【The Flash/フラッシュ】がシーズン9で終了することが分かった。人気DCシリーズ【The Flash/フラッシュ】シーズン9の制作は2022年9月に開始され、最終シーズンは2023年に放送予定で13エピソードで構成されるとのこと。
「Flash/フラッシュ」が幕を下ろす
シリーズ制作葬式でショーランナーのエリック・ウォレスは「9年間、視聴者をハート、ユーモア、スペクタクルに満ちた感動の旅に連れて行きながら、セントラルシティを救ってきました」と語っている。
さらに「そして今、バリー・アレンが最後のレースのスタートゲートに立った。そして今、バリー・アレンは最後のレースに向けてスタートを切りました。この素晴らしい番組に毎週命を吹き込むために、非常に多くの素晴らしい方々が才能、時間、そして愛情を注いできました。そこで、エキサイティングな最終章で番組の素晴らしい遺産を称える準備をしながら、「フラッシュ」を世界中の視聴者にとって忘れられない体験にしてくれた、長年にわたる驚異的なキャスト、脚本家、プロデューサー、スタッフに感謝の気持ちを伝えたいと思います。」と、付け加えた。
シーズン8は、グラント・ガスティンが主人公を演じたほか、ジェシー・L・マーティン、キャンディス・パットン、ダニエル・パナベイカー、ダニエル・ニコレット、ケイラ・コンプトン、ブランドン・マックナイトも出演した。
第9シーズン終了後、「The Flash/フラッシュ」はCWの番組の中で最も長く続く番組のひとつとなり、特にCWのみで放送された番組の中で最も長く続く番組となる。「スーパーナチュラル」は15シーズン放送されたが、CWになる前にワーナーブラザーズで放送が開始された。「The Flash/フラッシュ」は切り替え後、2014年に第1話をCWで放送を開始した。
「The Flash/フラッシュ」は、「ARROW/アロー」（8シーズン）や 「レジェンド・オブ・トモロー」（7シーズン）といった番組を抑え、CWの現代DC番組の中で最も長く続いている番組でもある。
「フラッシュ」は放送期間中一貫して人気を保ち、シーズン8ではCWの最も視聴された番組のひとつとなり、最もストリーミングされた作品にもランクインしている。
2022年現在CWで放送中のDC番組は、「スーパーマン＆ロイス」、「スターガール」、そして今後放送予定の「ゴッサムナイツ」シリーズのみとなっている。
この番組は、ここ数カ月で終了したCWの最新のレガシー番組であり、同局は以前、「Naomi」「バットウーマン」「レジェンド・オブ・トゥモロー」、また「4400」「Charmed」「ダイナスティ」「Roswell, New Mexico」「イン・ザ・ダーク」など現行シリーズの多くをキャンセルしている。「レガシーズ」も5月のキャンセルをもって「ヴァンパイア・ダイアリーズ」の幕を下ろした。
これらすべては、ネクスター・メディア・グループ社がWarner Bros. DiscoveryとParamount GlobalからThe CWの株式の過半数を購入する準備をしているときに発生したものだ。売却が迫る中、The CWが今後どれだけのオリジナル脚本番組を持つことになるのか、疑問の声が上がっていると米Variety誌は報じている。
この記事はVariety誌のニュースを抜粋（翻訳）してお伝えしています。