【探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫〜】全話のあらすじ一覧とネタバレ感想を最終回まで紹介します。本作は、聡明なる男装の名探偵と身分を隠した英雄が繰り広げるミステリーラブ史劇です。難事件に立ち向かいながら深まっていく2人の愛に要注目!
【探偵麗女】あらすじ/作品概要
難事件に立ち向かう男装美少女と正体を隠した英雄の、謎解きラブコメ時代劇!
幼い頃に一族を亡くした蘇瓷は、真相を突き止めるために男装し、国の捜査機関である明鏡署に潜入。
ある事件の捜査中に正体を隠した英雄・裴昭と知り合い、共に難事件の捜査をすることになるのだった。
全話のあらすじネタバレ一覧
1話のあらすじと感想
国の捜査機関である明鏡署の蘇瓷(チェン・ヤオ)は、巷で噂になっている暴漢を捕らえるため妓楼にやって来ました。
蘇瓷は男の姿をしているものの実は女性で、両親の死の真相を突き止めるため男装して明鏡署に潜入しているのです。
彼女が妓楼の一室に突入した時、目隠しをして妓女と戯れている裴昭(ジャン・リンホー)という男が、妓女と自分を間違えて抱き寄せようとしました。
裴昭の首や衣にはキスマークがついており、蘇瓷は内心「好色男め」と軽蔑します。
蘇瓷は屏風を蹴破って隣の部屋に突入し、女性に変装していた暴漢を捕らえました。
斉王府。
屋敷に戻った裴昭は、間者の尾行がなくなった途端にチャラ男の演技をやめ真面目な顔つきになります。
実は彼は、斉王という皇族の身分でありながら、わけあって道楽者のふりをしているのです。
裴昭は従者から手紙を受け取りますが、目の病気のため明かりのある場所で紙に顔を近づけないとはっきり読めませんでした。
手紙には清水県の救済銀が消失したと書かれており、裴昭は自ら出向いて調査することにします。
優秀な助っ人が必要だ、と思う裴昭の脳裏には蘇瓷の顔が浮かんでいました。
そして偶然にも、蘇瓷は後日、明鏡署の上司から清水県の調査を依頼されました。
森の中。
飛雲荘の若き荘主である謝北溟(ジャン・ジアディン)は、大侠になる旅に出ようとしていました。
配下たちは隠れてついて行こうとしますが、ついてくるなと叱られたため、それぞれ銭票や傷薬を差し出し謝北溟の出立を見届けます。
謝北溟は清水県にたどり着き、龍王に献上するための女性が輿で運ばれているのを目にしました。
同じく清水県に到着した蘇瓷は、輿についての詳しい話を村人から聞きます。
どうやら、清水県が災害に見舞われたのは龍王への信仰が足りないからという理由で生贄の女性を捧げているようでした。
救済銀もすべて龍王が飲み込んだのだといいます。
蘇瓷が県庁の場所を聞きまわっていると、突然 裴昭が現れました。
裴昭を好色男だと思い込んでいる蘇瓷は無視しようとしますが、裴昭が引き下がらないので手錠をかけます。
すると裴昭は、同じ手錠の片方を蘇瓷の手にかけ、2人は同じ手錠で繋がった状態になってしまいました。
2人はそのまま花嫁献上の儀式に乗り込みますが、村人たちに襲いかかられ花嫁を助けられませんでした。
その時、どこからともなく謝北溟が現れ花嫁を救出します。
一方の蘇瓷と裴昭は、村人から逃げている途中で森の中の落とし穴に落ちてしまいました。
1話の感想
ヒロインが両親の死の真相を探るために男装するのは中国ドラマあるあるですが、本作も例に漏れず。
軽すぎず重すぎないストーリー展開なので、視聴しやすいドラマではありますね。
1話から蘇瓷と裴昭のときめきシーンがてんこ盛りで、隙あらばそういったシーンを挟んでくる感じが面白かったです。
現状で気になるキャラは謝北溟。配下の態度からして、謝北溟は普段から愛されキャラなのでしょう。
正義感に溢れたまっすぐな人物でありながら、どこか抜けていそうな可愛さも感じられます。そのバランスが絶妙ですし、声が吹き替えではなく原音なのもgood。
2話のあらすじと感想
裴昭と蘇瓷は手錠で繋がったまま穴に落ちてしまったものの、かんざしを使って手錠の解除に成功します。
