【雲間の月は輝きて ~運命の恋人~】14話・15話・16話のあらすじとネタバレ感想。
雲浅月は第三皇子と愛し合っていた過去をすべて思い出しましたが、今の自分が愛しているのは容景だけだと再認識します。
そんな中、皇帝は、雲皇后が産んだ赤子の天賜を太子に立て……。
14話のネタバレあらすじ
第三皇子は父王から命じられた結婚相手が宰相の娘・秦玉凝だと知り納得がいきません。
そんな第三皇子に冷王は、勢力拡大のためにと秦玉凝との結婚を勧めます。
そして、陛下の命じた婚姻に背けば陛下から不興を買ってしまうと付け加えました。
それを聞いた第三皇子は秦玉凝との結婚に応じることに。
一方で、第三皇子の方から結婚を辞退してもらおうと考えていた秦玉凝は当てが外れ、仕方なく皇帝の前で容景への想いを吐露します。
そして、秦玉凝は容景との結婚を皇帝に願い出ますが、容景本人にきっぱり断られてしまうのでした。
一方、第三皇子と愛し合っていた過去をすべて思い出した雲浅月は、高い手すりに腰掛けて酒をあおっていました。
落ちた酒瓶を拾おうとした彼女はバランスを崩して落下しそうになりますが、容景に助けられます。
雲浅月は容景に「全部思い出した。でも私が愛しているのはあなたよ」と告げ、後ろから抱きしめました。
容景は酔いつぶれた雲浅月を部屋に送り届けて去ろうとしましたが、彼女は容景の手をつかんで離そうとしません。
その様子を、第三皇子が見ていました。
藍漪は第三皇子に命じられ、南梁国の宝である“玉環鏡”を盗み出します。
宝を取り戻すよう命じられた南梁の世子・南凌睿は、雲浅月に助けを求めに行きました。
宝の特徴を聞いた雲浅月は、現代に帰るために必要な宝のうちの1つかもしれないと思い承諾します。
2人は宝を盗んだと思われる藍家の根城へ行き、宝を取り戻しました。
雲王府に戻った雲浅月は雲王爺から、南凌睿が双子の兄だと教えられます。
14話の感想
雲浅月は10年のあいだ第三皇子と愛し合っていたけど、記憶を失った2ヶ月の間に容景を愛してしまったわけですよね。
そうなると、やはり第三皇子が不憫に思えてしまい、雲浅月と容景の恋を応援しづらくなってきました。
ただ容景も容景で、彼女の記憶喪失に振り回されている1人なので不憫ではあるのですが……。
さて。南凌睿は予想どおり双子の片割れでした!
南凌睿は最初から雲浅月が双子の妹だと知っていたから、やけにフレンドリーだったのかと納得です。
15話のネタバレあらすじ
銭荘爆発事件に使われた火薬製造所を調べた上官茗玥は容景に、どうやら墨閣という組織が関係しているようだと報告します。
墨閣は淇国人の集団で、若い女頭目は慕容将軍と深い関係にあったとのこと。
それを聞いた容景は、過去の慕容家の冤罪と淇国の惨劇を思い浮かべ「目的は復讐かもしれない」と呟きます。
その後、上官茗玥は慕容家の古い友人が水害地の鳳凰関にいることを突き止め、その者を探せば当時の状況が分かるはずだと考えます。
一方で冷王爺は妹の冷貴妃を訪れました。
冷王爺は日頃から慎みの足りない彼女に説教し「お前は皇帝の機嫌を取ることだけを考えろ」と言い聞かせます。
そして帰り際に、冷王爺は彼女から月岐特産の香粉を少し分けてもらいました。
皇后の産んだ赤子が太子に立てられました。
そのことを知った冷王爺は第三皇子の生母である蕭妃と密会し、太子を排除する策を考えます。
冷王爺はふと「ところで、陛下は新しい妃に執心しているようだな」と話を変えました。
蕭妃は「男は古きを捨て、新しきを求めるもの」と答えます。
すると、冷王爺は「私は違います」と言い、蕭妃の手に触れるのでした。
その後、太子が突然、毒に侵されてしまいます。
皇帝から調査を命じられた容景は、太子がいた部屋の蠟燭の芯に薬物が染み込んでいることを突き止めました。
その薬物は月岐特産の香粉で、幼児にだけ効く毒でした。
宮中を捜索した結果、冷貴妃の部屋から香粉が見つかります。
