【夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~】17話・18話・19話・20話のあらすじとネタバレ感想。皇帝の命を受け、大長公主の屋敷を警護しにきた容瑕は、警護という名目で屋敷を捜索しました。すると、母の形見の数珠を見つけ……。
17話のあらすじネタバレ
全45話の完全版で紹介します(BSは全40話)
第2皇子の罪をかぶって投獄された謝重錦は、牢を訪ねてきた第2皇子に、なぜ大長公主の救済金に手を出したのかと文句を言います。
第2皇子は「他に流用できる資金がなかったのだ!」と逆ギレしつつも、すぐにここから出してやると約束しました。
皇帝の命令により大長公主の屋敷を警護しにきた容瑕は、警護という名目で屋敷内を捜索しました。
すると、書斎で母の形見の数珠を見つけます。
実はこの数珠は、第2皇子に買収された崔家職があらかじめ隠しておいたものでした。
容瑕は大長公主に「なぜ母の形見がここにあるのか」と問いただします。
身に覚えのない大長公主は、怒りのあまり吐血してしまいました。
病に蝕まれ日に日に弱っていく大長公主は後日、自分の命が短いことを悟り、宮中で死のうと決心して皇帝に会いに行きます。
皇帝と昔話に花を咲かせていると、突然、宦官に扮した刺客が大長公主を刺しました。
ちょうど昼寝をしていた班婳は、大長公主が刺し殺される予知夢を見て飛び起き、すぐに宮中に駆けつけるも衛兵が立ちふさがります。
そこに現れた容瑕は班婳を背負い、大長公主と皇帝がいる部屋へ連れて行きました。
ところが、すでに瀕死状態の大長公主は「どうか班家を守ってください」と皇帝に懇願して息を引き取ります。
17話の感想
容瑕は両親の事件のことになると、少し冷静さが欠けてしまうようです。
今回、大長公主が亡くなってしまいましたが、もしかすると刺客に襲われたのは自作自演ではないでしょうか。
「私の死に場所は宮中だ」と言っていましたし、刺客に目配せもしていたので……。
18話のあらすじネタバレ
雲慶帝は、大長公主の亡き今は 自分が班家の後ろ盾であることを知らしめるため、班婳の父に爵位を与えました。
そして、大長公主の遺言に従い、容瑕と班婳の婚姻を進めようとしましたが、容瑕を疑う班婳は婚姻を拒みます。
悲しみに暮れる班婳は、大長公主の霊を慰めるため寝食も忘れて写経しました。
そんな彼女を陰ながら見守っていた容瑕でしたが、班婳と真正面から向き合うことを決意し すべてを打ち明けます。
まずは、数日前に大長公主から亡き母の遺書を渡されたことを話しました。
<遺書の内容>
陛下は班大将軍と同様に崇められている虎符に脅威を感じていたものの、虎符を差し出せとは言えなかった。
それに目をつけた厳暉(左相国)は、容家の父に、班大将軍の説得を担わせた。もしも将軍が説得に応じて虎符を渡せば班家が滅び、渡さなければ容家が滅ぶという一石二鳥の計略だった。
結果、容家は一晩で逆賊となり、容瑕の母は容瑕を守るために自害したのです。
この手紙を読んだ容瑕は、大長公主の屋敷を捜索した際、大長公主と示し合わせて崔家職にだまされたフリをしたのでした。
そして、己の寿命を悟った大長公主は、陛下に「班家を守る」と誓わせるため 自ら刺客を用意し殺されたのです。
真実を知った班婳は、現実を受け止められない様子で容瑕を追い返しました。
18話の感想
陰ながら班婳を心配する容瑕がかわいかったです。
でも班婳が求めているのは陰の支えではなく、真正面から誠実に向き合うことなのでしょうね。
それに気づいて本当のことを話した容瑕はナイス判断。
けれど、実際に真相を知った班婳は、現実を受け止めきれない様子でした。
ともあれ、これで、容瑕の両親の死の真相が明らかになりましたが、根本的原因は陛下にある気がしてなりません。
19話のあらすじネタバレ
恩赦により釈放された謝重錦は容瑕を訪ね、虎符の行方について探りを入れました。
実は容瑕は、生前の大長公主から虎符を託されていましたが、当然そのことは伏せ、適当にはぐらかします。
容瑕が何者かに襲われる夢を見た班婳は飛び起きます。
ちょうどその時、容府で死人が出たとの知らせが!
