『アウトランダー』シーズン4第3話ネタバレ。リバーランでの暮らしではなく、自由な生き方を選んだジェイミーとクレアは、スコットランド人が多く暮らす町ウーラムズ・クリークに行くことに……。
しかし、途中で見た美しい山々に惹かれたジェイミーは、ある決断をするのです。
3話「新天地へ」あらすじ
リバーランを出発し、ウーラムズ・クリークという町へ向かったジェイミーとクレア。その一方、現代ではボストンを訪れたロジャーとブリアナが、空港で久々の再会を果たしていました。
ロジャーは、アメリカで行われるスコットランド祭りでの演奏を頼まれており、車で数時間かけて目的地へと向かいます。そして、時代は違えど、ジェイミーとクレアもまさに今、ブリアナたちと同じ道で馬を走らせていたのです。
しかし、町に向かう途中の山地で嵐に遭遇し、野宿をすることに……。ところが、雷の音に驚いた馬が荷物を載せたまま走り出してしまいます。クレアは、ジェイミーが止めるのも聞かずに、もう一頭の馬に乗って探しにいってしまったのです。
雨が強くなり、道に迷ってしまったクレアは、不安を抱えながら木の根元で雨宿りをしていました。逃げ出した馬はジェイミーの元へ戻ってきましたが、帰らないクレアを心配して探し回りますが見つかりません。
そんな中、クレアは土の中から人間の頭蓋骨を見つけました。そして、この頭蓋骨は意外にもクレアと大きな接点があることに気が付いたのです。
『アウトランダー』シーズン4第3話の見どころ
”あなたは誰?”時を超えた人間は他にもいた!
3話では、馬を探しにいったクレアが道に迷い、ジェイミーと逸れてしまいました。嵐から身を守るために雨宿りした木の根元部分で見つけた頭蓋骨。
クレアがジェイミーと再会できたのは、頭蓋骨の持ち主であろう”霊”が導いてくれたこともあり、感謝の意を込めて洗ってあげました。
ところが、頭蓋骨の歯にはなんと銀で治療された痕があり、今クレアがいる時代から100年先に開発された治療法ということで、クレアとゲイリス以外にも時を超えた人間がいたことがわかりました。
ただ、その人物はすでに亡くなっており、クレアが見た亡霊では”先住民”。
時を超えたのはゲイリスのように故意なのか、クレアのようにたまたまだったのかは不明ですが、いずれにしろまだ他にもこういった人物が存在する可能性を秘めています。
しかし、なぜその人物は先住民として生きたのか、なぜ死ななければならなかったのか……。クレアとジェイミーが過ごしていく日々の中で、少しずつ明かされていくのかもしれませんね。
フレイザーズ・リッジの始まり
ジェイミーとクレアは初め、ウーラムズ・クリークで暮らす予定でしたが、ジェイミーが山地からの眺めの美しさに惹かれ、何もない山の中で土地を持ち暮らしたいと思うようになりました。
しかし、それにはトライオン総督と取引しなければなりません。トライオン総督と取引するということは、歴史上再び”戦場”に行くことを意味するものでした。
その気持ちを変えたのは、ブリアナの祖国となるこの国を良い国にしたいという思いと、自分がいた証を遺したいという思いから。この思いが”フレイザーズ・リッジ”へと繋がるのです。
『アウトランダー』シーズン4第3話を観た感想
やはりジェイミーには、普通の暮らしは向いていないようですし、彼も多分そういった暮らし方は望んではいないのかもしれません。
むしろ、緊張感がある暮らし方のほうが性に合っているような気もします。
ジェイミーは、この土地を手に入れるべくトライオン総督と取引することにしたようですが、その場合歴史上では再び戦場(アメリカ独立戦争)に行くということ。
ブリアナの祖国をよりよい国にしたいという思いがあるのであれば、本来トライオン総督との取引はしたくないはず。しかしそこはジェイミーです。何か考えがあってのことかもしれません……と思いたいです。
やはり、クレアが歴史を知っているというのは、この先何が起こるのかを事前に知ることができるので、ワクワク感には欠けるかもしれませんが非常に心強いですね。
次なる4話ではいよいよトライオン総督との取引。ジェイミーは一体どんな風に話を持っていくのか気になるところです。