冷貴妃は兄の冷王爺に香粉を分けたことを思い出しましたが、兄の仕業だとは言えず幽閉されてしまいます。
この一件により、皇帝は以前にも増して第三皇子を警戒するようになりました。
皇帝に疎まれて傷心する第三皇子は冷王爺に「父上は私を疑っている。今回はやり過ぎだぞ、太子は仮にも私の弟なのに」とたしなめます。
すると、冷王爺は「陛下に警戒されるならいっそ、謀反を起こしてはどうか」と勧めました。
さらに冷王爺は「水害地である鳳凰関の治水を名目に、現地で兵力を固めては?」と提案。
考えた末に挙兵の覚悟を決めた第三皇子は、後日、鳳凰関行きを志願しました。
もちろん、表向きは災害救済のため。
皇帝は第三皇子の鳳凰関行きを認めましたが、補佐役として容景も同行させると言うのでした。
その後、皇帝は、第四皇子と月岐公主の仲良さそうな姿を見て2人の結婚を命じます。
15話の感想
どうやら、冷王爺と蕭妃は恋仲だったようですね。
過去形ではなく、もしかして今も関係が続いているのでしょうか。
蕭妃への色気ダダ漏れの視線から察するに、冷王爺は今も蕭妃への情があるように見えました。
まさかとは思いますが、第三皇子は2人の間にできた息子でしょうか?
そうだとすれば、冷王爺が命懸けで第三皇子を支持するのも頷けますし、皇帝が第三皇子を疎むのも合点がいきます。
16話のネタバレあらすじ
雲浅月は池に落ちた従姉妹の雲香荷を助けました。
しかし、皆から愛されている雲浅月を妬む雲香荷は、雲浅月に感謝するどころか悪態をつきます。
そんな彼女に雲浅月は、雲王爺たちが自分を可愛がってくれるのは、幼い頃に両親を亡くしたからに過ぎないと言い、また、自分は雲香荷から財産も屋敷も奪う気はないと断言します。
それ以来、雲香荷の態度が少しずつ軟化するのでした。
そんな中、第四皇子との結婚が決まった月岐公主(拓拔葉倩)は、大喜びで雲浅月に報告しました。
ついでに公主は、容景が第三皇子の補佐で鳳凰関へ行くことになったと教えます。
「鳳凰関」と聞いた雲浅月は、現代に戻るために必要な3つ目の宝と同じ名前だと気づきました。
その後、折よく第三皇子から鳳凰関行きを誘われた雲浅月は、宝探しのため同行することにします。
一方、月岐公主との結婚が決まり切羽詰まった第四皇子は、酒の力を借りて雲浅月への想いを告白しようとしたものの、本人を前にすると言えませんでした。
それでも、彼女以外は国も天下も何もいらないと思う第四皇子は、鳳凰関に出発した雲浅月を追って馬を走らせました。
ところが、道中で馬が倒れてしまい、雲浅月一行を見失ってしまいます。
「浅月!浅月!」と必死に叫ぶも、その声は彼女に届きませんでした。
実のところ、第四皇子は分かっていました。
たとえ全てを投げうっても、雲浅月の心に自分がいない限り、彼女の愛を得ることはできないと。
大雨の中、第四皇子が傷心しながら宮中に戻ると、月岐公主が門の外でずぶ濡れになりながら第四皇子の帰りを待っていました。
第四皇子はその場で倒れてしまった公主を抱きかかえ、部屋へ運んで介抱します。
16話の感想
香荷を諭す雲浅月からは、大人の女性の余裕が感じられました。
初期の騒々しい雲浅月よりも、落ち着いた今の雰囲気のほうが女優さんに合っている気がします。
それはさておき、香荷とはずっと険悪なままかと心配しましたが、和解できそうで良かったです。
雲浅月に諭されてすぐに態度を軟化させたあたり、香荷も根は悪い子ではないのでしょう。
一方、香荷と南凌睿は顔を合わせればケンカばかりですね(笑)
ケンカしているのに息ぴったりというのが面白いです。
一方の第四皇子はいずれ月岐公主とカップルになるのかと思いきや、彼はあくまでも雲浅月に一途なようです。
そうなると、第四皇子も公主も傷つく未来しか見えない……😢
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