【皇太子妃はシンデレラ〜花嫁は可愛い盗賊!?〜】全話のあらすじ一覧とネタバレ感想を最終回まで紹介します。本作は、皇太子と女盗賊のラブコメ時代劇。ヒロインを演じるエレノア・リーはシンガポール出身の人気女優!彼女の演じる個性的で奔放な常楽というキャラクターにも要注目です!
【皇太子妃はシンデレラ】のあらすじ概要
型破りな女盗賊×皇太子のラブコメ時代劇劇!
山賊の頭目である常楽は、皇帝への貢ぎ物である望遠鏡を盗んだことが原因でアジトを襲われ、仲間が劉相国に捕縛されてしまう。
劉相国は、皇太子との結婚を嫌がって自害した孫娘に常楽がそっくりだと気づき、常楽を身代わりとして皇太子と結婚させようと思いつく。
しかし皇太子の李徹は、劉家が自分を排除しようとしていることを知っていたため、この結婚を阻止しようと考え……。
全話のあらすじ一覧
【皇太子妃はシンデレラ】のあらすじネタバレを最終回(全27話)まで紹介します。
(あくまでも個人の評価です)
[2022/12/11 更新]
1話のネタバレ
夜の森。
劉相国の孫娘である玉揺は、皇帝から命じられた皇太子との結婚を嫌がり森の奥へと逃げました。
追いかけてきた父は、「皇帝からの勅旨に背けば一族が皆殺しになるのだぞ」と説得し玉揺を連れ帰ろうとしましたが、彼女は自害してしまいます。
皇太子の李徹(チャオ・イーチン)は、隣国の特使としてやって来た商隊を出迎え皇宮へと向かいましたが、その途中で山賊の待ち伏せに遭ってしまいます。
山賊の頭は 玉揺と瓜二つの常楽(エレノア・リー)という女性。
常楽は仲間たちが商隊の気を引いている隙に、荷台からこっそり望遠鏡を盗み出しました。
しかしその望遠鏡は皇帝への貢ぎ物だったため、のちに皇宮で大問題となってしまいます。
山賊のしわざだと直感した皇太子の李徹は、望遠鏡を取り戻すため山賊のアジトへ行くことに。
同行した劉相国は、李徹が山賊の主力を引きつけている間にアジトを襲撃しに行きました。
その策に引っかかった常楽は 覆面をした状態で李徹の前に現れ、李徹に1対1の勝負を挑みます。
すると、戦いの途中で常楽の配下がやって来て、アジトが襲われていると報告。
常楽がアジトに駆けつけたとき、村人たちはすでに劉相国に捕縛されていました。
劉相国は常楽の懐から望遠鏡を奪い、彼女の覆面を取ります。
すると、孫娘の玉揺にそっくりだったため驚愕!
劉相国は、常楽を玉揺の身代わりとして皇太子の李徹に嫁がせようと思いつき「言うとおりにすれば村人たちを助けてやる」と交渉します。
その条件を飲んだ常楽は側仕えの弄影を与えられ、3か月のあいだ玉揺のフリをすることに。
一方で、配下から「劉玉揺には重大な秘密があるようです」と報告を受けた皇太子の李徹は、結婚当日に結婚するふりをしてその秘密を暴くことにします。
結婚式当日。
婚礼服を着た常楽は侍女の弄影から、現在の皇后が劉相国の娘であること、そして結婚の目的が劉相国のスパイとして李徹を監視することだと聞かされます。
常楽は数日前に戦った李徹こそが、自分が今から嫁ぐ皇太子だと知らないまま彼と対面し……。
1話の感想
第1話からしっかり話が進み、とても面白いです!
