【SEE~暗闇の世界~】シーズン3第1話・2話のネタバレと解説。ババ・ヴォス(ジェイソン・モモア)は家族のために自ら立ち去ることを決めた。しかし、ババの戦いはこれで終わるはずがなかった。家族に危険が迫っていると気づいたババは再びペンサに戻る。
【SEE~暗闇の世界~】これまでの流れ
シーズン2では、ババ・ヴォスがジャーマレルと戦って視覚を奪いその後、敵に攫われたハニワを取り戻すための敵地トリバンテに乗り込む。
トリバンテはババ・ヴォスの実弟エドが将帥を務めており、ババに復讐するためにハニワを拉致した。
一方で、シベスがペンサを新たな首都として定め、マグラとハーラン卿に結婚を命じる。
ハニワの世話はエドから信頼を得ているレン少佐が当たっていた。彼女もビジョンを持つ者だったがエドにさえその事実を隠し続けていた。
ハニワがレンもビジョンを持つ者だということに気づいたのを機に、2人の距離は急速に縮まっていく。
ババはトリバンテに捕えられ、かつてシベスの右腕だったタマクティ・ジュンと牢が隣合わせになる。
ババはタマクティ・ジュンから、マグラが生きていることや彼女が女王の妹でありパヤン王国の王女であることを知らされる。
レン少佐はババを牢から逃がし、タマクティ・ジュンもまた「マグラを探す。自分は役に立つ」と交渉しする。ババは悩んだがマグラを探しすためタマクティ・ジュンも牢から出してもらう。
ジャーラマレルは、ビジョンを取り戻すため息子たちに治療をさせていたが、結局最後はエドに殺される。
ババはペンサでコフンとマグラと再会するなか、ハーランの弟ケリガンの首がペンサに届けられた。
マグラとハーラン、ババはトリバンテと和平交渉を行い交渉はまとまったが、トリバンテのワッツ司令官がシベスが送った刺客に殺され交渉は決裂する。
この間に、シベスはコフンを誘惑し肉体関係を結ぶ。
後に、タマクティ・ジュンの「女王がカンズアを崩壊した」との証言から女王は失脚し、マグナが女王になる。
《ババ軍160人vsトリバンテ軍350人》
エドがトリバンテ族350名の兵士を引き連れてペンサにやって来る。
ババは、パリスが連れて来たサルビン族、レイン族、イェリス族、バリアー族を含む160人の兵士を率い、様々な戦略で戦い勝利を勝ち取る。
ババとエドの一騎打ちでは、ババがエドを倒した。
ハニワは、レンを仲間に誘ったが断られお互い好意を持ちながらも再び敵同士になってしまう。
シベスの妊娠が発覚したことで、処刑が中断される。
逃げられないよう足には鎖を付けられていたが、シベスは隙をついて世話をしていたパリスを殺害した。
一方で、ジャーマレルの息子オーロマンはジャーマレルの死後トリバンテに捕まり、爆薬を作るよう強要されていた。
ババは、誰にも言わずひとりペンサを去る。
【SEE~暗闇の世界~】シーズン3
第1話「女王の苦悩」
グリーンヒル峡谷の戦いから256日後、トリバンテとガニテの国境では戦いが繰り広げられていました。
ガニテの兵士の数は、多くトリバンテは苦境を強いられ退却せざるを得ない状況に。
彼らがアジトにしていたのは、かつての”戦艦”でした。しかしその翌日、エドの元部下トルマーダが現れ、オーロマンに作らせた”爆弾”でガニテ族に大打撃を与えました。
次に、トルマーダはエドを殺したババ・ヴォスへの復讐とパヤンへの攻撃を目論みます。
一方、ペンサではシベスが男児を出産しウルフと名付けました。
マグナはシベスに子を抱かせることなく部屋を出て行くと、そこにハーランとタマクティ・ジュンがやって来ます。
2人は、シベスの出産が済んだら彼女をトリバンテに引き渡す約束だとマグナに念を押しに来たのですが、マグナは「あなたたちは授乳できる?出来ないなら無用だわ」と、その場を立ち去ってしまいました。
そんななか、シベスを引き取りに来るのはトロヴェール大使がペンサにやってきます。
行く当てのないババ・ヴォスは、山で暮らしている昔の仲間レンジャーの元へ身を寄せていましたが、ババがかつてアニケニー族を殺したと思い込んでいるレンジャーの妻はババを追い出したくてたまりません。
