【狼殿下-Fate of Love-】34話・35話・36話のあらすじとネタバレ感想。溍王から、迄貚国と煬国の盟約を破棄するよう命じられた馬摘星と疾冲は策を弄したものの、すべて渤王に破られてしまい……。
34話のあらすじネタバレ
全54話の完全版で紹介します(BSは全49話)
迄貚国。
新王の天幕を訪れた渤王と第4皇子(楚有禎)は、祝いの品を進呈しました。
するとそこに、馬摘星から“どうしても新王に会わせてほしい”と頼まれた宝娜公主がやって来ます。
公主は兄の新王に、どうしても友人に会ってほしいと懇願し、馬摘星と疾冲を天幕に招き入れました。
馬摘星は新王に、煬国との盟約を破棄しなければ悲惨な末路が待っていると諫言し、新王を日食が起こる瞬間に立ち会わせます。
日食を見た新王は「本当に悲惨な末路が待っているのかもしれない」と信じかけます。
それと言うのも、迄貚国は太陽を崇拝する国であるため、日食は不吉な予兆とされているのです。
すると突然、渤王が日食に向かって矢を放ちました。
その瞬間に太陽が戻ったことで、迄貚の者たちは「渤王が日食を消したのだ!」と賞賛します。
実は渤王は、狼の遠吠えを聞いて太陽が戻る気配を感じていたため このようなパフォーマンスをしたのでした。
新王は馬摘星に激怒し、すぐに去れと命じました。
馬摘星の策が失敗に終わり悔しい公主は、こうなったら実力行使に出ると言い渤王を包囲します。
そして、馬摘星に弓を手渡し、渤王を殺す機会を与えてあげました。
しかし、馬摘星は渤王を殺すことができず、己の心の弱さを悔いるのでした。
34話の感想
「日食の計」のくだりがよく分からなかったのですが……とにかく渤王が手強いということですね。
それにしても、最初の頃の公主は「渤王だいすき!」だったのに、今ではこんなに嫌いになっているのが面白いです。
好きだったからこそ、余計に幻滅したのかもしれませんね。
35話のあらすじネタバレ
蒼天の儀が行われ、迄貚国の王族や各部族の長が集まりました。
そこへ、煬国との盟約を破棄させたい馬摘星と疾沖が現れ、新王と屛芫公主を引き合わせます。
前朝の人質だった新王は、幼少期の頃に屛芫公主に助けられた恩があるため再会できたことを喜びました。
当時新王は、屛芫公主の顔を見たことはありませんでしたが、2人しか知らない思い出を屛芫公主が知っていたため本人だと信じます。
新王は再会を喜びながらも、煬国との盟約は先王が決めたことだから破棄はできないと申し訳なさそうに言うのでした。
その後 渤王は、天幕に置かれている前朝の太鼓を 屛芫公主がよく知らない様子だったことから、偽者の屛芫公主だと見破ります。
そして、偽者であることの証拠をつかむため、屛芫公主の顔を知る元宮廷絵師を捜させました。
一方で疾沖も屛芫公主が偽者だと気づきましたが、馬摘星の反応から、馬摘星もすでに知っていたのだと悟ります。
実は馬摘星は、迄貚国に来る前に、溍王から屛芫公主が偽者であることを知らされていたのです。
35話の感想
馬摘星は渤王を恨んではいるけど、今もまだ愛情のほうが勝っているように見えます。
腰帯で抱き寄せられるような形になった時も、憎しみの中に“断ち切れない愛”が存在しているように見えました。
渤王も渤王で、表面上は「仕方なく」彼女に腰帯を付けていましたが、あんなに接近した状態では、内心ドキドキしていたはず!
そして、腰帯をそっと結んだのが印象的で、隠しきれない渤王の優しさが感じられた瞬間でした。
36話のあらすじネタバレ
偽の屛芫公主(柳心)を捕らえた渤王は、馬摘星を挑発して自分を憎ませようとしました。
そのせいで憎しみに火がついた馬摘星は、去りゆく渤王に弓矢を放ちます。
すると、渤王を守ろうとした第4皇子(楚有禎)が盾になり負傷してしまいました。
一方、元宮廷絵師を見つけた疾沖は、屛芫公主の姿絵を奪い取ります。
屛芫公主が偽者だと知った新王は、自分を欺いた馬摘星に激怒し、柳心を投獄します。
そこに疾沖が現れ、屛芫公主の姿絵を新王に見せました。
驚くことに、その姿絵は馬摘星にそっくりでした。
馬摘星も「なぜ母上とそっくりなの」と不思議がります。
疾沖は「馬摘星は屛芫公主の娘なのだ」と説明し、絵師も、馬摘星と屛芫公主が瓜二つだと証言。
そして絵師によれば、屛芫公主は水の中で光る特殊な玉石を持っていたとのことでした。
それを聞いた疾沖は、馬摘星が母親の形見としていつも身につけている「鈴」の中の石こそが、“光る玉石”だと気づきます。
試しに鈴の中の石を水に入れてみると、眩いほどの光を放ちました。
それを目にした新王は、馬摘星を屛芫公主の娘だと認めます。
そして新王は、恩人(屛芫公主)の娘が暮らす溍国に出兵することなどできないと言い、煬国との盟約(援軍)を破棄しました。
こうして、盟約破棄の任務を終えたと同時に、己の本当の身分を知った馬摘星は、前朝を滅した煬国皇帝への復讐を改めて誓います。
36話の感想
渤王は第4皇子が射られて負傷したとき、本気で馬摘星に怒っていたように見えました。
自分が馬摘星に殺されるのはいいけど、自分以外の身近な人間が馬摘星に傷つけられるのは許せないようです。
それにしても、まさか鈴の中の石が、これほど重要な形見だったとは驚きです。
水中に石を入れた際、思った以上に光りまくりで笑ってしまいました。
©2018 New Classics Int’l Media Limited
本ページの情報は2022年11月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。