【探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫〜】28話・29話・30話のあらすじとネタバレ感想。裴昭は皇太后の誕生日の祝宴準備を任されることに。しかし、宴を目前に控えて起こった殺人事件の容疑者として裴昭の配下の蒋希文が連行されてしまい……。
28話のあらすじネタバレ
蘇瓷から董如双たちのことを聞いた裴昭は謝北溟の部屋に行き、すでに雲王との関係に気づいていることを告げ、雲王の悪事を暴くために自分に協力してほしいと要請するのでした。
謝北溟は雲王に会いに行き、本当は自害した先帝毒殺の証人を、裴昭がかくまっていると嘘の情報を耳に入れます。
一方、男装した董如双は妓楼に行って雯雯を指名し、謝北溟との本当の関係を話さないと自慢の顔に毒を塗ると脅します。
雯雯は謝北溟から報酬をもらって恋仲のふりをするように頼まれていただけと白状しました。
服についた口紅も、謝北溟が自分の唇に口紅を塗ってつけたとのこと。
董如双は内心笑いながらも、強い口調で雯雯に謝北溟とは二度と会わないように約束させます。
真実を知った董如双は帰宅早々、口紅を塗った自分の唇を謝北溟の唇にこすりつけ、「私のものだという印よ」と宣言したのでした。
そんな中、皇太后の誕生日祝いの宴の準備を裴昭が任されることに。
宴を数日後に控えたある日、郊外で男の刺殺体が見つかります。
遺体は爪と顔に白粉が付着していて、他人のものと思われる玉佩を所持していたとのこと。
また、遺体には移動した後があり、別の場所で殺害されて運ばれたようでした。
やがて、その遺体は以前に化粧品店で宋瑶に絡んでいた田勇という男で、玉佩は蔣希文のものだと判明。
蔣希文は明鏡署に連行されてしまいます。
裴昭は蔣希文を助けるため、明鏡署に接見を求めますが、署の規定により認めてもらえません。
夜になり、雲王の侍女の梨雨が明鏡署の牢に侵入。
梨雨は蔣希文に、田勇を殺害したのが自分たちだということをほのめかし、裴昭を裏切って雲王側につかないと宋瑶の命はないと脅して立ち去っていきました。
蔣希文は、警備が厳しいはずの明鏡署に雲王の手先が忍び込んでくるということは署内に雲王の内通者がいると判断。
裴昭が危険な立場にあることを察した蔣希文は愕然とするのでした。
翌日、蘇瓷は接見が許されなかった裴昭に代わって蔣希文に会いに行きます。
すると、蔣希文が牢の中で自害していたのでした。
28話の感想
自分の服に自分でキスマークをつける謝北溟の姿に思わず笑ってしまいました。
蕓川事件の実行犯だった梨雨は、事件以来、行方をくらましていましたが、やはり雲王の手先だったのですね。
初回から裴昭を補佐してきた蔣希文が今回で亡くなってしまったのが、とてもショックです…..。
29話のあらすじネタバレ
明鏡署は、田勇殺しは蔣希文の犯行と断定、罪を悔やんで自害したとして処理しようとしていました。
しかし、弔問に訪れた宋瑶は、玉佩は自分を助けようとした蔣希文がもみ合った時に田勇に持ち去られたもので、蔣希文は無実だと訴えるのでした。
宋瑶を帰した後、裴昭は蔣希文の手に軍牌が握りしめられていることに気づきます。
蔣希文は生前、危機を知らせ警戒を促す必要がある時は軍牌を握って死ぬと裴昭に語っていたのでした。
裴昭は蘇瓷たちと田勇の遺体を調べ直すことにします。
刺し傷を見た董如双は、ひと刺しで確実に致命傷になっていることから、ただ者の犯行ではないと言うのでした。
また、蘇瓷と裴昭は、田勇の妻に話を聞きに行くことにします。
妻の話によると、大工だった田勇は、最近補修を請け負った倉庫が財宝の隠し場所になっているようだと妙に気にしていたとのこと。
蘇瓷たち一行は、その倉庫を調べに行きます。
倉庫の床には甕の跡が2つあり、甕はつい最近運び出されたばかりのようでした。
甕の跡では虫が大量死していて、董如双は甕の中身は毒性のあるものだったのではないかと疑います。
そして、飛鳶がその倉庫の持ち主を調べると、なんと救済銀事件で殺された西域の商人、沙度の倉庫だったのです!