一見すると軽いタッチのドラマのように見えますが、無駄なシーンが全くないので構成力の高い作品だと感じました。
また、ドラマの要となるヒロインのキャラクターも好印象。
常楽は山賊の頭目なだけあり男勝りな性格ですが、ところどころで愛嬌を感じるからか親しみやすいキャラクターとなっています。
劉相国を「ジジィ」と呼ぶ 肝っ玉の大きさには笑ってしまいました。
また別のシーンで、皇太子と李徹が同一人物だと気づいた常楽が「私ってば皇太子を蹴ったのね。一生自慢できる!」とドヤ顔していたのも面白かったです。
普通の女子なら「皇太子を蹴ってしまったなんてどうしよう」と動揺する場面なのに、自慢できると考えるところが個性的でgood。
劉相国は見るからに悪人という感じですが、頭の良い敵なのでストーリーを盛り上げてくれそうです。
常楽を言いなりにさせるため、人質の村人たちを3か月のあいだ数人ずつ解放するのは賢いですね。
このやり方なら、常楽は全員が解放されるまで劉相国に逆らえませんから。
2話のネタバレ
この婚礼は実のところ、
身内を嫁がせ皇太子を排除したい劉家
vs
劉家の思惑を知り破談にしたい皇太子
の戦いでした。
婚礼が始まると、皇太子派の陳大臣が「この花嫁は他の男とデキているから皇太子妃にはふさわしくない」と糾弾します。
そして、純潔な体かどうかは検査すれば分かると皇帝に進言しました。
皇太子の李徹は表向きは「花嫁を侮辱するな!」と怒ったフリをしながら、身体検査での潔白を求めました。
常楽は内心(よほど娶りたくないのね。これで破談に持ち込もうなんて最低男だわ)と思います。
後宮で体を検査した常楽は純潔な体だと証明され、婚礼は続行されました。
(他の男とデキているのは常楽ではなく玉揺。だから常楽は身体検査をクリアできたのでしょう)
そんな中、皇太子派の朱は、用意した偽者の第5皇子を花嫁(常楽)のいる新婚部屋に送り込もうと画策します。
皇太子府の人間は第5皇子の顔を知らないので、偽者でも問題ないはずでした。
そのころ常楽は、最低男だと思っている皇太子との床入りを防ぐため部屋に罠を仕掛けていました。
そこへ、偽者の第5皇子が「私は君の従兄、第5皇子だ」と訪ねてきます。
ところが、偽者の男は罠にかかって気絶。
常楽は「従兄ということは、劉相国の身内か。だったらこの男を人質に取って劉相国を脅し、村人たちを解放してもらおう」と思いつきます。
ひとまず部屋の外に出るため、常楽は男と服を交換することに。
まだ気絶している男に花嫁の婚礼服を着せ、花嫁が頭にかぶる赤い布もかけておきました。
外へ出て劉相国を見つけた常楽はさっそく脅迫しようとしまたが、そこへ、本物の第5皇子が現れます。
だとしたら、部屋の男は誰なのか?
一方で皇太子派の朱は、いつまでたっても偽者の第5皇子からの報告がないので焦り始めていました。
「とにかく花嫁を部屋から連れ去れ!」
命じられて新婚部屋に侵入した朱の配下たちは、花嫁を袋につめて連れ去りました。
この花嫁の正体が偽の第5皇子だと知らない朱は、計画どおりに花嫁を連れ去ったことを皇太子に報告します。
そのころ常楽は、本物の第5皇子を気絶させることに成功します。
ところが、その現場を令嬢に見られてしまったため、仕方なく令嬢のことも気絶させ、2人まとめて拘束しました。
改めて劉相国を脅しに行こうとしたところを、侍女の弄影に見つかり部屋に連れ戻されてしまいます。
部屋には、気絶させておいたあの男はいませんでした。
ちょうどその時、皇太子と友人が新婚部屋に向かっていました。
皇太子は、花嫁の不在を友人たちに見てもらえば破談にできるはず、とほくそ笑みます。
しかし、部屋の扉を開けると、肌着姿で決めポーズをしながら寝台に横たわっている常楽がいたのです。
友人たちは目を背けてすぐに立ち去りました。
一方、動揺しまくる皇太子はとりあえず「外で寝る」と告げ、枕だけもらうことに。
常楽が枕を渡そうとした瞬間、2人はバランスを崩して倒れ、常楽が皇太子の上に覆いかぶさる体勢になってしまいます。
その頃、常楽に拘束された第5皇子と令嬢はどうにか縄をほどき脱出することに成功。
第5皇子は令嬢を好きになりかけていましたが、名前を聞けないまま別れてしまいます。
2話の感想
2話もすごく面白かったです!
