ドラマ『あなたの番です』2話では、新たな殺人事件が発生。
しかも今回も、”交換殺人ゲーム”で名前が書かれた人物が死亡してしまいました。
誰が誰の名前を書き、誰の紙を受け取ったのか。
疑心暗鬼に陥る住民たちは、負の連鎖を止めることができるのか。
それとも交換殺人はこのまま続いていくのか。2話もハラハラ感が満載です!
『あなたの番です』2話のあらすじ
マンション“キウンクエ蔵前”に引っ越してきた、新婚カップルの翔太と奈菜。引越して早々、管理人が死亡してしまい、二人は気持ちが沈みます。
管理人が死亡したことで、緊急で開かれることとなった”住民会”。今回の議題は、管理人の葬儀に花や高典を出すかどうかという内容でした。
議題を話し終わると、住民のひとりが “管理人さん” と書かれた紙を取り出し「この紙が掲示板に貼ってあった」と言います。その紙は、前回の住民会でおこなった“交換殺人ゲーム”のものだと思われました。
疑心暗鬼に陥る住民たち
“管理人さん”と書かれた紙は、誰が書き、誰が引いたのか。住民たちは、「本当に交換殺人が行われたのではないか……?」という恐怖を感じ始めます。
そんな中、住民のひとりである藤井は、奈菜に向かって「あなたのせいですよ」と言い放ちました。続けて「交換殺人なら捕まらない、なんて言うから誰かが本当にやっちゃったんだ」と、奈菜に責任を押し付けようとするのでした。
さらに藤井は住民たちを煽ります。
「仮にこの中に”管理人さん”と書いた人がいたとしてですよ。
死んで欲しいと思っている人を殺してもらったんだから、
その人も自分が引いた紙に書いてある人物を殺さなきゃルール違反になりますよ」
記事内のセリフ出典:ドラマ『あなたの番です』2話から引用
住民たちを煽った藤井は、その後、自分が紙に書いた名前は“山際祐太郎”だと宣言しました。山際はマンションの住民ではなく、藤井と同級生の医師。
山際は、医者でありながらタレント業にも精を出しているため、テレビで見ない日はありません。
そしてある日、山際が死亡したというニュースがテレビで流れました。またも、交換殺人が行われたのか。真相はいかに!?
『あなたの番です』2話のネタバレ解説
1人目の犠牲者/管理人さん
前回の1話で死亡したのは、マンションの管理人。
警察によると、争った形跡がないため自殺の線が強いとのこと。さらに自宅で診断書が見つかり、脳腫瘍を患っていたことが判明したため、ますます自殺の線が濃くなりました。
あくまでも自殺が”濃厚”だというだけで、まだ他殺の可能性はありそうです。
伏線らしきものは1話からたくさん出てきていますが、今のところ、伏線がどう繋がるのか全く分かりません。
2人目の犠牲者/山際ドクター
https://www.dramasnote.com/anaban-ep1/”
緊急で開かれた住民会。住民たちは、”紙に管理人と書いたのは誰か”と疑心を抱いており、その疑いは藤井(片桐仁)にも向けられます。
そこで藤井は、自分が紙に書いた名前は“山際祐太郎”だと宣言しました。”管理人”と書いたのは自分ではないことを示すために、”山際”と書いたことを宣言したのでしょう。
そして藤井は、「紙に書いた人を殺してもらったなら、自分も殺すのがルール」だと住民たちを煽ります。
数日後。翔太と奈菜の夫婦は、近所のブータン料理店で藤井と鉢合わせました。
藤井の話によると、”山際”は医者でありながらタレント業を優先しており、藤井はそれが気に入らないと言います。何より、藤井が好きだった女性を奪って捨てたことが許せない様子でした。
そんな話をしている時、テレビで緊急ニュースが流れました。
“山際ドクターの遺体発見”。山奥で山際の遺体が見つかるも、首から上は見つかっていないとのこと。
山際が死亡したと知り、動転する藤井。自分が受け取った交換殺人ゲームの紙を確認すると、”タナカマサオ”と書かれていました。
それからというもの、藤井のもとに”あなたの番です”と書かれた紙が連日届くようになります。そんなある日、藤井は、自宅の洗濯機が勝手に動いていることに気づきました。
洗濯機を止めて中を見てみると、そこには、タオルにくるまれた“山際”の生首があったのでした。
『あなたの番です』2話のネタバレ考察と感想
管理人の死はいまだに謎です。
しかし、今回の山際ドクターの死は、明らかにマンションの住人が関わっています。
・山際が死亡する
・その後、藤井のもとに連日”あなたの番”ですという脅迫文が届いている
・ということは、犯人は、藤井が交換殺人の紙に”山際”と書いたことを知っている人物
・藤井は、緊急で開かれた住民会で、”山際”と書いたことを宣言している
以上のことから、山際を殺害した犯人は、緊急で開かれた住民会に参加していた人物だと推測します。
怪しい人々
前回に引き続き、”キウンクエ蔵前”の住民は全員が怪しいです!(笑)
田宮淳一郎:交換殺人の紙を三角折にしていた人物。奈菜が受け取った紙は三角折だったことから、田宮が紙に書いた名前は”こうのたかふみ”だと思われる。
榎本早苗:住民会の会長。管理人が死亡した時刻にはアリバイがある。
赤家美里:義母に憎しみを抱いている模様。
山際ドクターを殺害した犯人は、執拗に”あなたの番です”と次の交換殺人を促しています。ということは、犯人は、自分のターゲットも殺して欲しいと強く思っている人物ではないでしょうか。
その観点からすると、義母に憎しみを抱いている赤家美里が、現状では怪しく見えます。
今回、奈菜のことも気になり始めました。奈菜は、住民会で交換殺人ゲームが行われたことを、かたくなに翔太に隠しています。
翔太に無駄な心配をかけたくないというのも分かりますが、理由はそれだけではないように見えました。
そして、奈菜がバツイチであることや、奈菜と翔太には収入の差があることが判明。やはり、二人はただの癒しカップルというだけではなさそうです。
犯人はスペアキーを作ることができる人物?
「紙に書いた人を殺してもらったなら、自分も殺すのがルール」と住民たちを煽っていた藤井。しかしいざ山際が殺害されると、かなり気を動転させていました。
連日届く”あなたの番です”の脅迫文。あなたが殺される番という意味ではなく、あなたが殺す番ですよ、という意味なのでしょう。これは藤井でなくとも気がめいってしまいそうです。
しかも極めつけに、山際の生首を洗濯機に入れるなんて、犯人はとても正気とは思えません。そんな犯人がマンション内にいるかと思うと恐ろしいですね。
生首の件から、犯人は藤井の部屋に入ったことになりますが、どうやって侵入したのでしょうか。犯人はスペアキーを作ることができた人物ということになりそうですが、現段階ではまだ特定できませんね。
2話の視聴率は6.5%でした(ビデオリサーチ調べ、関東地区)