【探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫〜】25話・26話・27話のあらすじとネタバレ感想。蘇瓷たちは先帝毒殺の黒幕を確信しますが、確固たる証拠をつかむために、もう少し捜査を続けることに。そんな中、新たな事件に遭遇し……。
25話のあらすじネタバレ
董如双は、寺で尼として暮らしていた宮女たちに会いに行きました。
当時、宮女たちの手が突然赤く腫れて治らなくなったという話を聞いて、董如双は病気ではなく毒によるものだと判断します。
宮女たちが侵されていたのは緋月という毒だと判明。
董如双はそれだけでは死ない毒なので、先帝が亡くなったのは他に毒性を強める何かが一緒に使われていたのだと考えました。
董如双は、先帝が生前飲んでいた滋養剤の処方の中に木蘭参という緋月の毒性を強める生薬が入っていたことを突き止めます。
裴昭は先帝に滋養剤を勧めた今の皇太后に話を聞きに行きました。
皇太后は滋養剤を勧めたのは雲王妃だと言ったのです!
蘇瓷たちは先帝毒殺の黒幕は雲王だと確信しますが、確固たる証拠をつかむためにもう少し捜査を続けることに。
そんな中、董如双が毒の実験をするため、謝北溟が大量に調達してきた布の中に白良錦と思われる布がありました。
白良族の絹織の技法は門外不出で、一族が滅亡した今、白良錦が市場に出回っていることを疑問に思う蘇瓷。
謝北溟が購入した店を問い詰めると地方の許氏という織物商から買ったと答えました。
蘇瓷たち5人は、すぐにその地方へ向かいます。
道中、許氏にまつわる噂話を耳にする一行。
今年、許氏は地元の祭りを仕切る番だったが、祭り当日、祀っていた蚕花娘娘の像が突然発火した上、同じ日に許家の職人が蚕室で変死するという事件があったというのでした。
しかも、その後、町では疫病が流行り、それも蚕花娘娘の祟りだと言われて許氏が責められていると言うのです。
蘇瓷たちが許家について詳しく聞くと、7年前に許氏の先妻が突如高度な絹織の技法を習得して町一番の織物商になったが、先妻が亡くなった後に技法を受け継ぐ者がなく商売が落ち目になっていたとのこと。
その上に今回の事件で許家は経営がますます苦しくなったとのことでした。
その後、馬を進めていた蘇瓷たちは偶然、入水自殺しようとしている女性を見かけて助けます。
その女性は許氏の先妻の娘、許青眉でした。
許氏は商売敵の孫氏から、祭りでの事故のことを町民たちに取りなす代わりに許青眉を嫁によこせと迫られているとのこと。
許青眉はそれを苦に自殺しようとしていたのです。
蘇瓷たちは、祭り当日に亡くなった許家の職人、何達の遺体を調べることにしました。
当日は蚕の3回目の脱皮の日だったので、何達はその半月前から蚕室で寝泊まりして幼虫の世話をしていたとのこと。
何達は顔に白い布を巻きつけられて窒息死していて、遺体に不審な点は見つかりませんでした。
25話の感想
いよいよ7年前の真相が解明されそうでドキドキします。
先帝毒殺も複数の成分が作用して毒になる方法が使われていたとは……。
蕓川の事件は伏線になっていたのですね。
そんな中、蘇瓷たちが新たに遭遇した事件。
養蚕の町で、繭玉に見立てて顔に白い布を巻きつけた殺人事件が起こるとは、なんとも不気味です。
26話のあらすじネタバレ
蘇瓷と裴昭は7年前に許氏の先妻が突如絹織の技法を習得したことに謎を解く手がかりがあると考え、裕福な夫婦になりすまして商談を装って許家を訪ねることにしました。
許氏に先妻がどうやって絹織の技法を習得したか尋ねますが、許氏は技術のことを詳しく知らない様子。
しかし、許氏は先妻の技術で作った糸なら銅銭を8枚吊るすことができると自慢げに話すのでした。
許家では手がかりが掴めなかった蘇瓷と裴昭は、商売敵の孫氏の店にも行ってみることにします。
蘇瓷たちは店員の話から、孫氏が許家の職人、何達を引き抜こうとしていたのを知るのでした。
その時、店に年配の女性が「お嬢様を返せ」と怒鳴り込んできます。
女性は店員に追い返されますが、蘇瓷たちは彼女を追いかけて話を聞いてみることに。
その女性は許青眉のばあやでした。
行方がわからなくなった許青眉を探しに来たとのこと。
蘇瓷たちは、ばあやに許青眉は自分たちが保護していることを伝え、店に戻ります。
孫家では、孫氏が顔に白い布を巻きつけられ、遺体となって工房の染色用水槽に浮いているのが見つかり、蚕花娘娘の祟りだと大騒ぎになっていました。
そして、遺体のそばには8枚の銅銭が置かれていたのです……。