どうやらこの婚礼は、
身内を嫁がせ皇太子を監視したい劉家 vs 劉家の思惑通りにさせたくないから破談したい皇太子派の戦いのようですね。
陰謀のぶつかり合いなのでシリアス展開になるかと思えば、勘違いコントが始まり笑ってしまいました。
1話でも感じた通り、構成力(&脚本力)の高い作品です。
主役カップルの2人は今はお互いに最悪の印象を抱いていますが、そのうち少しずつ愛が芽生えていくのでしょう。
気になるのは、第5皇子と謎の令嬢。こちらの2人も恋愛関係に発展していくのでしょうか。
3話のネタバレ
花嫁(常楽)をさらったつもりが失敗した朱は皇太子に謝罪します。
しかし、皇太子が気にしているのはそれよりも、自分のために花嫁を糾弾した陳大臣が官職を剝奪されてしまったことでした。
皇太子は配下に陳大臣と家族のことを頼み、花嫁(常楽)に関しては次の一手を考えることにします。
そんなある日。
王東傑という男が、汪家に仕える葉桃花を凌辱する事件が発生しました。
王東傑は皇后の遠戚で強力な後ろ盾があるため 役所はこの事件を扱いきれませんでした。
そこで、この事件の裁きを任されたのが、大理寺卿を務めている皇太子でした。
皇太子は従者・公孫黙の助言に従い、劉玉瑤(常楽)を裁きの場に連れて行くことにします。
皇太子と公孫黙の読みでは、王東傑と親戚である劉玉瑤は、王東傑を助けるために動くはずでした。
その現場を押さえれば、劉玉瑤と離縁する理由ができると考えたのです。
裁判が始まると、幼い弟と妹を王東傑に人質に取られている葉桃花は真実を話せずにいました。
しかし、皇太子がそれを見越し、弟たちを助け出していたのでした。
常楽は内心 皇太子を見直します。
ただ王東傑はこの状況になってもまだ犯行を否定し続けました。
一旦休廷となり、葉桃花を呼び止めた常楽は体につけている香りのことを尋ねました。
葉桃花は、他では売っていない汪家特製のものだと答えます。
常楽は王東傑が監禁されている部屋へ行き、「衣に香がついたんじゃない?私がその衣を処分しといてあげる」と助けるふりをします。
すると、王東傑は「大丈夫だ、衣は隠してある」と答え、実質 凌辱したことを認めました。
その瞬間、外で控えていた皇太子が入ってきます。
「罪人、王東傑。己の口で犯行を認めたな」
王東傑の屋敷から証拠品の衣も見つかり、王東傑は杖刑および懲役12年の刑に処されました。
事件解決後。
皇太子はこたびの一件において、自分の予測とは違う動きをした劉玉瑤(常楽)の真意が見抜けず戸惑っていました。
彼女は身内の王東傑をかばうどころか、追いつめたのです。
それに、王東傑への怒りはとても芝居には見えませんでしたが、配下から油断してはいけないと諫められます。
公孫黙は次の一手として、彼女を賭博場に連れて行ってはどうかと提案。
そうすれば、名家の令嬢である彼女は皇太子に幻滅して自ら出ていくかもしれない、と。
皇太子はさっそく劉玉瑤(常楽)を賭博に連れて行きました。
その一方で、公孫黙は弄影を常楽から引き離すため品評会に連れ出します。
3話の感想
劉相国や劉皇后には野心がありそうですが、劉皇后の息子である第5皇子はそれほど野心があるようには見えません。
第5皇子は主要人物に位置づけられているので、おそらく今後はストーリーに深く関わってくると思われます。
一方の主人公カップルは、早くもお互いのことを見直したようですね。
常楽は山賊出身ということもありお転婆一辺倒の娘かと思えば、意外にもかなり頭が良さそう!?
