【楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~】37話・38話・39話・40話のあらすじとネタバレ感想。淳公主との結婚を命じられた燕洵は、燕北に帰るための全ての計画を練り直すことにしました。そんな時、蕭玉が手を組まないかと持ちかけてきました。“魏を倒す”という同じ目的を持つ者同士として、燕洵は蕭玉の申し出を受け入れることに……。
37話のあらすじネタバレ
淳公主との結婚を命じられた燕洵は、燕北に帰るための全ての計画を練り直す必要があると考えます。
そんな時、梁の間諜で公主でもある蕭玉が手を組まないかと持ちかけてきました。
“魏を倒す”という同じ目的を持つ者同士として、燕洵は蕭玉の申し出を受け入れることに……。
一方で淳公主は、大好きな燕洵との結婚を喜んでいました。
しかし、母の魏貴妃は考えが甘いと叱り、燕洵にとっては仇の娘でしかないことを分からせようとしますが、淳公主の気持ちは変わりませんでした。
楚喬(星児)につきまとう蕭策は、邪険にされてもめげることなく彼女を城外の散歩に誘います。
楚喬は城外の兵の様子を探れるかもしれないと思い承諾。
すると、散歩の途中で何者かに襲撃されました。
その知らせを受けた燕洵は、城外への外出を禁じられているにもかかわらず救出に向かいます。
また宇文玥も、燕洵が勅命に背いてまで外出したのは楚喬の身に何かあったのかもしれないと察しました。
一方の蕭策は、負傷した楚喬を逃がすため自分がおとりになりますが……。
37話の感想
淳公主の一途な想いは素敵ではあるものの、もう少し燕洵の立場や気持ちを考えてあげて欲しいかも。
仇の娘である淳公主との結婚を命じられた燕洵がどんな気持ちなのか、それを少しでも推し量ることができたなら、淳公主は彼との結婚を心から喜ぶことはできないはずです。喜びより、申し訳ない気持ちが勝るのでは?
一方の蕭策は楚喬からかなり邪険にされていますが、それでもめげない不屈の精神がすごすぎます。
長安からの脱出を目論む楚喬からすると、状況的には蕭策が死んだほうが得だったはずですが、それでも助けたのは彼女がもともと持つ善性ゆえでしょうね。
38話のあらすじネタバレ
楚喬(星児)を見つけ出した宇文玥は彼女を強引に抱えて安全な場所に移動させ、自身は刺客と戦います。
そこへ、燕洵が現れ楚喬を救出しました。
宇文玥は2人を追わずに蕭策を探しに行きます。すると、蕭策から刺客が落としたというメモを渡されます。
そのメモには、梁の間諜のアジトと思われる場所が記されていました。
実はこれは、政敵である蕭玉一味を、宇文玥の手を借りて撲滅したい蕭策の策略でした。
宇文玥はそれを承知のうえでアジトを襲撃し、梁の間諜を殲滅します。
この状況を受け、蕭玉は残っている間諜に長安から撤退するよう命じました。
宇文玥はいろいろと調べていくうちに、燕洵が梁と結託して謀反を起こそうとしていることが分かってきました。
実際、燕洵は、婚儀の日に運河を決壊させ長安を水没させようと目論んでいたのです。
それを見抜いた宇文玥は燕洵を呼び出し警告しましたが、燕洵の意志は固いままでした。
一方の秀麗軍では、武器を転売し私腹を肥やした罪で副将の賀蕭が処刑されそうになっていました。
駆けつけた楚喬は処刑を止めようとしますが……。
38話の感想
蕭策がただ者ではないことは段々と分かってきましたが、思いのほか腹黒くて少し予想外でした。
たくさんの顔を持つ分、様々な魅力を堪能できるので、鄧倫ファンにとっては なかなかおいしい役柄かもしれません。
そして気になるのが、燕洵の謀反計画です。
長安を丸ごと水没させてしまえば罪のない多くの民も死んでしまいますが、それを思慮する余裕もないほど憎しみが勝っているのでしょうか。
39話のあらすじネタバレ
処刑されたかけた賀蕭と共に正座を続けていた楚喬(星児)は倒れてしまいます。
そこに現れた宇文玥は、楚喬を抱きかかえて自分の幕舎に連れていきました。
朦朧としている楚喬は、無意識に宇文玥の腕にすがりつき離そうとせず、2人はそのまま幕舎で一夜を明かします。
翌日、鶯歌苑に戻った楚喬は燕洵に、秀麗軍を味方につけてはどうかと助言。
燕洵は、燕北を裏切って魏に投降した秀麗軍を良く思っていませんでしたが、楚喬の説得もあり味方につけることにしました。
そんな中、燕洵と淳公主の婚礼の日が近づきます。
この日に長安からの脱出を計画している燕洵たちは、長安から宇文玥や襄王を遠ざけるべく手を打ちます。
その結果、宇文玥は異動になり、また襄王も梁に帰国する蕭策の護衛役に指名されました。
39話の感想
楚喬は無意識とはいえ宇文玥の腕にずっとしがみついていました。
燕洵に対してはこんなことした事ないですし、やはり彼女が無意識下で慕っているのは宇文玥なのかもしれません。
宇文玥は宇文玥で、腕にしがみつかれて嬉しそうな顔をしていたのが印象的でした。
40話のあらすじネタバレ
蕭策が梁へ帰国することとなり、楚喬(星児)は彼を見送りました。
婚礼の日が近づき、楚喬の身を案じた燕洵は、楚喬を先に城外に出しておくように仲羽に命じます。
一方で、皇宮に異動となった宇文玥は「楚喬を自分の配下にしたい」と希望。
そのせいで楚喬は宮中に呼び出されてしまい、城外には出られませんでした。
そんな中、宇文懐に息子を連れ去られた蘭淑儀は息子を取り戻すため、宇文懐が知りたがっていた楚喬の素性を明かしてしまいます。
婚儀当日。
宮中に向かう途中で秀麗軍と合流した燕洵は、ついに謀反を決行しました。
その知らせを受けた淳公主は、すぐに皇帝に謁見し婚儀を取りやめたいと懇願します。
宮中がざわつく中、楚喬はこの混乱に乗じて宮中からの逃亡を試みたものの宇文玥に阻止されてしまいました。
しかし、どうにか彼を振り切って燕洵と合流します。
皇宮では火災が発生し、燕洵が謀反を決起したという知らせも皇帝の耳に入りました。
40話の感想
梁に帰国した蕭策はもう出番はないのでしょうか。なかなか個性的で興味深いキャラクターだっただけに、このまま出番なしというのは残念です。
淳公主は婚礼服がとても似合っていましたし、眩しいほどの美しさでした。
その一方で、燕洵がついに謀反を決起!
家族が殺されてからは笑顔が消え、すっかり鋭い眼差しになった彼は、最近では威厳も出てきました。
彼にとっては念願の決起でしょうが、果たしてすんなり長安を脱出できるのでしょうか。
皇宮が混乱に陥る中、冷静に状況判断する皇帝の姿が少し意外でした。
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