裴昭は、田勇は化粧品店を出た後、補修時から狙っていた倉庫に盗みに入ったが、隠されていた物を見てしまったので口封じのために殺されたと推理するのでした。
その後、持ち帰った虫の死骸を調べた董如双は、西域の僻地に生息する毒サソリ、紅寡婦の成分を検出。
董如双は蘇瓷たちに、西域特有の製法で優曇波羅という花から抽出した毒に、粉末にした紅寡婦の尾と、ヤギの胃の結石を加えると少量で人命を奪える劇毒になると説明します。
その毒を吸うと、最初は風邪に似た症状が出て5日後に腕に赤い線が浮き出るとのこと。
しかも、医術書に毒消しの製法が記載されてない毒だというのです。
そんな中、皇太后の誕生日祝いの宴に蘇瓷が招待されることに。
田勇事件が解決しないままでは、宴でまた何かが起きるのではないかと心配する蘇瓷。
裴昭は蘇瓷に何があっても必ず君のことを守ると約束するのでした。
29話の感想
最初の救済銀事件の時の沙度がここで関係してくるとは!
しかも、西域の毒というと、とても神秘的で強力な感じで怖い……。
祝宴で何か不吉なことが起こりそうな予感がします。
蘇瓷たちは、この危機をどうやって乗り越えるのでしょうか?
30話のあらすじネタバレ
宴前日、裴昭は宴用の花火の職人のうち数名が病気になったと聞かされます。
同じ頃、明鏡署で劇毒の件について報告した蘇瓷は、劉総署から人々を混乱させないようにくれぐれも内密にと命じられます。
その時、蘇瓷は劉総署から薬の匂いがするのが気になって尋ねますが、劉総署は湿疹が出たから薬を塗っただけだと答えるのでした。
宴当日の早朝、蘇瓷は劉総署に呼び出されます。
城外の村で昨夜、水による中毒者が大量に出たとのこと。
劉総署は蘇瓷に、その村には都の水源となっている川があり、劇毒との関係が疑われるので捜査に行くようにと命じました。
宴当日に事を大きくしたくないので少人数で捜査するように言われた蘇瓷は、明鏡署の部下と、謝北溟と董如双を連れて村に向かうことにします。
村に着いて早々、村長から役所に知らせに行ったばかりなのに、こんなに早く来てもらえるなんてと言われて不思議に思う蘇瓷。
また、董如双が村への道中で汲んだ川の水を調べると、検出された成分は優曇波羅ではなく雷公藤という死には至らない毒だったのです。
ところが、董如双が診た1人目の中毒者の腕には赤い線が浮き出ていて、優曇波羅の毒の5日目の症状がはっきりと出ていたのでした。
蘇瓷が詳しく話を聞くと、その中毒者は数日前まで皇太后の誕生日祝いの宴用の花火を作る仕事をしていたとのこと。
一連の話から、蘇瓷は村での捜査命令は自分を都から引き離すための罠だったと気づきました。
宴用の花火に倉庫から運び出された毒が仕込まれたと悟った蘇瓷たちは急いで都に向かいます。
しかし、刺客が行く手を阻むのでした。
毒が都に撒かれるのを阻止するため、蘇瓷が1人で都に向かい、謝北溟たちは刺客を迎え撃つことに。
やがて都では花火が始まり、雲王はそれに合わせるように妻の体調不良を口実に宴を退席するのでした。
都に着いた蘇瓷は飛鳶に裴昭への伝言を頼み、自分は花火の打ち上げ場所へ向かいます。
蘇瓷は打ち上げ台に駆け上がり、間一髪で毒が仕込まれたと思われる花火の導火線を切りますが、台から転落して頭を打ってしまうのでした。
花火が途中で止まり、ざわつく宴の出席者たち。
近衛兵統領の傅子佑が刺客の侵入があったと報告し、出席者は建物内に避難させられます。
裴昭は倒れた蘇瓷の看病を董如双と飛鳶に任せ、皇太后に申し開きに向かいました。
祝宴中に非常事態になったことに激怒する皇太后。
そこへ、退席したはずの雲王が駆けつけ、この事件の捜査を明鏡署に任せることを提案します。
その後、裴昭が取り調べられている間に、捕らえていた花火職人たちが牢内で毒殺されたと知らせが入るのでした。
30話の感想
今まで蘇瓷が全幅の信頼を寄せていた上司の劉総署が急に怪しい言動を始めます。
果たして、劉総署は蘇瓷の味方なのか、雲王の手先なのか……。
物語は予測不能のクライマックスへと向かいます!
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