【成化十四年】34話・35話・36話のネタバレ感想

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【成化十四年~都に咲く秘密~】34話・35話・36話のあらすじ。宦官の丁満こそがアラスだと気づいた唐泛は、すぐにドュルラのもとへ駆けつけます。唐泛の予想は的中し、ドュルラはアラスを助けていました。この記事ではネタバレ感想をお届けします。

Writer:kino

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【成化十四年】34話のネタバレあらすじ

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*重大なネタバレがあります。

丁満(=アラス)を尾行した隋州は、彼が宮中の宦官であると知りました。

汪植と唐泛も、それぞれの調査結果から、宦官の丁満が拉致事件の犯人だという結論に行きつきます。

3人は丁満を捕らえるために、あえて警備の隙を作ってそこを通るように仕向けました。

その結果、拉致された王憲は奪還できたものの、丁満を逃がしてしまいます。

隋州はすぐに丁満を追いかけましたが、外套を投げつけられて見失いました。

その外套は、唐泛がよく知っているものでした。

ドュルラと繰り返し会うことになった理由がこの外套であり、彼女から何度も「大切な人(アラス)のものだから返せ」と言われた外套なのです。

なぜドュルラは突然アラスを探すのをやめたのか。

ほかの最近の出来事とも照らし合わせた結果、唐泛はようやくドュルラの探していたアラスこそが丁満であると気づいたのです。

唐泛の推測は的中し、丁満を助けたのはドュルラでした。

丁満(アラス)はドュルラに「3年間ずっと君を想っていた」と告げたあと、宮中に潜入したのも今回の拉致事件も、すべてはオイラトのためにやったことだと説明します。

アラスはドュルラと一緒に草原に戻ることを望みましたが、彼女は同意しませんでした。

するとアラスは、ひとまず鉄の箱(爆弾が入っている)を返すように言います。

2人が鉄の箱を取りに鉄市へ戻ると、唐泛が現れました。

アラスは城門を出るまでの人質として唐泛を捕らえ、馬車にドュルラと唐泛を乗せます。

城門を出たら唐泛を解放するつもりでしたが、その前に完全に包囲されてしまったアラスは、爆弾をチラつかせながらドュルラだけを逃がそうとします。

馬車の外では汪植が、唐泛が人質にとられているのも構わずに馬車を攻撃しようとし、それに猛反対する隋州が体を張って阻止しようとしていました。

そんな中、銃の衝撃によりアラスたちの馬車が走りだし爆弾が起動してしまいます。

ドュルラは唐泛だけを馬車の外に放り出すと、自身はアラスと一緒にそのまま馬車に残りました。

そして、そのまま走り続けた馬車は爆発します。

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【成化十四年】34話の感想

今回はとても悲しい話でした。

今思えば、かつて アラスが解毒剤を1つだけ手に入れたのは、ドュルラを救うためだったのでしょうね。

一方のドュルラも、登場した初期のころから「アラスの外套を返して」と唐泛に喰ってかかっていたことから、ずっとアラスを想っていたのでしょう。

一時期は、唐泛とドュルラが恋愛関係に発展するのかと思ったこともありましたが、恋愛感情を持っていたのは唐泛だけだったのかもしれません。

もちろんドュルラも唐泛を大切に思っているのは間違いないはずですが、それは友人としてだったのかも。

もう1点考えさせられたのは、明に対するアラスとドュルラの考え方の違いでした。

確かにドュルラの言うように、唐泛や隋州はいい人です。

でもそれは1つの側面であり、明国人の中にはオイラトを撲滅するために兵器を作ろうとしている人間がいるのも事実。

そういう人間がいる限り、完全な平和は訪れないというアラスの主張も一理あります。

ともあれ、大爆発という結末はとても悲しいものでした。

ドュルラが爆発する前に馬車から逃げていることを祈ります。

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【成化十四年】35話のネタバレあらすじ

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三年前。

唐泛は科挙の最終試験で優秀な成績を残したものの、皇帝の臣下の反対により首席には選ばれませんでした。

同じ頃、辺境での任務を終えた隋州は錦衣衛に入隊します。

当時の万通は、隋州の家柄を警戒して謙虚に接しており 彼に簡単な仕事を与えました。

しかし、隋州は自ら難しい仕事を選んで次々と事件を解決し、頼りがいのある存在になっていきます。

そんなある日、王宮の武庫司で爆発事故が発生。

被害は王宮だけにとどまらず、周辺の民にまで及び、唐泛や隋州も少なからず被害にあっていました。

のちに、武庫司の開発した爆弾兵器が原因だと知った皇帝は、関連する武器や設計図をすべて廃止にします。

一方、宦官として潜入する予定だったオイラト人のバルトが爆発事故で死亡したため、代わりにアラスが宮中に潜入しました。

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【成化十四年】35話の感想

まさかの過去編が始まりました。

隋州は錦衣衛に入りたての頃から有能だったようで、彼が兄貴分として慕われるようになっていったのも納得です。

万通が今とは違い、隋州に気を遣っている様子が新鮮でした。

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【成化十四年】36話のネタバレあらすじ

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現在。

アラスとドュルラの乗っていた馬車は爆発し、その破壊力を目にした李子龍は「必ずや爆発兵器を手に入れる」と決意します。

ドュルラの死を受け入れられない唐泛は隋州に怒りをぶつけ、彼との間に深い溝ができてしまいました。

一方の王宮。

汪植は皇帝に、丁満の正体が潜入したオイラト人だったことや、丁満の所持していた爆弾のせいで爆発が起きたことを報告します。

すると皇帝は、爆発兵器は3年前に廃止したはずなのになぜ持っている人間がいるのかと問題視し、開発者の王憲を調べるように命じました。

汪植が王憲を調べさせたところ、彼は生まれつきの呆症で言葉を話すこともできないと判明。

ならばどのようにして兵器を作ったのかと疑問を抱いた汪植は、王憲の助手を呼び出しました。

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【成化十四年】36話の感想

ドュルラの死も爆発も、隋州のせいではないのに責められてしまい不憫でなりません。

本当は唐泛も、隋州のせいではないと分かっているはず。

2人のわだかまりが解けるには、もう少し時間が必要かもしれません。

もしかして、王憲の助手と固安郡主は同一人物ではないでしょうか?

助手は男装のために髭をつけているので、一見すると固安郡主とは別人のように見えますが、よく観察をすると2人は似ているのです。

もしも2人が同一人物ならば、兵器関連はすべて固安郡主の目論見なのかもしれません。

わざわざ助手になったのは、王憲を意のままに操りつつ設計図などを手に入れるため?

あるいは、固安郡主が李子龍と繋がっていて、李子龍に従っているだけという可能性もあります。

もう1つの可能性としては、愛する王憲を悪い人間から守るために、助手として常にそばにいるのかも。

というのも、これまでのシーンで王憲は、助手に微笑んでいたりと心を許しているように思えるからです。

*次回37話~40話のネタバレ感想はこちら