、劉秀の気遣いで書房を使わせてもらえることになりました。
6話の感想
ようやく麗華と劉秀が再会できました。
まだ愛を睦み合うまではいっていないものの、2人のシーンは穏やかで柔らかな空気に包まれています。
劉秀役のユアン・ホンは、【宮廷女官 若曦】(2011)の13皇子役で一躍有名になった俳優ですが、彼はやはりこういった穏やかなキャラクターがとても似合います。
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決起に向けて、着々と仲間が増えています。
ただその中には、あまり深く考えずに熱意だけで決起しようとする者もいるため、慎重派の劉秀といつか衝突してしまいそう。
その筆頭なのが李軼です。
彼は作戦会議の際にも「すぐに決起したい」という自分の意見が通らず不満そうでした。
さらに、劉秀の妹に一目惚れしたようなので、これから色々と厄介なことが起こりそうです。
*次回7話と8話のネタバレ感想はこちらから。