『なつぞら』14話あらすじと視聴率。
『なつぞら』14話。
年頃になったなつと天陽が、お互いをスケッチする姿が話題となりました。
さらには天陽の家で飼うことになった農協から借りてきた牛を巡り泰樹の態度が一変。
農協と泰樹の間に何があったのか、柴田家の対立になつは……?
ドラマ『なつぞら』
14話あらすじ
なつは、牛の出産での出来事を天陽に話しました。
「なっちゃんはすごいなぁ」という天陽になつは、学校をで習ったことをやったまでで、高校まで行かせてもらっているんだから当たり前のことだと言います。
そのご褒美に、今日の夕方の乳絞りはしなくていいと泰樹から言われたというなつに天陽は、
「そっか、じゃあやっていくかい?」
「うん、やろう!」
出典:NHK連続テレビ小説『なつぞら』14話から引用
そう言うとなつと天陽は、お互いをスケッチし始めたのです。
なつは天陽の絵は、うまいのではなく凄いといい、天陽はなつの絵には躍動感があるといいます。
天陽の母は、2人とも絵が習いたいの?と聞くとなつは、十勝で働いているから絵を描くのが好きなんだと言うのです。
「絵を描くのが楽しいと、働くのも楽しくなるんです。牛を見ても空の雲を見ても、雪が大地に降り積もっても”ああ、いいな”って感じられるじゃないですか。自然が厳しくて辛いことがあっても生きていることに向き合えるんです。」
出典:NHK連続テレビ小説『なつぞら』14話から引用
なつは、ずっとこのままここ(十勝)に居てもいいのかと悩んでいたようです。
柴田家の人たちが兄・咲太郎の行方を探してくれましたが、行方は分からないまま。
自分は兄に捨てられたのかもしれないと思うようになっていたようでした。
天陽は、兄・陽平は十勝を出て東京の芸術大学に行ったけど、家族を忘れたわけじゃない。だから、なつの兄もきっと違うと否定します。
牛の手伝いをするからそろそろ帰るというなつはに天陽は、「実はうちにも牛がいる」と言いました。
天陽の家にいた牛は、農家救済のために農協が貸し出しているという牝牛。黒白でいい牛だとなつは言います。
柴田家に戻ったなつは、泰樹に天陽の家に貸し出された牛の話しをしました。
すると泰樹の態度が一変し、天陽の家の牛の面倒を見ることは許さんとその場を去ってしまったのです。
『なつぞら』14話の見どころ
なつの”躍動感”がある絵は、今後アニメーションに関わっていくということの伏線のような感じでした。
”ここにいるから絵を描きたくなる”という表現からは、十勝の大地の美しさや空の広さ、緑の鮮やかさがひしひしと伝わってきました。
今回は、なつの笑顔とは別のところで農協と泰樹の対立が起こっていました。
農協は何をしようとしているのか、泰樹はなぜ農協と対立することになったのかは近々明かされると思いますが、泰樹が怒るのはよほどのことなのかもしれませんね。
何もない土地を、必死の思いで開拓しここまでにしてきた。
この時代の人なら、余計に強く思ってのことなのか、命あるものを貸し出すのが許せないとか、牛と人との絆とか……。
その理由にも注目です。
『なつぞら』14話の感想
なつ役演じる広瀬すずの笑顔が、十勝の風景をより一層引き立てていると感じました。
なつ自身、このまま柴田家に世話になっててもいいのだろうかと、成長したからこその悩みを抱えているようですね。
柴田家の本当の娘のように育ってきたとはいえ、苗字を変えていないのは、そういった想いもあるとは思います。
何より東京にいる家族との繋がりを絶ちたくないという想いが強いような気がします。
なつは天陽に好意を抱いているような気がしましたが、好意というより憧れ、尊敬の想いの方が多いような感じですね。
いまの2人の関係が一番自然で、身近ではないかと思います。