【玉昭令】14話・15話・16話のあらすじとネタバレ感想。幸せそうな展顔と端木翠の姿を見た温孤は、酒に酔った勢いで龍族の力を使って嵐を呼んでしまいました。端木翠は啓封の嵐を鎮めることに成功したものの、大きく感情が動いたことで気を失ってしまいます。
14話のあらすじネタバレ
恋仲となった展顔と端木翠は、幸せな時間を過ごしていました。
そんな2人を見て傷心する温孤は、酒に酔った勢いで龍族の力を使って嵐を呼び、啓封を水没させようとします。
翌日、我に返った温孤は「端木翠が大切にする啓封の街を、気の迷いで壊しかけてしまった」と反省し、嵐で負傷した人間たちの治療に尽力しました。
一方の端木翠は、法力を駆使して啓封の嵐を鎮めることに成功します。
始終、そばで端木翠を守っていた展顔は「たとえ死んでも君から離れない」と言いました。
その言葉を聞いた端木翠は、心が大きく動いたことで気を失ってしまいます。
端木翠を治療した温孤は展顔に、極めて悪い状態だと言い、再度「端木翠と縁を切れ」と忠告しました。
それというのも、端木翠の心を大きく動かせば 封印した過去の記憶が蘇ってしまい、そうなれば、彼女は生き地獄を味わい 魂が砕け散ってしまう からです。
さらに温孤は、端木翠の過去を教えました。
- 端木翠は千年前、人族の将軍だった。
- 許嫁が戦死し、端木翠も悲憤しながら出陣したが惨死した。そのせいで多くの将兵の命が失われたため、端木翠は自責の念に苦しんだ。
- その後、端木翠は神仙に冊封されたが、過去の記憶を情債箱に封印された。
これらのことを知った展顔は身を引くことを決意し、端木翠を遠ざけるようになりました。
14話の感想
温孤が2人を引き離そうとするのは 単なる嫉妬心だけではなく、端木翠の心が動いて記憶を取り戻せば 端木翠の魂が砕け散ってしまうからなのですね。
それなら、2人を引き離そうとするのも納得です。
端木翠は千年前は人族だったようですが、「人族」と「人間」は別ものなのでしょうか?
また、端木翠は戦死したとのことですが、死後に神仙に冊封されたということ?
この辺りの謎も、そのうち明かされるのでしょうか。
15話のあらすじネタバレ
端木翠の心が動いて記憶が蘇れば、彼女が生き地獄を味わうことになると知った展顔は、端木翠と距離を置くことにしました。
そうとは知らない端木翠は、一生懸命作った料理を展顔のもとへ持っていきます。
展顔はあえて冷たい言葉で端木翠を突き放し、一方的に縁を切りました。
端木翠は急に冷たくされて戸惑いながらも、何か事情があるはずだと思い、姿を消してこっそり展顔の様子をうかがいます。
しかし、端木翠の気配を察知した展顔は、わざと端木翠を傷つける言葉を放ちました。
一方、江文卿に拾われた黒猫は、人間の少年の姿となり幽族の長老と交信します。
黒猫少年は「端木翠が“蓬莱図の断片”を持っているが、温孤がいるから手出しできない」と報告しました。
すると、長老は「北東の林に宝器を隠してあるから、その宝器を使って温孤の法力を奪え」と命じます。
15話の感想
前回はあんなに幸せモードだったのに、一気につらい展開になってまいりました。
端木翠も急に冷たくされて、わけわからないですよね……。
一方、以前に江文卿が拾った黒猫は、どうやら幽族のようですが何か思惑がありそうな予感。
16話のあらすじネタバレ
啓封の街では村人が黒猫に襲われる事件が多発し、大勢の被害者が温孤医館を訪れていました。
温孤は診療をしている最中、突然邪毒に侵され、幽族の原形が体中に現れてしまいます。
それを見た患者たちが「幽族だったのか!」と騒ぐ中、患者に紛れ込んでいた黒猫少年は、温孤を罠にはめるため、隣の患者を殺してその罪を温孤に着せました。
駆けつけた端木翠は患者たちを下がらせ、温孤を別の部屋へ連れていきます。
温孤は端木翠に、邪毒に侵された瞬間に幽族の力を抑えられなくなったことを話し、ここに居れば迷惑をかけてしまうから出て行くと告げました。
端木翠は「あなたは悪くない」と言い、温孤を必ず守ると約束します。
その後、温孤は事情聴取のため啓封府へ。
邪毒による温孤の体の症状を見た展顔は、被害者たちと同じ症状であることから 温孤も被害者のひとりだと判断します。
ただ、犯人が分かるまでは、温孤を啓封府の牢屋に留め置くことにしました。
その夜、啓封府の牢屋に幽族の使者が侵入し、温孤を連れ去ります。
その現場に細花流の令牌が落ちていたことで、端木翠に嫌疑がかかってしまい……。
16話の感想
展顔は紅鸞が黒服女(幽族の使者)だと気づいたようですね。
彼女が赴いた場所には必ず“桃の花びら”が落ちていますし、正体がバレるのも時間の問題でしょう。
紅鸞は根は悪い子ではなさそうなので、噬心咒(心臓発作)の呪術さえ解ければ端木翠たちの味方になってくれそうな気がします。