【慶余年】11話と12話のあらすじ・ネタバレ感想・考察

歴史 / 時代劇
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【慶余年~麒麟児、現る~】11話と12話。范閑は縁談を破談にさせるべく、名医のふりをして林婉児の屋敷を訪れました。すると、驚くべきことに林婉児こそが「鶏肉の君」だったのです。この記事では、ネタバレ・感想・考察をお届けします。

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【慶余年】11話のネタバレ

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*一部 シーンが前後している部分があります。

靖王世子の屋敷で“鶏肉の君”を見つけられなかった范閑は、こうなったら林婉児に直接会いに行って結婚を破談にしようと考え、名医のふりをして屋敷を訪れます。

すると、林婉児こそが鶏肉の君でした。

范閑は再会に顔をほころばせますが、林婉児のほうは彼が“范閑”だとはまだ知りません。

范閑は病気の林婉児が肉を禁じられていると知ると、「滋養をつけるべきだ」と言って 彼女が好物の鶏肉を食べられるように計らいます。

そして、換気のために窓を開けておくようにも言いつけますが、これは自分が窓から侵入して会いにくるためでもありました。

その晩。

范閑が鶏肉片手に林婉児に会いに行くと、部屋にいたのは彼女の親友の葉霊児イエ・リンアルでした。

范閑を変態不審者だと勘違いした葉霊児は襲いかかり戦闘になりますが、林婉児が部屋に戻ってきたため誤解がとけます。

葉霊児は2人が知り合いだと知ると、范閑の武術の腕に感心し「さっきのあの技はなんていうの」と質問攻めに。

葉霊児が去り、2人きりになった范閑は「会いたかった」と思いを伝えます。

しかし、書生だと嘘をつかれていた林婉児は彼のことを信じられず、短剣をつきつけて追い返そうとしました。

范閑は部屋を出る前に名前を聞かれ「范閑」だと答えるも、なかなか信じてもらえません。

「本当に范閑なんだ」

「なら……」

林婉児はそう言うと、以前に范閑が詩会で披露したという「登高」を書かせ、その筆跡で范閑本人であることをようやく信じました。

街では、鎖でぐるぐる巻きにされた大きな「箱」が運ばれていました。

それを見た滕梓荊トン・ズージンの息子が気になって届け先までこっそりついていくと、箱の中には人が閉じ込められているようでした。

一方で、その箱を運んできた男が届け先の人間に殺されます。

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【慶余年】11話の感想

主役カップルの2人はようやくお互いの正体を知りました!

范閑は声だけで“鶏肉の君”だと気づくなんて、本当に思い焦がれていたのでしょうね。

普段は周到に策を用意していたりする范閑ですが、恋愛においては無策なのが好印象。

純粋かつストレートに思いを伝える積極的なアプローチが微笑ましいです。

婚約者こそが自分の好きな人だと分かったことですし、これから2人の結婚話はスムーズに進むといいのですが……。

それにしても、范閑の字の汚さまでストーリーに有効活用してくるなんて、このドラマは本当に綿密です。

気がかりなのは林婉児の肺病ですが、現代の知識でどうにか治せるのでは?と期待。

一方、葉霊児もいいキャラをしています。

武術オタクかというぐらい武術に熱心なのが可笑しかったですし、范閑との戦闘もオチがあって笑えました。

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【慶余年】12話のネタバレ

別の世界から来た

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侍女が物音を聞きつけて部屋に入ってきたため、范閑は林婉児の布団に隠れてやり過ごしました。

侍女がいなくなると、范閑は「好きな子が婚約者だったなんて」と改めて喜びを嚙みしめます。

林婉児は肺病を患っていることを気にしているようでしたが、范閑には治す自信がありました。

范閑がいろいろな物語を聞かせると、林婉児はそれよりも「紅楼」が気になっているようでした。

「紅楼の続きをじっくり聞かせて」

「それって、毎日来いってこと?」

と喜びを隠せない范閑は「縁談の相手が君で良かった」と伝えた後、林婉児を寝かせて部屋を出ました。

翌日の夜。

范閑は、調合した肺病の薬をもって林婉児に会いにいきました。

すると、林婉児は「あなたが范閑だと知り嬉しかった」と伝えた上で、夜更けに侵入したことを咎めます。

范閑はわざわざ夜に来たのは薬を届けるためだと言って、その薬を彼女に飲ませました。

ところが、林婉児の体に合わない薬剤が含まれていたらしく、酒に酔ったような症状が現れてしまい林婉児は部屋中を動き回ります。

范閑は林婉児を落ち着かせて寝台に寝かせると、眠りかけている彼女に「俺は別の世界から来たんだ」と打ち明けました。

箱の中大男

いまや世間では、范閑と司理理は怪しい仲だといわれています。

その噂が気にかかる葉霊児は、2人の関係を司理理に直接問い詰めるため彼女のいる妓楼船へ。

すると、入口には死体が転がっていました。

中に入ると司理理が手下たちに何かを命じており、そこには“あの人”の姿もありました。

(あの人が誰かは分かりません)

くしゃみをした葉霊児は盗み聞きをしていることがバレてしまい川に飛び込んで逃げます。

一方で滕梓荊の息子は、あれから頻繫に“箱の中の友人”に会いに行っており、それを両親にも話しました。

しかし実は、箱の中に入っているのは北斎の猛者である程巨樹チョン・ジューシューでした。

范閑は、二皇子に誘われ司理理のいる酔仙居に向かいます。

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【慶余年】12話の感想と考察

https://twitter.com/tuki527/status/1480156674900267011

主役カップルの2人が可愛かったです。。

それぞれが1人でいる時には「かわいい!」というわけでもないのに、2人が揃うとかわいく感じるのはなぜなのか。

范閑は林婉児の前ではいつもより表情も声も柔らかくなるので、そのギャップで可愛く見えるのもあるかもしれません。

それに、ごく自然に手を繋いじゃうところ(8話)とか、グイグイいきならがも彼女が嫌がる事はしない絶妙なラインで接しつつ、ちょいちょい甘えを挟んでくるといった手練れ感がありながらも、あくまで純粋に一途に林婉児を想っているところが萌えポイント。

林婉児の反応もピュアでかわいらしく、2人のまとう空気感がとにかく可愛いのでずっと見ていられます。

一方で、滕梓荊の幼い息子が危ないことに巻き込まれそうな予感……。

滕梓荊の家族には幸せでいてほしいのに、この展開は不穏でしかありません。

そして気になるのが“この世界”のこと。

今回はっきりと范閑の口から「俺は別の世界から来た」という言葉が出てきました。

確かこの世界は大学生の張慶が書いた小説の世界のはずですが、もしかするとそれにプラスして他の真実も用意されているのか……!?

・「俺の記憶する言葉が、この世界にも存在する」

・「この世界は偽りなのか」

・「この世界は、もとの世界と関連している部分も多い」

これらの台詞をわざわざ主人公に言わせているということは、たぶん何らかの伏線だと思われます。

「慶余年~麒麟児、現る~」©Tencent Pictures Culture Media Company Limited/©New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.