「Joker: Folie à Deux」ホアキン・フェニックス主演 公開日が決定

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ホアキン・フェニックス主演の映画「ジョーカー」シリーズ2作目となる「Joker: Folie à Deux(原題)」の公開日が分かった。

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「ジョーカー2」公開日が決定

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米Variety誌によると「Joker: Folie à Deux(原題)」は、バットマンの敵役として悪名高いジョーカーを主人公にした映画1作目の公開からちょうど5年後となる2024年10月4日(米公開)に公開予定とのこと。

2019年の超大作「ジョーカー」に続く本作はミュージカルとなり(オリジナルはダークで骨太なドラマ)、レディー・ガガが犯罪の道化師の共謀者ハーレイ・クインを演じる見込みだ。

当初「ジョーカー」は独立した作品になるはずだったが、全世界で10億ドル以上を売り上げたことやホアキン・フェニックスがオスカーを受賞したこともあって続編が作られることが決まっていたのだ。

ワーナー・ブラザースは、「バットガール」を廃止したというニュースの後に、「Joker: Folie à Deux(原題)」の公開日を発表した。劇場公開もHBOマックスでの放映も予定されていない「バットガール」の中止は、スタジオが作品を全面的に棚上げすることはほとんどないため、業界を揺るがす事態となった。

「バットガール」の監督アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーは、突然のキャンセルに「ショックを受け、悲しんでいる」と語っている。

2021年に劇場とHBOマックスで同時公開された「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」は興行的に失敗し、 DC「がんばれ!スーパーペット」は週末に期待を下回る結果となった。

ワーナー・ブラザーズは、苦境にあるDCコミック部門を救うため「Joker: Folie à Deux」が観客の心をつかむことが必要だ。

その間もワーナー・ブラザーズは、2023年に予定されている予算2億ドルのDC映画化作品「The Flash」の計画に頭を悩ませている。ワーナー・ブラザーズはこのスーパーヒーロー映画を超大作にするつもりだが、主演のエズラ・ミラーは虐待や不祥事の疑いで何度も見出しを飾っている。

DCにとって最近の明るい話題は、ロバート・パティンソン主演の「ザ・バットマン」で、世界興行収入7億7000万ドルを記録している。

なお、「ジョーカー」でアカデミー賞11部門にノミネートされたトッド・フィリップスが、続編の監督を務め、脚本はスコット・シルヴァーと共同で執筆している。1作目「ジョーカー」の製作費は6,250万ドルで、コミックの映画化としては異例の控えめな予算だったが大きな利益を上げた。

この記事はVariety誌のニュースを抜粋(翻訳)してお伝えしています。