【リバーデイル】シーズン6第8話ネタバレ考察。これまでアーチーら協議員で町を統治してきたリバーデイルでしたが、新たな住人のパーシヴァル・ピケンズの登場で空気が変わり始めます。彼は町を立て直すにはホームレスを追放すべきだと極論を展開し、ホームレス擁護派のアーチーと真っ向から対立します。それでも信念を曲げずに真っ向勝負を挑むアーチーでしたが、その周辺では異常事態が頻発し始め……⁉︎
【リバーデイル】シーズン6第8話あらすじ
ジャグヘッドには、相手が発言する前に心の声が聞こえる能力が備わりました。誰かが話そうとしていることを事前に察知して”会話”が出来るようになったので、実際には治ったわけではない難聴が治ったものだと勘違いされ、誰にも本当のことを言い出せなくなっていました。
そんな最中、町の新聞の一面にリバーデイルを痛烈に批判する記事が匿名で掲載され、町は騒然とします。記事ではヴェロニカのカジノが犯罪の温床になることや、リバーデイルの経済が低迷してホームレスが溢れかえっていると批判していました。
アーチーが集会を開き、記事を書いた者に名乗り出るよう言うと、最近リバーデイルに越してきたばかりのパーシヴァル・ピケンズが立ち上がります。これまでのことを知らない新参者がリバーデイルを批判することに、アーチーは怒りを露わにしました。
確かに、これまでリバーデイルを平和な町にしようと闘い、落ち着いたかと思えば批判されるのは怒り心頭でしょう。ただ、これは一部の意見で住民の中にはパーシヴァルの意見に賛成する人もいるようです。
アーチーVSパーシヴァル
アーチーからリバーデイルを批判する記事を書いた理由を問われたパーシヴァルは悪びれる様子もなく、新参者の方が町の問題に気付くものだと雄弁に語り始めます。パーシヴァルが記事を匿名で書いたのは先祖のせいで記事が読まれないことを危惧してのことであり、リバーデイルを立て直すにはまず町の犯罪やドラッグなどの問題を抱えるホームレスを排除することが近道だと考えていたのです。
それには、ピケンズの祖先が過去にトニの先祖を大虐殺した過去があったからでした。そんなパーシヴァルに対してアーチーは、ホームレスたちの住居を確保することを提案しましたが、パーシヴァルは聞く耳を持ちません。
暴走するアビゲイル、シェリルを取り戻せるか⁉︎
ブリッタはシェリルをとても慕っていたため、彼女がアビゲイルに体を乗っ取られた現状に不満を抱いている様子。シェリルを取り戻すためにブリッタが考えたのは、お婆さまの協力を仰ぐこと。
お婆さまなら、シェリルを取り戻す方法がわかるのではないかと考えたようです。アビゲイルの怒りを買い幽閉されたことを不満に思っているはずなので、シェリルを取り戻す方法を教えてくれると考えたのでしょう。
そもそもシェリルのお婆さまは、かつてのようにブロッサム家を繁栄させるためにアビゲイルを呼び出したので、トニを巡る一言で幽閉されるとは思ってもなかったこと。ブリッタにとっては、シェリルを取り戻すいいチャンスだったのです。
お婆さまは、シェリルの魂は消滅したと言っていましたが、ブリッタは鏡の中にシェリルが閉じ込められているのを見ています。その話をお婆さまにしたところ、どうやらシェリルはアビゲイルに閉じ込められているようで、シェリルと接触するにはアビゲイルの夢に入り込まなくてはなりません。
ブリッタは1度アビゲイルに取り憑かれたことがあることから、彼女の夢に入り込むことができる
但し、”必ずアビゲイルよりも先に目を覚まさなければならない”という危険な賭けでした。それでもシェリルを慕うブリッタの決意は固く、早速アビゲイルの飲み物に睡眠薬を入れて自ら彼女の夢への潛入を図ります。
ブリッタはチャンスを狙ってアビゲイルの夢へと潜入しましたが、シェリルは母ペネロピに完全支配されていたのです。シェリルは母が苦手でしたが、アビゲイルはそれを利用してペネロピを番人にしてシェリルを閉じ込めているようです。
リバーデイルで頻発する異常事態
先日の集会でアーチーとパーシヴァルが対立して以来、リバーデイルでは異常事態が頻発し始めていました。アーチーはホームレスのための住居を無償で作り始めましたが、その作業中にケヴィンがホームレスのドックに突然カナヅチで頭を殴られてしまいます。
温和なドッグがそんなことをするとは思えません。幸いにもケヴィンは大事には至らなかったものの、ホームレス擁護派を謳うアーチーはとんだ痛手を負うことに。
さらに、ヴェロニカのカジノではパーシヴァルと同じテーブルで大勝ちしていた客の1人が突然店内で首吊り自殺してしまいました。勝っているのに自殺するのも奇妙な話ですし、ここでもパーシヴァルが絡んでいたので彼が何かをしていると考えて良さそうです。
どちらの事件も原因はわからぬままで、ケヴィンを殴ったホームレスには当時の記憶はなく“誰かに操られているかのようだった”と話し、謎は深まるばかり。その間にもパーシヴァルは言葉巧みに住人を唆し人々を取り込んでいきます。
完全にパーシヴァルのペースとやり方でリバーデイルが再建を図り始めた矢先、TBKを追っていたベティが帰って来ました。ベティは、爆発後から悩まされている頭痛が悪化し、明るい場所では頭痛がさらに悪化するとのことでサングラスをかけていました。
アーチーからリバーデイルで起きている出来事について知らされたベティはショックを隠せないようでした。
感想と考察
まずパーシヴァルが何者なのか?何の目的があってリバーデイルにやってきたのか?ということ。ピケンズ家は、コミックによると”架空の南北戦争の英雄ピケンズ将軍にちなんで名づけられたピケンズパークがある”ほど古くからリバーデイルに関わっている一族のよう。
ただ、なぜここでパーシヴァルが戻ってきたのかということ。カジノで起きた事件でヴェロニカとレジーが防犯カメラを確認し、自殺した男が直前にパーシヴァルと話していることが判明しましたが、これについてはヘラルドに知らべさせました。
パーシヴァルはイギリスから来たとのことですが、彼のことを調べても何も出てきていません。まるで存在しないかのように何も出てこないのです。
しかも、パーシヴァルはジャグヘッドが読心術があることも知っており、さらに彼がジャグヘッドの頭の中に語り掛けることも可能だと言うことも分かっています。ジャグヘッドとアーチーの会話の中で「スーパーヴィランだ」という会話がありますが、まさにパーシヴァルは”悪”だと考えて良さそうです。
また、ピケンズ家とブロッサム家は親しい仲にあったものの仲違いした過去がありますが、今回パーシヴァルがリバーデイルを変えようとしていること、お婆さまがかつてのようなブロッサム家の繁栄を求めてアビゲイルを戻したことのタイミングも合ってます。ピケンズ家とブロッサム家の目論みが同じだとすれば、この2つの一族の争い事にリバーデイルが巻き込まれつつあるような気もします。
そしておそらく、アーチー、ベティ、ジャグヘッドの能力もまたそれらに関係していくのかもしれません。両家の目論みを阻止するため?では、なぜその能力が3人に与えられたのか?
シーズン6は特に謎が多く色々な要素も組み込まれているので、これまでとは少し違う「リバーデイル」を楽しめると思います。
本ページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況は[Netflix] にてご確認ください。