【玉昭令】7話・8話・9話・10話のあらすじとネタバレ感想。端木翠は蚊男に血を吸われて消滅しかけるも、展顔の血を飲んで復活しました。この時、封印されている端木翠の情(情債箱)は揺れており、それを見た楊鑑は「端木翠の心を動かしたのは誰だ!」と激怒します。
7話のあらすじネタバレ
温孤神医は端木翠を助けに行ったものの、隔仙陣の中に入ることはできませんでした。
いちど草廬へ戻った温孤は、幽王の記本に記されている“隔仙陣に入る方法”を試すことに。
その方法とは、己の血肉と術者の血を交わらせるというものでした。
幸いにも温孤の手には、蚊男(術者)の血の付いた喙がありました。
彼は端木翠を救いたい一心で、痛みに耐えながら己の血肉を切り落とします。
その頃、隔仙陣に閉じ込められている端木翠は、蚊男に血を吸われていました。
展顔が駆けつけると、蚊男は姿を消します。
蚊男は蚊女に、“端木翠の血”を渡して飲ませました。
そこへ、隔仙陣の中に入ることに成功した温孤が現れます。
温孤は蚊男を始末した後、端木翠のもとへと急ぎました。
一方の端木翠は血を吸われたせいで消滅しかけるも、展顔の血を飲んで復活します。
この時、封印されている端木翠の情(情債箱)は揺れていました。
情債箱の揺れを見た楊鑑は、「端木翠の心を動かしたのは誰だ!世を滅ぼしかねない!」と激怒し、情債箱に法術を施します。
それにより、端木翠は心臓に強い痛みを感じて気絶しました。
ちょうど現れた温孤は、自分の血を端木翠に与えようとしましたが、端木翠の体は受けつけません。
展顔はもう一度自分の血を飲ませ、端木翠を救います。
一方、蚊女が産んだ子供たちは驚異的な速度で成長し、人間界で人間を殺戮して血を吸っていました。
他の血が混ざった蚊の子どもは怪物になってしまうのです。
端木翠たちは、蚊の子供を食い止めようとしますが……。
7話の感想
紅鸞は幽族の使者だと思われますが、温孤への情は本物のように見えます。
紅鸞は幽族の長老に命を握られているから仕方なく従っているのでしょう。
いざとなれば、自分の命よりも温孤の命を守りそうな気がします。
ところで、温孤はなぜ「幽王の記本」を持っていたのでしょうか。
もしかして、温孤はもともと幽族なのか?
蚊男たちとも面識があるような感じでしたし。
幽族は千年の修練を積めば人間になれるらしいので、温孤はその方法で人間→神仙となったのかな。
8話のあらすじネタバレ
端木翠と展顔は蚊の子供たちを捕らえました。
蚊女は子供たちを許してほしいと懇願するも、怪物となりつつある彼らを見逃すわけにはいきません。
端木翠がとどめを刺すために三昧真火を放つと、蚊女は子供たちに覆いかぶさります。
すると、子供たちから邪気が消えました。
魂に帰った子どもたちは、のちに人間の子供として生まれ変わるのでした。
端木翠は草廬に戻ってきました。
紅鸞は、端木翠が蚊に刺されて法力が弱っている今のうちに、乾坤袋から蓬莱図の欠片を盗み出します。
温孤は蚊の毒に侵された人間たちを医館で治療していました。
そこへやって来た紅鸞は、まだ草廬へ戻らないのかと尋ねます。
温孤は、体の傷口(血肉を取り出した時の傷)から“うろこ”が現れてしまうから戻れないと答えました。
「あなたが龍族だということを、端木翠には話していないのですか?」と聞く紅鸞。
「半分幽族であること以外、明かしていない」
温孤はそう言った後、「父の幽王は千年前に戦を仕掛けたが、負けたからには償わなくてはならない。幽族を九獄から解放する気はない」と断言します。
その頃、幽族の長老は新王になろうとしていましたが、一部の者から「龍族じゃないからダメだ」と反対されていました。
人間界。
端木翠と展顔が仲良く食事をしていると、楊鑑が現れます。
楊鑑は端木翠に、人間との付き合いはほどほどにして早く使命を果たせと釘を刺しました。
8話の感想
どういう仕組みかは分かりませんが、蚊の子どもたちは人間に生まれ変わったようですね。
最後に邪気が消えて良かった!
