【リバーデイル】シーズン6第17話ネタバレと考察。ベティは自身の闇を克服すべくTBKを誘き出す作戦として連続殺人鬼のファンイベントを開催し、ついにTBKと対峙します。また、幽霊列車の建設を推し進めたいパーシヴァルの目的や彼の能力の弱点が明らかになります。
【リバーデイル】シーズン6第17話あらすじ
ベティは自身の抱える闇を乗り越えるべく兄チャールズのアドバイスを受け、諸悪の根源であるTBKを逮捕するための計画を実行に移します。自己愛の強い連続殺人犯の特性を利用し、ヴェロニカのカジノで連続殺人犯のファンイベントを開催してTBKを誘き寄せることにしました。
その一方で、パーシヴァルは従業員のストライキにより線路の工事が滞っていることへの対処を行います。彼の狙いは、1ヶ月後のベイリー彗星が通過するまでに線路を完成させることが目的でした。
ジャグヘッドは”声”を鎮めるためシェルターに閉じこもり、タバサはクルーたちに”組合からの生活費”の補助が出るのを待つ間、無償で食事を提供することにします。
ベイリー彗星と線路の関係とパーシヴァルの能力の秘密
ベイリー彗星と線路の関係
今回、線路工事が中断したことで、パーシヴァルはアーチーの叔父フレッドと工事を再開させるための策を話し合っていました。パーシヴァルは、「1ヶ月後のベイリー彗星が来るまでに線路を完成しなければならない」と話していましたが、ベイリー彗星と線路の完成には何の関係があるのか?
シーズン6第4話(リバーベイル)では、「特別な天体の時にしかできない魂の転移」という儀式を行い、アビゲイルの魂をシェリルのおばあ様に転移させています。その直後にパーシヴァルがリバーデイルに現れているため、もしかしたら”魂の転移”の儀式を行ったのはシェリルたちだけではなく、パーシヴァルもその1人だったのかもしれません。
正確には、パーシヴァルも”魂の転移”によって他者の体に乗り換えて生き延びたのか、はたまた何者かに甦らされた可能性も考えられます。また、今回パーシヴァルは”人を操る能力”を使って従業員たちを操った際に鼻血を出していました。
これは恐らく能力の使い過ぎや限界を表しているものであり、無尽蔵に能力使えないことからもパーシヴァルもまたアーチーたち同様に能力を与えられた立場なのかもしれません。つまり、パーシヴァルは”幽霊列車”を開通させるためにリバーデイルに送られたが故に、何としてもこの計画を成功させなけらばならなかったのでしょう。
パーシヴァルの能力の秘密
パーシヴァルには”人を操る能力”がありますが、今回多くの従業員たちにその能力を使って鼻血を出していました。パーシヴァルが能力を与えられた立場だと仮定して、彼に能力を与えたのは誰なのか?と言うことです。
以前、「リバーベイル」エピソードではルシファーが登場しましたが、シーズン6第16話のラストでは再び「RIVERDALE」のDが「V」に点滅しています。再びリバーベイルに関わって来る可能性があると考えると、パーシヴァルに能力を与えたのはルシファーである可能性も捨てきれません。
シーズン6第3話で、タバサの祖父の元にルー・サイファーを名乗る者が現れましたが、タバサの祖父の前に最初に姿を現した時に見せた顔はまるでこの世の者ではないような顔をしていました。
さらに、シーズン6第11話ではクロノキネティックの能力を手にしたタバサが、元の時代に戻るために必要な”トーテム”を取りにパーシヴァルの骨董店を訪れましたが、何者かと問われたパーシヴァルもまた同じくこの世の者ではないような顔をしていたのです。この2つのシーンで現れた顔は同じであることを鑑みると、パーシヴァルはルシファーと取引した可能性が浮上します。
ルー・サイファー=ルシファーは魔王サタンの堕落前の天使の総称。堕天する前は天使の中でもトップの地位にいた大天使長で、地獄に追放された後は堕天使たちを率いる地獄の君主となった。
そこまでの力を持つルシファーが能力を使ったくらいで鼻血を出すことはないと思われるので、パーシヴァル=ルシファーではなく、パーシヴァルは自身の目的である”幽霊列車を走らせる”ことを達成すべくルシファーと取引をして能力を手に入れたとも考えられるのです。
TBKは本当に死んだのか?
ファンイベントでTBKを逮捕することは出来ませんでしたが、その後TBKはベティの部屋で待ち伏せをしていました。ベティはアーチーの家にいたので窓からTBKの姿を確認して部屋に向かいます。TBKと対峙したシーンで、ベティはTBKから同じマスクを被るよう迫られましたが、同類ではないと主張してTBKに銃弾を放ちました。
TBKは、大量の血を流して仰向けに倒れ死亡しているようにも見えますが、あのTBKがこんなに簡単に死亡することはあるのでしょうか?これに関して、ベティもTBKが死んだという確信は持てていないようです。
それもそのはず、ベティはTBKと思しき人物を銃殺しただけで、その人物が本当のTBKである保証はどこにもありません。そもそも、彼女はなぜTBKのマスクを剥ぎ取らなかったのか?
ベティがTBKのマスクを取らなかったのは、単に「終わった」という安堵感からなのか、それともTBKの顔を確認するのが怖かったのか?ここで思ったのは、TBKはまだ死んでないのではないか?ということ。
シーズン6第7話で、ベティはオーラが見えると言う能力が備わっているにも関わらず、絶対悪のTBKのオーラは見えませんでした。オーラは「生ける者」のみ見えるであるならば、この時点でTBKは生ける者ではないと言うことになります。となると、TBKは魂だけの存在であり誰かの体に入っているのかもしれません。
また、シーズン6第7話でベティとTBKが話しているシーンでTBKが「この感じ 懐かしいな」というセリフがありますが、これは少なからず2人には同じようなやり取りがあったはず。(ベティがTBKに捕まった時を除き)
そして、今回の「最後は俺とお前が暗闇でキスして終わる」という電話でのメッセージから考えられることは、TBKはチックまたはベティ父が闇に落ちた姿ではないかとも考えられるのです。
【リバーデイル】シーズン6第17話はリバーベイル再び?
ストーリー的には「リバーベイル」の奇妙な部分に近づいてきました。今回、ジャグヘッドの出演はほとんどありません。声を鎮めるためにシェルターに隔離状態になっていますが、そもそもこれ自体がリバーベイルとの接点になるような気もします。
また、初恋の相手であるヘザーとの再会を果たして幸せな時間を過ごしているように見えたシェリルですが、実はまだトニへの想いを断ち切れずにいたようです。シェリルにとってヘザーは初恋の相手なので忘れられない相手ではありますが、トニの場合は運命の相手と感じていたので、彼女への思い入れは強いようです。
結局呪いは失敗に終わりましたが、ヘザーとの関係復活の兆しがあったので、寂しい日々を過ごすことも無くなりそうです。ただ……ヘザーはなぜシェリルに会いに来たのか?確かにメールを送ったのはシェリルで、ヘザーは「呼ばれたから」と言っていますが、ヘザーが魔女であることやベイリー彗星を1ヶ月後に控えていることを考えると、その辺に何か理由がありそうです。
本ページの情報は2022年6月時点のものです。最新の配信状況は[Netflix] にてご確認ください。