【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】39話・40話・41話あらすじネタバレ感想。幼帝の誕生

新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜,ネタバレ 復讐劇
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【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】39話・40話・41話あらすじネタバレ感想。太皇太后サフィエの隠し資産を暴いて宮殿へと戻った皇帝妃キョセムと小姓頭ズルフィカールは、サフィエが皇子ムスタファを玉座に就けるべく暴挙に出たことを知ります。必死の抵抗を続けるキョセムたちでしたが、ついにキョセムは捕らわれ処刑が決まり、ムスタファの即位式が始まりました。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」39話あらすじネタバレ

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トプカプ宮殿。

太皇太后たいこうたいごうサフィエの隠し資産を暴いた皇帝妃キョセムと小姓頭こしょうがしらズルフィカールは、宮殿へと戻ってきます。ところが、宮殿の門は閉ざされ、辺りはやけに静まり返っていました。

キョセムとズルフィカールはそんな異変に戸惑いながらも裏口をこじ開けて中へと侵入すると、そこら中に転がる無数の遺体を目の当たりにします。目前に広がる無惨な光景に言葉を失うキョセムでしたが、母后ぼこうハンダンに預けた皇子メフメトの元へと急ぎます。

何とか皇子メフメトと再会を果たしたキョセムは宮殿が襲撃を受けていることを知り、秘密の通路に身を隠すことにしました。しかしキョセムは皇帝アフメトから第一皇子オスマンのことも託されていたため、皇子メフメトをハンダンに託して、ズルフィカールと共にオスマンの救出に向かいます。

その後キョセムは皇帝妃マフフィルーゼを失いながらもオスマンを救出し、合流した後宮女官長ジェンネトから全ては皇子ムスタファを玉座に就けるためのサフィエの策略だと知らされました。サフィエの計画に気づいたキョセムはズルフィカールと協力してムスタファを見つけ出し、ヒューダーイー導師の修道場を目指します。

その道中、追っ手に追いつかれて危機に瀕するキョセムたちだったものの、騒動を聞いて駆けつけたクリミア・ハン国の弟王子メフメトのおかげで難を逃れました。

野営地。

水道施設で命を狙われた皇帝アフメトは、西方司令官クユジュ・ムラトから玉座を守るためにも帝都に戻るよう助言を受けます。アフメトは帝都に戻ることを決意し、反乱者ジェラーリーの討伐はディヤルバクル州軍政官ナスフに任せることにしました。

帝都には重傷を負った海軍提督デルヴィーシュと、ムラトと共に船で向かいます。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」39話の感想

水道施設で重傷を負った海軍提督デルヴィーシュの容態が心配でしたが、ひとまず生き永らえていたようで安心しました。とはいえ、まだ安心はできない状態なので早く宮殿に戻って治療を受けてほしいものです。

このまま太皇太后サフィエの思惑通りに事が進むようなことだけは避けたいので、皇帝アフメトが無事に宮殿に着くことを願います。それにしても皇帝妃キョセムはすっかり頼もしくなり、躊躇いもなく襲撃犯を殺害していたのは印象的でした。

同時にもうかつての無垢なアナスタシアは居ないことを痛感させられ、少し切なくもなりました。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」40話あらすじネタバレ

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トプカプ宮殿。

朝を迎えたトプカプ宮殿では、皇子ムスタファの即位式の準備が行われます。

一方、皇帝妃キョセムは太皇太后サフィエの指示により処刑が命じられ、キョセムの首には縄がかけられます。ついにムスタファの即位式が始まり、この時を待ち侘びていたサフィエは胸を高鳴らせていました。

すると次の瞬間、遠征から皇帝アフメトが戻り、その場の空気が一気に凍りつきます。

アフメトはサフィエに買収された者たちに怒り狂い、自ら刀を抜いてその場で宰相の首を刎ねました。一部始終を見ていたサフィエは明らかに動揺した様子でその場から逃げ出すと、自殺を図ろうとします。

指輪に隠していた毒を飲み物に入れて飲もうとしたサフィエはすんでのところでアフメトに見つかり、牢屋行きを命じられました。

また、アフメトは小姓頭ズルフィカールから留守の間に起きた出来事の報告を受け、皇帝妃マフフィルーゼとキョセムが亡くなったことを知ります。キョセムが処刑されたことを受け入れられないアフメトは茫然自失に陥りながらも何とか気持ちを持ち直し、皇子たちがかくまわれている民家へと向かうことにしました。