蘇瓷たちは再び許家に行って孫氏の遺体の状況を話し、許氏と後妻の顔色をうかがいました。
後妻は明らかに動揺して幽霊の仕業だと言うのでした。
蘇瓷は、他の町民が蚕花娘娘の祟りだと言う中、後妻だけが幽霊の仕業だと言うのが気になります。
許青眉のばあやに許家の話を聞くことにした蘇瓷。
話によると、先妻が身寄りのないばあやを憐れんで許青眉の世話係として雇ってくれたとのこと。
また、今の後妻も同じように先妻に拾ってもらった身なのに、許氏と結託して先妻を毒殺して後妻の座に収まったと後妻への怒りをあらわにするのでした。
蘇瓷は許夫妻に揺さぶりをかけるために先妻の幽霊に扮し、夜になるのを待って許夫妻の寝室に侵入します。
すると、寝台には顔に白い布を巻きつけられた許氏の遺体が横たわっていたのです。
許氏の手には8枚の銅銭が握らされていました。
許氏の遺体を見た後妻は震えあがり、2人で共謀して前妻を毒殺したことを白状します。
そして、本当は何達の遺体のそばにも8枚の銅銭があったが、怖くなって自分が持ち去ったと告白したのでした。
その後、蘇瓷は回復した許青眉から、ばあやが許家に来たのは7年前で、先妻が絹織の技法を習得したのと同じ時期だったと聞きます。
それがただの偶然とは思えない蘇瓷は、真犯人をおびき出すために罠をしかけることにしました。
26話の感想
先妻の忠実な使用人だと思われていたばあやですが、何やら過去に秘密がありそう!
蘇瓷たちはどうやって事件を解明していくのでしょうか?
27話のあらすじネタバレ
蘇瓷はばあやに、全財産を後妻の娘に残すと書かれた許氏の偽の遺言状を見せます。
その夜、覆面をした何者かが後妻の娘の寝室に侵入し、剣で刺し殺そうとしました。
見張っていた蘇瓷たちが取り押さえて覆面をとると、それはなんとばあやだったのです。
ばあやは、先妻の恨みを晴らし、許青眉を守るために許氏と孫氏を殺したと白状。
蘇瓷が、さらに7年前の先帝の毒殺事件についても問い詰めると、ばあやは自分が白良錦に毒を仕込んだ女中頭だと認めたのです。
7年前、病死したように見せかけて宮中を抜け出したが、追手に追われているところを先妻に救われたと言うのでした。
また、職人の何達は、そのことを知られてしまったために殺したと告白。
裴昭が7年前に先帝の毒殺を指示したのは誰かと尋ねると、ばあやは雲王に命じられて衣を洗う水に毒を入れたと明かし、自害してしまいます。
ばあやは罪を認める遺書を残していて、蘇瓷たちはそれを元に雲王を断罪する策を考えることにしました。
その後、董如双が疫病の治療薬の配合に成功し、町民に薬を配り終えた一行は都へ戻ることに。
謝北溟は義父が雲王だと知ってから、自分と一緒にいると董如双を危険な目に遭わせてしまうと思い、距離を置いていました。
董如双を避けている本当の理由を知らない飛鳶は謝北溟に、女子に嫌われたいなら他の女子を好きになることだとアドバイスします。
それを聞いた謝北溟は、ある日、わざと襟元に口紅をつけて帰りました。
董如双は激怒し、口紅がついた謝北溟の服を持ち、蘇瓷、裴昭、飛鳶を連れて化粧品店に行きます。
一行が店に着くと店主の女性が客に絡まれているのを裴昭の侍従、蔣希文が助けようとしているところでした。
蘇瓷が明鏡署の者だと名乗ると客は逃げていきました。
その店は、蒋希文の弟の妻、宋瑶の店とのこと。
蒋希文の弟は結婚したばかりで出兵して戦死し、未亡人となった宋瑶は化粧品店を開いたとのことでした。
董如双が持ってきた服についている口紅について尋ねると宋瑶は、謝北溟という男性がわざわざ自分の名前を名乗って女子への贈り物にすると言って買っていったと答えます。
問い詰めてやると董如双が意気込んで帰ると、謝北溟が妓女の雯雯を家に連れてきていました。
そして、謝北溟は雯雯を身請けして結婚すると宣言したのです。
泣きながら自分の部屋に駆け込んだ董如双を蘇瓷は追いかけ、ずっと一途だったのに急に気が変わったり、わざわざ名乗って化粧品を買うのはおかしい、きっと何か事情があるに違いないと言って聞かせるのでした。
27話の感想
証人は亡くなってしまったものの、蘇瓷たちがこの事件によって確固たる証拠を手に入れてよかったです!
それにしても単純な謝北溟。
まだ若い飛鳶のアドバイスを簡単に受け入れてしまうとは……。
事件の真相も気になりますが、謝北溟と董如双の恋の行方も気になります。
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