ところで、いつも皇太子と一緒にいる公孫黙は従者なのでしょうか。いつも皇太子に対してタメ口なので彼の立場がよく分からず……。
そんな公孫黙は、弄影といい雰囲気になりそうな予感!
いつも仏頂面で寡黙な弄影が恋に落ちたらどうなるのか、とても興味深いです。
4話のネタバレ
初めての賭博で負けまくる皇太子に代わり、常楽は勝ちまくってイカサマ師を懲らしめます。
その頃、第5皇子の李衡は第7皇子を連れて品評会へ。
李衡は壇上に立って品評を行うつもりでしたが、公孫黙と弄影がいたため隠れます。
そんな中、皇太子の結婚式で出会ったあの令嬢が現れました。
李衡は 壇上で品評を行う彼女を見てますます心を奪われます。
霊犀大会が開かれました。
霊犀大会とは、皇太子の母親で前皇后である沈皇后が発案した障害物競走のことで、2人1組での参加となります。
皇太子からそれを聞いた常楽は「出たい!」と言いますが、皇太子は公孫黙と出る予定でした。
ちょうどその時、公孫黙が出られなくなったとの知らせが入り、代わりに常楽が皇太子のパートナーとして参加することになりました。
一方、第5皇子の李衡は参加するつもりはありませんでしたが、今年は大臣の娘が全員来ていると知り、あの令嬢に会えるかもしれないと思い参加することに。
すると、本当にあの令嬢と再会!2人はペアを組み障害物競走に参加しました。
結果は、皇太子と常楽のペア、李衡と令嬢のペアが揃って1位に。
大会終了後、令嬢は李衡の正体が第5皇子だと知り複雑な表情を浮かべます。
なぜなら、父親の朱雅各は第5皇子と敵対する皇太子派だから……。
また李衡も、彼女が朱家の娘 (朱顔)だと知りました。
その頃。
劉相国は、王東傑を追いつめた常楽に警告しました。
しかし、常楽は皇太子の信用を得るための行動だったと主張し劉相国の疑惑を晴らします。
その後、両陛下による大会後の宴が催されました。
そこに突然、劉玉瑤の母親が入り込んできて、劉玉瑤(常楽)に琴の演奏をさせようとします。
4話の感想
謎の令嬢の正体がようやく明かされました。
彼女の父親が皇太子派であることを考えると、対抗勢力の第5皇子とは簡単には結ばれなさそうですね……。
お似合いの2人なのに、悲恋になってしまうのでしょうか。
ところで、中国の歴史ドラマといえば様々な大会が開催されますが、障害物競走は初めて見たかも。
皇太子と常楽はペアとして障害物競走に参加したことで少しだけ絆が深まったように見えました。
ストーリーとしては、常楽が嫁ぐまではとても面白くてテンポも良かったのですが、4話は比較的まったり進行だった気がします。
これから物語がどういう方向に進んでいくのか期待!
5話~12話のあらすじ
13話~20話のあらすじ
21話~最終話(27話)のあらすじ
【皇太子妃はシンデレラ】基本情報
話数:全27話
製作:2020年 中国
原題:山寨小萌主
監督:チン・ジェン(秦榛)
キャスト:チャオ・イーチン(赵弈钦)、エレノア・リー(李凯馨)、ジン・ゾー(金泽)、チェン・スーユー(陈思宇)ほか
放送局:BS11 毎週月~木曜
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