そこにボウ・ライオンがババを連れ戻しにやって来ましたが、ババは拒否し続けました。
翌朝、ババとボウが話している所に部下を連れたトルマーダがやってきます。どうやらボウの後をつけていたようです。
ババとボウは戦闘準備を整えて様子を伺っていましたが、トルマーダの威嚇言動にボウが先走り爆弾の餌食になってしまいました。
第2話「裏切り」
ボウは爆弾で死亡し、ババも右肩の下あたりに大けがを負ってしまいます。
ババは、レンジャーたちの平穏な生活が脅かされたことも、ボウが死んだのも自分を追ってきたからだと自分を責め、ボウを埋葬しレンジャーの元を去ることを決めました。
しかしまず、「”神の雷(爆弾)”を手にしたトリバンテは次にパヤンを狙うはず」だと、マグナに知らせるため再びパヤンに戻ります。
パヤンでは、シャイロー(タマクティ・ジュンの元部下)を筆頭にした元魔術師討伐隊がビジョンを持つ者への罰がなくなったことや、ビジョンを認める者を異端者と呼びクーデターを起こしていました。
国と女王を守るため、タマクティ・ジュンは彼らを静めるべくシャイロと一騎打ちして勝利し黙らせました。
一方で、マグナはまだシベスの引き渡しに迷っており、時間稼ぎをするためトロヴェールのお気に入りであるハーランに、彼女の相手をするよう命じます。
トロヴェール大使は、一刻も早くシベスをトリバンテに連れて戻りたそうでしたが、ハーランは待たせる代償として”関係”とシベスを引き渡すまで毎日石炭を無料で追加出荷することしました。
シベスは、マグナが自分を殺さないことや引き渡しを渋っていることを察し、相変わらず言いたい放題でしたが、「首ではなく生きたまま引き渡す」というマグナの言葉で表情が一変します。
また、人を人と思わないトルマーダのやり方に憤りを感じたレンは、オーロマンを逃がそうとしましたが見つかり、オーロンは死亡しレンも逃亡を余儀なくされました。
コフンは、これまで父親になった事への迷いがありましたが、半ば無理やりウルフを抱っこさせられ笑顔を見せました。
しかし、ウルフは目が見えてないことに気づき立ち去ってしまいます。その様子をマグナが感じ取り、コフンを傷つけるなとシベスに迫りました。
この1件でマグナは、翌日シベスをトリバンテに引き渡すと伝えウルフを取り上げます。そのことをトロヴェール大使に伝え部屋に戻ると、そこではババが待っていました。
ババはマグナにトリバンテがパヤンを狙っていると伝えましたが、マグナはトリバンテと和平交渉を行ったから戦争は終わったと聞く耳を持ちません。
そこでババは、寝ているトロヴェール大使を襲撃。ババは逮捕されてしまったのですが、マグナはババに言っていることが嘘だと思えません。
マグナが部屋に戻るとババがいました。彼女はウルフがコフンとシベスの子であることを伝え、さらにパリスがシベスに殺されたことを知ると逆上し、シベスの部屋に向かいました。
ところが、そこにシベスの姿は無かったのです。
【SEE~暗闇の世界~】シーズン3第1話・2話の解説と感想
レンは恐らくハニワのいるペナンに向かうはずで、シベスはというと予告ではトルマーダを捕えたのち、トリバンテを率いている様子から相変わらずの口八丁で権力を手にするみたいです。
シベスとマグナはお互いの信念を守るため敵として戦いますが、想像を絶する死の兵器が相手では勝ち目はありません。ペナンには爆弾の雨が降り注ぎ大勢の犠牲者が出ていました。
家族を守るためだけに生きてきたババが、再び 命がけで家族を守るために立ち上がります。
【SEE~暗闇の世界~】はApple TV+(PR) オリジナルシリーズです。シーズン3(最終章)は2022年9月4日現在 第2話まで配信されており、毎週金曜日に新エピソードが配信されます。
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本ページの情報は2022年9月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。