温孤が幽族なのは予想どおりでしたが、まさか、幽王の息子だったとは驚きました。
彼がどのような経緯で神仙となったのか、謎が深まります。
9話のあらすじネタバレ
神獣の小天は、楊鑑の命令に従い端木翠を監視していたもののすぐに見つかり、蓬莱に帰らされてしまいます。
小天からの報告を聞いた楊鑑は、展顔と端木翠の仲を引き裂くため、縁結びの神である月老のもとへ。
楊鑑は月老を脅し、展顔の婚姻簿に手を加えさせようとしました。
月老は仕方なく、李瓊香の名前を展顔の婚姻簿に書き足します。
また、月老は、李瓊香と顔展の婚姻糸を結ぶために人間界へ降り立ちました。
結果、李瓊香と顔展は街なかで出会い、2人の縁談話もとんとん拍子で進んでいきます。
顔展は娶る気はないと言いますが……。
9話の感想
小天のイタズラが可愛い♡
彼のイタズラのせいで、張瓏と趙武が事故チューしたのが面白かったです。
小天は自分のことを「神獣」だと言っていましたが、もしかすると真の姿はユニコーンでしょうか。
10話のあらすじネタバレ
展顔のことが気になる端木翠は、展顔のいる甘味処へ行き、姿を消してそばに座ります。
展顔は端木翠がいるのを察知しながらも、素知らぬ顔で巡回へ出ました。
すると、縁談相手の李瓊香に出くわし手縫いの手巾を渡されます。
展顔は他人行儀に接しましたが、李瓊香が展顔に好意を抱いているのは明らかでした。
端木翠は姿を消したまま、李瓊香の後を追いかけます。
すると、彼女を取り巻く人たちが口々に、李瓊香と展顔がお似合いだと言うのです。
人間から見ると李瓊香のような令嬢が展顔にふさわしいのだと知った端木翠は、李瓊香の振る舞いを真似することにしました。
温孤からは「誰かの真似などしなくても、君が一番すばらしい」と言われますが、端木翠が求めているのは温孤からの言葉ではありません。
端木翠は令嬢になりきって展顔に会いに行きました。
展顔は からかい半分で「令嬢にはこれが必要だ」と言い、李瓊香からもらった手巾を端木翠に手渡します。
その手巾から幽族の匂いを嗅ぎ取った端木翠は、急いで李瓊香のいる錦繡布荘へ。
店に入った瞬間、かすかに幽族の匂いがしたものの、証拠となるものは何もありませんでした。
その頃。
幽族の使者(紅鸞?)は幽族の長老と交信し、端木翠から蓬莱図の欠片を盗み出したことを報告します。
長老は使者に、「欠片は互いに反応し合う。欠片が振動した場所には別の欠片がある」と教えました。
それを聞いた使者は、錦繍布荘で振動が起きたことを報告します。
その夜、錦繍布荘で火災が発生しました。
展顔は火事から李瓊香を助け出したものの、李瓊香の侍女は死亡してしまいます。
その後、李府で展示会が催され、展顔、端木翠、温孤が訪問しました。
すると、李瓊香の父親が殺されており……。
10話の感想
温孤は千年越しの愛ゆえに、端木翠への愛が重すぎる(笑)
温孤は前回、自分のことを「半分幽族」だと言っていましたが、なるほど、人間と幽族のハーフなのか。
種族が違っても結ばれることが可能ならば、展顔と端木翠の恋にも希望がありますね。
悲恋ではなく、ハッピーエンドもありえそうな展開になってきて安心しました。