【成化十四年】17話・18話・19話・20話のネタバレ感想

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【成化十四年~都に咲く秘密~】17話・18話・19話・20話のあらすじ。余家の一家殺人事件が解決し、唐癒の息子の親権も取り戻すことができました。そんな中、唐泛は鉛入りの銀を調査するために雲和行きを命じられます。この記事ではネタバレ感想をお届けします。

Writer:kino

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【成化十四年】17話のネタバレあらすじ

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検視官に余家一族の遺体の傷を見てもらうと、料理番の張の傷だけが他と違っていました。

一方、汪植を犯人だと思いこむ余家の生き残りの次男は、懸賞金を出して汪植が犯人である証拠を集めます。

そのせいで、錦衣衛の隋州のところには、懸賞金を目当てに「汪植が犯人」だと嘘の証言をしにくる者が後を絶たず捜査が進みませんでした。

王宮では、汪植を排除したい大臣たちが一斉に汪植を糾弾します。

その内容は、汪植が賄賂を受け取ったというものと、汪植が余一族を殺害したというものでした。

どちらも証拠などありませんが、 皇帝は大臣を納得させるために汪植に都から出ることを禁じます。

そんな中、汪植がひそかに銀庫の役人に官銀を調べさせたところ、その銀が雲和うんわ(地名)のものであることと、銀に鉛が混ざっていることが判明。

その帰り道、汪植は刺客に襲われたものの賈逵のおかげで難を逃れます。

王宮では相変わらず大臣たちが汪植を糾弾し続けていたので、皇帝は大臣をなだめるために汪植を投獄しました。

一方で賀珙は、財産を放棄して離縁状にサインをすれば子供を返すと約束するも、唐癒がサインをするとその約束をなかったことにします。

感想

余家の夫人や長男には抵抗の痕跡がなかったことから、おそらくは顔見知りの犯行でしょう。

シンプルに推測をすると、料理番の張がカッとなってお嬢様を殺したパターンではないかと。

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18話のネタバレ感想

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賀珙のやりかたに腹を立てた唐泛は、唐癒に内緒で賀珙をこらしめる作戦を決行します。

その作戦とは、賀珙と面識のないドュルラたちが、賀珙に大きな商談話を持ちかけるというものでした。

まんまと騙された賀珙は、商談に必要な大金を用意するために家財を売り払います。

のちに唐泛の罠だと気づくと、唐泛に金を返してくれと泣きつきました。

唐泛は金を返すかわりに、子供の親権を唐癒に渡すよう賀珙に約束させました。

一方、投獄された汪植のもとに、万通と東廠の尚明がそれぞれ様子を探りにきました。

汪植はまともに取り合わず、2人を適当に追い払います。

その後、唐泛が余家殺人事件の真相を突き止めたことにより、汪植の疑いは晴れ釈放されました。

余家殺人事件の犯人は料理番の張でした。

余家の娘と無理やり駆け落ちしようとするも拒まれたため、突発的に犯行に及んだのです。

皇帝から雲和で官銀の調査をするように命じられた汪植は、自分の代わりに唐泛を推薦します。

一方で、隋州は禁書を所持していた疑いで不当に罷免されてしまいました。

感想

一見すると、万通と尚明は手を組んでいるように見えますが、それぞれが汪植から弱みを聞き出そうとしていたことから、本当は敵対しているのかもしれません。

汪植は何かと他の大臣から目の敵にされていますが、なんだかんだ、いつも皇帝が守ってくれている気がします。

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19話のネタバレ感想

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汪植の推薦のおかげで都に戻ってきた唐泛は、隋州が罷免されたことを知り「二人で料理店をやろう」と誘います。

そこに汪植がやってきて、唐泛を皇帝のもとへ連れていきました。

皇帝からは、雲和へ行って“鉛入りの銀の調査”をするよう依頼されましたが、唐泛は引き受けませんでした。

その日以来、唐泛はこの件から逃げるために仮病を装ったりしたものの、結局は雲和行きを決めます。

その代わりに、自分のやりかたで調査させてほしいと皇帝に頼みました。

唐泛は、どうせ罷免されて暇だろうからと隋州も雲和行きに同伴させます。

冬児も同行し、ドュルラとウユンも追ってきました。

一同が野宿をしていると、盗賊と間違われて捕らわれてしまいます。

連れて行かれたのは洞窟で、もともと雲和の民だった者たちが自給自足の生活をしていました。

その後、一同は雲和に到着します。

感想

「隋州と一緒に料理の店をやりたい」と語る唐泛はとても生き生きとしていたので、ただの思いつきではなく本当にそんな願望があるのかも。

個人的には、ぎっちぎちに事件を追うよりも、今回のように緩やかな日常が挟まれているほうが気軽に視聴できます。

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20話のネタバレ感想

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鉛入りの銀を調査するために雲和に到着した唐泛一行は、銀鉱主の馬林から手厚いもてなしを受けました。

その一方で、町では銀を発掘する労働者たちが、賃金が十分ではないとしてたびたび暴動を起こしていたのです。

その中には馬林の息子(元聡)もいて、労働者の主張が本当であることを訴えました。

馬林は唐泛に弁明するかのように、自分の手元に残る儲けはわずかであることや、鉱夫らの強欲さを話します。

ある日、元聡が何者かに拉致され、犯人から大金を要求されました。

馬林の話では、脅迫状の筆跡は元聡のもので間違いないとのことでした。

一方で、老臣の万安を訪ねた汪植は、雲和の官史3人が死亡した件について尋ねます。

何の手がかりも得られませんでしたが、その後に部下に調べさせたところ、3人の死は不審な点ばかりでした。

陳鉞将軍から軍資金が支給されずに困っていると聞いた汪植は、兵部に手を回して2万両を捻出させます。

ところが、これを軍部と官部は、汪植が横領したと訴えようとしていたのです。

それを教えてくれた老臣の万安は、「軍資金が足りない」という陳鉞将軍の話自体に問題があると汪植に教えました。

感想

馬林は銀鉱主なだけあって、かなり羽振りが良いです。

本人はまったく儲かっていないと言っていましたが、どこまでが本当なのか。

一方、陳鉞将軍には軍資金を横領した疑いがかけられていますが、彼は不正を働くタイプではないように思えます。

*次回21話~23話のネタバレ感想はこちら