穴から脱出した2人は、裴昭の従者がいる小屋へ。
すると、その小屋で謝北溟や花嫁とも顔を合わせます。
謝北溟は裴昭の正体が斉王だと気づいたようですが、裴昭に口止めされました。
龍王の生贄になりかけた花嫁こと董如双(ジャン・ジアディン)は、実は元々は生贄ではなかったのですが、生贄の少女を助けるために入れ替わったとのことでした。
それを聞いた謝北溟は、彼女に好意を抱いた様子です。
その後、小屋の外で蘇瓷が「斉王伝」を読んでいると、裴昭がやってきます。
蘇瓷は持ち前の観察眼で裴昭の目の負傷は戦によるものだと言い当て、先日の妓楼での振る舞いも演技だと見抜きました。
蘇瓷は目の前にいるのが斉王だと気づかず斉王への憧れを語り、「斉王伝」を読み続けます。
翌朝。
蘇瓷が調査に出向こうとすると、謝北溟や董如双が協力を申し出ます。海底を調べた結果、没落した船の板が見つかりました。
前日に聞いた村人の話では、救済銀を乗せた船は落雷で沈み、その後に引き上げた救済銀はすべて石に変わっていたとのことでした。
しかし、板の状態から、没落が落雷によるものではなく人間の手によるものだと推測した蘇瓷は、孔県令を訪ねて問い詰めました。
すると孔県令は、船が沈んだのも、救済銀が石に変わったのも龍王によるものだと言い張ります。
県庁からの帰り道で刺客に襲われ足をくじいた蘇瓷は、裴昭に背負われ宿に戻りました。
2話の感想
本作を見ていると、ところどころで「大唐女法医」が思い出されます。事件を解決しながらストーリーが進んでいく感じが似ているからでしょうか。
ドラマの男性主人公2といえば恋敵になることが多いですが、本作の謝北溟はヒロインではない別の女性に恋心を抱いているので三角関係にはならなさそうですね。
恋愛模様に関しては、変にこじれずストレスフリーで視聴できそうな予感がします。
キャラクターも愛着がわく人物が多く、謝北溟や董如双は今のところ好感度大。裴昭の従者の少年も、子どもらしい素直さとかわいさがあり癒しの存在になりそうです。
3話のあらすじと感想
蘇瓷たちの前に現れた孔県令は、謝北溟と董如双が食料を強奪したとして捕縛しようとしました。
そこへ、裴昭の従者である飛鳶が官兵を連れてきたことにより、逆に孔県令が捕まります。
蘇瓷は救済銀強奪の首謀者として孔県令を追及しますが、彼は認めませんでした。
その夜、孔県令が死亡します。
一見すると自害に見えるものの、殺人の可能性があると疑う蘇瓷は、後日改めて検視を行ったところ遺体から毒が検出されました。
一方で、裴昭から救済銀を探すよう命じられていた従者は、無憂楽坊という妓楼で救済銀を見つけます。
さらに、孔県令と接触のあった沙度という男が無憂楽坊に滞在していました。
その報告を受けた裴昭は、沙度に会うため無憂楽坊に足を運びます。
3話の感想
裴昭は早くも蘇瓷を好きになりかけているようです。おそらく、感覚的に蘇瓷が女だと感じ取っているのでしょう。
クールかと思われた裴昭は意外にも笑顔が多く、蘇瓷に対する柔らかい表情が印象的です。
そして今回も、2人の密着シーンは健在!骸の横でイチャコラし始めたのには笑ってしまいました。
一方の謝北溟は1つ1つの言動が面白いうえに可愛くて、完全に癒し要員になりつつありますね。
4話から12話のあらすじ
13話から21話のあらすじ
22話から30話のあらすじ
最終回(32話)のあらすじ
裴昭が謀反の疑いをかけられていると知った蘇瓷は、急いで宮廷へ向かう。宮中では、劉総署が、沙度が殺害された現場に裴昭がいたことを訴えていた。そこに駆けつけた蘇瓷は、犯人は裴昭ではなく劉総署だと指をさし……。
©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
本ページの情報は2022年11月のものです。最新情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。