【秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~】25話と26話のネタバレ。劉秀たちは何とか官兵から逃げきれたものの、深手の傷を負った劉秀が瀕死になってしまいます。そんな中、彼らの前に鄧禹が現れ……!? この記事では、ストーリーの詳細と感想をお届けします。
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【秀麗伝】25話のネタバレ
鄧禹の決意
呉漢たちが去ったことで、劉秀一行は馬だけでなく貴重な兵も失ってしまいます。
決起した当初は民も打倒“新”を切望していたため兵が集まりましたが、今は民の心が劉玄から離れているため兵が集りません。
劉秀は、まずは民の信頼を取り戻すことから始めようと言いますが、その悠長さに麗華は不機嫌になってしまいます。
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旅から戻ってきて以降の鄧禹は、劉玄との関わりを避けるために隠居していました。
しかし、苦難の道を歩んでいる劉秀と麗華を助けたいという思いから、自身も河北行きを決意します。
馮異の葛藤
民の救済に尽力する劉秀一行は、次第に民心を得つつありました。
それを知った劉玄は少し焦りながらも、真に従う者はわずかなはずだとタカをくくっていました。
しかし朱鮪は、もしも劉秀が赤眉軍と結託すれば、この洛陽は挟み撃ちにされて帝位が危うくなると進言。
劉玄は万一に備えて、馮異を利用することにします。
*
馮異は、劉玄の使いから“あるもの”を見せられます。
それは、人質にとられている父親の髪の毛と、丁柔の指でした。
暗に2人の命を脅かされた馮異は、劉秀を裏切りたくなくても劉玄の指示に従うしかありませんでした。
劉林という男
ある時、漢の血筋だという劉林が劉秀に会いにきました。
しかし劉秀は、民の犠牲をまったく顧みない劉林の献策に激怒し 追い返します。
これにより劉秀を恨んだ劉林は、王朗と手を組んで復讐を画策。
まずは、劉秀の首に報奨金をかけた“お触れ”を各地に飛ばし、劉秀たちを窮地へと追いやりました。
【秀麗伝】25話の感想
河北では苦難続きではあるものの、麗華と劉秀のほっこりシーンも多いのでシリアスさはあまり感じられません。
ただ今回のキスシーンの長さには、少しドギマギしてしまいました。
一方で、馮異がどんどん不憫に……。
彼は劉秀を裏切りたくはなくても、家族の命を脅かされてしまってはどうする事もできません。
いっそのこと丁柔や父親が同行していれば、人質になることもなく、ある意味では安全だったのかも……。
そう考えると、宮中にとどまらずに同行した麗華は大正解だったと言えます。
【秀麗伝】26話のネタバレ
劉秀の首を狙う男たちが、宿に乗り込んできました。
劉秀たちは応戦をするも、兵が数十人しかいないため苦戦を強いられます。
そんな中、馮異をかばった劉秀は負傷しました。
そのまま追われる身となった劉秀一行は、大雪の中を逃走し、その道中で劉秀が瀕死になってしまいます。
劉秀は意識が薄れゆく中、馮異に「もしこのまま自分が死んだら、自分の首を持って丁柔を取り戻せ」と伝えました。
劉秀は、馮異が密偵だったことに気づいていたのです。
その後、何とか一命をとりとめたものの、近くには休む場所も食糧もなくなかなか回復しませんでした。
そこで馮異は、地面を掘って見つけた豆で粥を作り劉秀に与えます。
その甲斐あって劉秀は動けるまでになりましたが、依然として雪は降り続いており食糧も足りません。
そんな中、一同が野宿をしていると、「麗華」と呼ぶ男の声が聞こえてきました。
その人物は、麗華を助けるために河北まで歩いてきた鄧禹でした。
衰弱していたらしい彼は、麗華を見つけるなり倒れてしまいます。
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河北の令嬢である過珊彤は、1話で劉秀に助けられて以来ずっと彼を思い続けていました。
このたび、劉秀が河北を平定しにきたと知った彼女は、何とかして劉秀に会えないかと母親に相談します。
【秀麗伝】26話の感想
本作は、“女性主役のドラマ”にしては戦闘シーンが多い印象です。
通常、顔が映らない場面ではスタントマンを使っているものですが、馮異と王霸のアクションは良質なので本人がそのまま演じているシーンも多いかもしれません。
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メインキャストでありながら全く出てこなかった鄧禹が、ここに来てようやく出番が増えてきました。
しかし、20話でやっと登場したかと思えば麗華の結婚を目の当たりにしたり、今回も死にかけていたりと不憫オーラが漂っています。
不憫といえば、伯姫を娶ったものの心を開いてもらえない李通もなかなかに不憫。
ただ彼は、善良で優しい男性なので、伯姫が心を許しさえすれば良い夫婦になれそうな気がします。
*次回27話と28話のネタバレ感想は(こちら)から。