ギャングドラマ 「Wise Guys(原題)」 に、ハリウッドのレジェンド俳優ロバート・デ・ニーロが出演することが分かった。監督は「レインマン」や「ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ」で知られる映画監督、バリー・レヴィンソンが務める予定。
ロバート・デ・ニーロ「Wise Guys(原題)」出演へ
デ・ニーロとレヴィンソンは、「ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ」(1997)、「スリーパーズ」(1996)、HBOシリーズ 「嘘の天才 〜史上最大の金融詐欺〜」(2017)、「トラブル・イン・ハリウッド」(2008)でタッグを組んだことがあり、この作品で再会することになる。
「Wise Guys(原題)」は、20世紀にそれぞれのファミリーを牛耳ったイタリア系アメリカ人の犯罪ボス、ヴィト・ジェノヴェーゼとフランク・コステロを描いている。1957年、ジェノベーゼはコステロ暗殺を試みたが失敗。
しかし、コステロは最終的に負傷し、マフィアから引退しようとする。なお、業界関係者によると、デ・ニーロが2人の主人公を演じると伝えられている。
脚本は、デ・ニーロ主演、マーティン・スコセッシ監督の映画「グッド・フェローズ」の共同脚本家ニコラス・ピレッジが務める。
「ゴッドファーザー PART II」(1974)、「ミーン・ストリート」(1973)、「カジノ」(1995)などの犯罪ドラマで有名になった。
デ・ニーロにとって、まさに「Wise Guys(原題)」への出演は、彼をスターにのし上げたジャンルへの回帰なのだ。
なお、1920年にオクラホマで起きたオーセージ民族の殺人事件を描く西部劇「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン」(2023年公開予定)ではスコセッシ監督と再タッグを組む予定だ。
「Wise Guys(原題)」は、「ロッキー」と「グッドフェローズ」のプロデューサーであるアーウィン・ウィンクラーがプロデューサーを務める。
この記事はVariety誌のニュースを抜粋(翻訳)してお伝えしています。