【ウェントワース女子刑務所】シーズン2ネタバレ。夫のDVに耐え切れず殺人未遂で収監されたビー。この過ちがきっかけで、最愛の娘デビーを失ってしまう事になりました。
身も心もボロボロになってしまったビーは、デビーを殺害するようしむけた囚人達のボスであるジャックスを刑務所内で殺してしまいました。殺人罪により終身刑が免れなくなったビーの次なる目的は?
シーズン2からの新キャラクター
シーズン1では、娘デビーと古株ボス・ジャックスが死亡。今シーズンでは、看守長のエリカも姿を消し、新しい看守長が登場します。
ジョアン・ファーガソン
演:パメラ・レイブ
マキシン・コンウェイ
演:ソクラティス・オットー
『ウェントワース女子刑務所』シーズン2のあらすじ
今シーズンでは、ウェントワース女子刑務所のなかで、ビーがどうやって伝説のボスとなっていったかが綴られています。最愛の娘デビー殺害を指示したジャックスの復讐を果たしたビー。
次なるターゲットは、直接手を下したジャックスの息子ブレイデンでした。しかし、刑務所から出れないビーはジャックスの元へ行くことはできません。
そこでジャックスと家族ぐるみのつきあいのある囚人シモーヌを利用してブレイデンを刑務所内へ呼び寄せる計画を立てます。自分も弁護士との接見を予約し、面会室でブレイデンの姿を見つけるビー。
二人の間に遮る壁はありません。ビーは隠し持っていた凶器を持ちブレイデンへ向かっていくも、作戦は失敗に終わります。
ビーへの監視は更に強化され、新リーダーのフランキーとの間にも溝がうまれ、孤立化していくビーですが、ブレイデンへの復讐心は消えていませんでした。
ある日、ボスの座を巡ってフランキーとビーのタイマン勝負が行われます。そしてそんな騒動の中、ビーが立てたブレイデン復讐の驚くべく方法が判明します……。
『ウェントワース女子刑務所』シーズン2の見どころと感想
新たなボスキャラの登場
ジャックス亡きあと、フランキーが刑務所内唯一のリーダーとなっていました。そして、新たなボスキャラは、囚人ではなく看守長!ファーガソンです。
これまでの看守長とはちょっと違う、ある意味”クレイジー”な一面を持ったファーガソン。刑務所内のクリーン化を進めるファーガソンですが、過去に人に言えない秘密を持っています。
そして、クリーン化を進めているくせに、自分はダーティな手を使うという。そんな卑怯な女ファーガソンの裏の顔も徐々にバレていく事になります。
リズ、仮釈放後の悲劇
世話役だったリズは、仮釈放前になんだかんだやらかしつつも、無事に出所。自由な世界へ戻っていきます……が、新しい住まいは薄暗い部屋、開かない窓、金を巻き上げる男が住む酷い所でした。
なんとか自分を奮い立たせて、子どもたちの住む家へ行きますが、長い間連絡を絶っていた罪悪感から手紙を入れる事さえ躊躇してしまいます。
直接娘に会えなくても、ストーカーのように娘を遠くから見守るリズ。そんなリズは、見ていて切なくなってしまいました。頑張って更生して幸せになってくれーと願うばかりでしたが、ビーの計画の巻き添えとなってしまいます。
”クイーン・ビー”誕生
新ボスとしてみんなをまとめるフランキーでしたが、トップの座に固執するがゆえ、仲間にも疑心暗鬼な目をむけてしまったりと、上手くいかない事も多くなってきました。
ボスとしての悲しい宿命でもある”孤立”が進んでいく中、遂にフランキーとビーのタイマン勝負が勃発。一応囚人のみなさん、こういう時はちゃんとルール―を守って、仲間が負けていても手は出しません。
二人のガチンコ勝負の殴り合い!ちょっとグロいシーンが苦手な方はご注意を。……といっても、喧嘩のシーンはここだけではありません。
そして、ついにビーがフランキーに馬乗りになったところで「勝者はビーだ!私の負けだ」
というフランキーの一言で勝負あり。
クイーン・ビーの誕生です。しかし、その後ビーは自分で自分の両腕を切り裂くという謎の行動を起こします。重体で病院へ搬送されたビー。そう、ビーの真の目的はブレイデン復讐のため脱獄することだったのです。
『ウェントワース女子刑務所』シーズン2の感想
ビーがどんどん逞しくなってきました!それと比べて無敵だったフランキーの弱さも目立ってきたシーズンでした。マキシーンを用心棒にしようとするも失敗。マキシーンはビー側につくことに。
フランキーに忠実な用心棒のブーマーの事はないがしろにしちゃったりして、ブーマーちょっぴり可哀想です。その他、ファーガソンやその他の看守たちの裏事情も興味深いです。
母に支配されていたヴェラですが、病気になった母の看病をしながら下した決断は!シーズン3でのクイーン・ビーとなった彼女の次なる目的も気になります。