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宮殿に戻ったアフメトは、ムスタファの母で先帝の妃のハリメを訪ねます。ムスタファを守ろうとして怪我を負ったハリメに対してアフメトが同情するわけもなく、皆したことの代償は払うものだと言い渡しました。

その後アフメトは今回の事件を受け、周囲を信頼できる者たちで固めるべく人事の一新を図ります。西方司令官クユジュ・ムラトにより事件に関与した者たちは処刑されたとはいえ、まだオスマン帝国の中枢には反逆者が残っていました。

そこでアフメトは反逆者の排除をムラトに託し、新たな人事はムラトとズルフィカールに厳選するよう命じます。しかしムラトの反逆者の勇気の源となっているのは皇子ムスタファの存在だとの進言には、眉を顰めるアフメトでした。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」40話の感想

危うく皇子ムスタファに玉座を奪われそうになった皇帝アフメトでしたが、なんとか即位式に間に合って良かったです。西方司令官クユジュ・ムラトの助言がなければ全て太皇太后サフィエの思いのままになるところだったので、アフメトの遠征にムラトも同行していたのが救いでした。

そして何よりもムスタファを連れて宮殿から逃げ出す際に助けてくれた、クリミア・ハン国の弟王子メフメトがかっこよかったです。このまま弟王子メフメトにはオスマン帝国に忠誠を尽くしてほしいものですが、弟王子メフメトが次期ハンになったらどうなるのかはわかりません。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」41話あらすじネタバレ

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トプカプ宮殿。

先帝の妃ハリメたちは皇子ムスタファを玉座に就けるという夢に破れ、皇帝アフメトから下される処罰を恐れていました。宮殿内で誰もハリメたちの味方をしてくれず、太皇太后サフィエは投獄されたうえ、ムスタファが別室に移されたことでその不安は絶頂に達します。

今のところアフメトがムスタファに対する処分について言及することこそなかったものの、皆アフメトの決断に関心を寄せていました。西方司令官クユジュ・ムラトを始め、母后ハンダンや海軍提督デルヴィーシュまでもがアフメトの不在の度に起こる玉座争いを理由に、ムスタファの処刑を望んでいました。

次第にアフメトの気持ちも揺らぎ始め、自身の良心を表す存在として生かすことにした弟ムスタファを敵に弱点とされることに頭を抱えます。しかし皇帝妃キョセムだけはムスタファの処刑に反対しており、アフメトの決断が後に息子たちの手本となるはずだと助言しました。

ハンダンは、アフメトをかばって重傷を負ったデルヴィーシュを見舞います。ハンダンとデルヴィーシュは太皇太后サフィエの結末や、皇子ムスタファの処刑を支持するとの考えを共有しました。

そんな2人の様子を見ていた後宮宦官長ハジュは、デルヴィーシュの視線からハンダンに向けられた恋心に気付きます。ハジュはハンダンの部屋に着くや否やデルヴィーシュが恋心を抱いていることを打ち明け、もし誰かに知られたら大ごとになると忠告します。

その一方、地下牢に入れられたサフィエと、サフィエ付き宦官ビュルビュルは投獄されても後悔している様子はありませんでした。ハンダンが面会に来た際にもサフィエは顔色ひとつ変えず、皇帝の母親は処刑できないものなのだと毅然とした態度を貫きます。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」41話の感想

皇帝アフメトは皇子ムスタファにどんな処遇を下すのか、宮殿内を歩いていた処刑人は誰の元に送られたのか気になります。母后ハンダンや西方司令官クユジュ・ムラトのように不安材料は排除すべきとの考えもわかりますが、せっかく残酷にならないように生かしたムスタファを処刑してしまったら元も子もないでしょう。

それではアフメトも先帝らと同じ残酷な人間になってしまいますし、アフメトはそうはなりたくなかったはずなので今一度初心に帰ってほしいものです。そうは言ってもこのままだと同じことの繰り返しになるのも事実で、今後アフメトが宮殿を留守にする際には必ずムスタファを同行させる必要があります。

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本ページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。