AMCの人気シリーズ【ウォーキング・デッド】でキャロル役を演じているメリッサ・マクブライドが、ダリルとキャロルを主人公にしたスピンオフドラマを降板したことが分かった。これによりスピンオフ作品はダリル(ノーマン・リーダス)に焦点を当てた物語になるようだ。
*Dramasnote編集部
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ダリルに焦点を当てたスピンオフに
メッリサ・マクブライドがAMCで製作が決定している【TWD】製作の、ダリルとキャロルを主人公にしたスピンオフドラマに出演しないとTV Lineが報じた。
同シリーズの製作は2020年に発表され、キャロル(メリッサ・マクブライド)とダリル(ノーマン・リーダス)が主演を務めることが決まっていた。
2人は唯一シーズン1から登場しているキャラクターで、その相性の良さでも高く評価されているが、今回メッリサの降板でスピンオフはダリルに焦点が当てた作品になる予定だと言う。
AMCは
「メリッサ・マクブライドは、【ウォーキング・デッド】シリーズで最も興味深く、リアルで、人間的で、人気のあるキャラクターの1人に命を与えてきました。残念ながら、彼女は以前発表されたダリル・ディクソンとキャロル・ペレティアのキャラクターに焦点を当てたスピンオフ作品に参加することができなくなりました。この作品は今年の夏にヨーロッパを舞台に撮影され、来年に初放送される予定です。ヨーロッパへの転勤は、現時点ではメリッサにとって論理的に不可能になりました。ファンの皆様はこのニュースに失望されるでしょうが、【ウォーキング・デッド】の世界は興味深い方法で成長し、拡大し続けており、近い将来キャロルに再び会えることを強く望んでいます。」
と声明で述べている。
このシリーズは、AMCで制作中のシリーズのひとつで、すでにニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)とマギー(ローレン・コーハン)に焦点を当てたスピンオフ【Isleof the dead】の制作も発表されている。
また、”囁く者”のリーダー・アルファの出演も決まっているアンソロジーシリーズ【テイルズ・オブ・ザ・ウォーキング・デッド】は進行中で、モーガン・ジョーンズ(レニー・ジェームズ)を主人公にしたスピンオフ【Fear the Walking Dead】も第7シーズンを終えた。
本編である【ウォーキング・デッド】最終シーズンも第2弾を終了したばかりだ。
一方で、【ウォーキング・デッド】シーズン9で退場したアンドリュー・リンカーン主演の映画は、リンカーンの降板後すぐに製作が開始される予定だったが、現時点ではまだ開発中のままとなっている。