班婳が急いで容府に駆けつけると、亡くなったのは町で馬車にひかれた容家職だと知らされました。
容瑕は自分が心配で来てくれたのかと思うも、班婳にそっけない態度を取られて困惑します。
「私を想っていないのならなぜ来た?隠し事がきらいだと言ったのは君だ。胸の内を明かしてくれ」
すると班婳は、これまで何度も夢が現実になったことを話し、班家が没落する夢を見たから容瑕を巻き込みたくないのだと打ち明けました。
容瑕は「君と一緒なら死も怖くないし、班家は自分が守ってみせる」と彼女を抱きしめます。
その後、班婳を送り届けた容瑕は、彼女のいないところで両親に婚姻の承諾を得ました。
そして後日、容瑕は班婳に直接プロポーズをし、班婳も受け入れます。
19話の感想
大長公主は容瑕に虎符を託したのですね。
最初は容瑕を警戒していたけれど、最終的には虎符を託すほど信用できて良かったです。
容瑕もこんな大切なものを託されて、より一層、班婳を守ろうという気持ちが強くなったのではないでしょうか。
ともあれ、2人の結婚が決まっておめでたいですし、幸せなムードにほっこりさせられました。
ただ、最終話まであと25話も残っていることを考えると、もう一波乱ありそうな気がします。
20話のあらすじネタバレ
街なか。
容瑕と班婳が婚約したことを知った石晋は、ショックのあまり大雨の中 立ちすくみます。
ずぶ濡れで屋敷に戻った石晋は、妹の石飛仙にも容瑕を諦めさせようとしましたが、彼女は聞き耳を持ちませんでした。
石飛仙は容瑕の婚約相手が誰かを知るため、詩会に容瑕を招きます。
すると、容瑕は班婳を伴って登場し、班婳と婚約した事実を公表しました。
ショックを受けた石飛仙は、自分に好意を寄せる第2皇子の蔣洛を呼び出し班婳の暗殺を依頼しました。
蔣洛は「条件がある」と石飛仙の手を握ります。
その時、班婳が部屋に突入してきました。
実は班婳は、町で蔣洛を見かけた気がして尾行した結果、ここにたどり着いたのです。
班婳は2人の会話は聞いていませんでしたが、婚約者がいる身で何をやっているんだと蔣洛を咎めました。
その後。
班婳は、“容瑕の両親は琴棋書画に通じ 仲も睦まじかった”と知り、自分も苦手な琴や書画にチャレンジします。
20話の感想
容瑕と班婳の婚約を知った石晋が切なすぎました……。彼にはいい人を見つけて幸せになってほしいです。
そう言えば、第2皇子と謝婉瑜の結婚話もありましたね。
双方とも結婚に乗り気ではないようですし、謝婉瑜には班恒がお似合い♡なので最終的にはこの2人がくっつくと嬉しいのですが!
一方、第2皇子の恋は実らなさそうですが、想い人の石飛仙に呼び出されてウキウキしていたのが少し可愛かったです。
ただ冷静に考えると、もしも第2皇子が謝婉瑜ではなく石飛仙を娶った場合、今まで第2皇子を支援していた謝重錦が敵に回るのでは?
謝重錦からしてみれば、第2皇子を支援するのは妹が嫁ぐからなわけですし。
最終的に第2皇子が誰を娶るのか、その辺りも見どころになりそうです。