【暴風眼-特命捜査官-】13話と14話のあらすじとネタバレ感想。安静から賈長安が浮気していたことを聞かされた苗霏はマンションで思い出の写真に指輪を投げつけます。監視カメラでそれを見ていた謎の男と周恋は、苗霏の様子が変だと感じ……。
13話のあらすじネタバレ
安静は苗霏に、賈長安には浮気相手がいたかもしれないと話します。
信じようとしない苗霏に安静は、防犯カメラの帽子を被った女性の写真を見せて彼女は密輸にも関わっていた可能性が高いと言いました。
安静は周りに調査すべき女性はいないかと尋ねますが、苗霏はそれ以上何も言わないでと言って黙り込みます。
その後、特捜本部で赫子軒が鼎華の技術データは100%無事だったと報告し、馬尚が徐鶴の狙いは技術データではないのかもしれないと意見しました。
また馬尚は安静に、苗霏を敵から守るために国安が呉淼に注目しているように見せかけることを指示します。
一方、賈長安の浮気について聞かされた苗霏はマンションに帰って賈長安との思い出の写真に指輪を投げつけるのでした。
以前、周恋が苗霏のマンションに取り付けた監視カメラを見ていた謎の男と周恋は、苗霏の様子が変だと感じます。
周恋は状況がわかるまで苗霏に連絡をしない方がいいと言いますが、謎の男は予定通り動くと言いました。
特捜本部での打ち合わせの後、馬尚は安静と2人だけで話して苗父子の証言などから徐鶴は若い男の変装ではないかと疑います。
それを聞いた安静は、馬尚に初めて自分の父が生前に国安局で働いていたことを話し始めました。
安静は自分が失踪したのは、父が捜査中に車にひかれて亡くなったからだと言います。
しかし、その運転手に疑わしい点はなく飲酒運転として処理されたとのこと。
安静は10年前に徐鶴が苗煥陽の前から姿を消したのと父が追っていた産業スパイが消えたのは同じ時期で、徐鶴と産業スパイは同一人物ではないかと推理しました。
馬尚はこの事件が解決したら、一緒にお父様の事件を追おうと言います。
翌日、安静と杜猛は鼎華で呉淼を呼び出し事情聴取の時に不在だった理由を尋ねました。
呉淼は風邪で朝から体調が悪く、昼に早退したと説明します。
次に賈長安の死亡時にどこにいたか尋ねられた呉淼は、オフィスで喩浩然と一緒にいたと言ってアリバイがあることを主張しました。
また鼎華でパソコンのウィルス感染があった日はどこにいたか尋ねられると、病欠で家にいたと答えます。
杜猛は呉淼にウィルスを持ち込んだのは喩浩然ではないかと言ってみました。
呉淼はあり得ないと答えます。
今回、実験室の回線が鼎華全体の回線から切り離されていたために被害がなかったが、もし喩浩然が犯人だったら実験室に出入りして技術データを盗めたはずだと言いました。
続けて杜猛は呉淼に、前職は高級技術者だったのになぜ鼎華では研究助手なのかと尋ねます。
呉淼は高級技術者には受からなかったが、鼎華のような大企業で学びたかったと答えました。
安静は呉淼に、あなたが辞めた会社が最近出した新製品の改良点が鼎華の研究内容と合致していると言います。
呉淼は同業他社で研究内容が似るのはよくあることで、自分は決して情報を漏らしてないと主張しました。
その後、部屋に戻った呉淼に喩浩然が近づいてきて問われた内容を尋ねます。
呉淼は国安はウイルスを持ち込んだのはあなただと疑っているようだと耳打ちするのでした。
その頃、謎の男は苗霏に電話し、鼎華から流出させたデータの閲覧用デコーダの在り処を尋ねていました。
苗霏はデコーダは研究開発部の金庫にあって鍵は開けられるが、持ち出すと警報が鳴ると言います。
謎の男は今日の午後、前に会ったスーパーで指示を出すと言いました。
電話を盗聴していた安静たちは苗霏に護衛をつけ、スーパーの近くで待機します。
ところが馬尚は、以前に取引現場が敵に監視されていたことから護衛をスーパーに入れずに出入口で待機させるように指示しました。
苗霏がスーパーに着くと謎の男から電話があり、防犯カメラの死角となる電子レンジ売場へ行くように指示があります。
電話での指示に従って苗霏が売場の電子レンジの扉を開けると、そこにはデコーダを複製する機械が隠されていたのです。
夕方になって退社しようとした苗霏は、喩浩然と楊迅がコソコソと話しているのを見かけますがそのまま退社します。
喩浩然が楊迅に話していたのは、鼎華でウイルス騒ぎがあった日に規則に反して個人パソコンに研究データを保存していたことでした。
また喩浩然はそのパソコンをウイルスに感染した回線にも接続させていて、楊迅に相談していたのです。
楊迅はたとえデータが流出していてもデコーダがなければ閲覧できないから、この話は聞かなかったことにすると言いました。
13話の感想
苗霏の思い出の中では賈長安はとってもいい人だったので、安静から聞いた話は本当にショックだったでしょうね。
安静が10年前に姿を消した理由が少し明らかになってきました。
徐鶴に変装している人物は10年前の安静の父の事件とも関係があるのでしょうか……。
14話のあらすじネタバレ
マンションに帰った苗霏に苗露から電話があり、父が電話に出ないから心配だと言いました。
苗霏は父の逮捕を隠すために、苗露に父は旅行中だと言います。
次に周恋から電話がありました。
周恋は状況を探るために理由をつけてなんとか会おうとしますが、苗露は忙しいと言って断ります。
一方、国安局が呉淼が前に勤めていた会社の社長を取り調べると、呉淼から鼎華の情報を得ていたと自供しました。
苗霏がデコーダの複製を実行する日、国安局のメンバーは鼎華の近くで通話を傍受しようとします。
ところがその日はあいにくの大雨で電波が乱れていました。
苗霏がデコーダの複製に成功した直後、やはり一瞬傍受が途絶えてしまいます。
すぐに復旧しますが、実はその時、研究開発部に忍び込んだ人影がいて……。
その人物は、苗霏の指紋の跡をたどって金庫の暗証番号を解除してデコーダの複製を作成していたのでした。
苗霏がマンションに帰ると電話があり、謎の男が1時間後にショッピングモールに来るように指示します。
そんな中、苗霏のマンションを突然苗露が訪ねてきます。
苗露は父が旅行中というのを怪しいと感じ、また国安に連行されたんじゃ……と言いかけました。
監視カメラで苗姉妹のやりとりを見ていた謎の男と周恋は、国安が既に苗煥陽と接触していたことを初めて知り驚きます。
周恋は謎の男にこれはきっと罠だから行かない方がいいと言いました。
また謎の男は周恋に、国安が苗霏の部屋を調べるかもしれないから留守中に監視カメラを取り外しに行けと言います。
慌てて苗霏のマンションに向かう周恋。
苗霏はショッピングモールに到着しますが、一向に徐鶴らしき人物が現れる気配はありません。
ショッピングモール近くで指揮をとっていた安静は苗霏のマンションに盗聴器などが仕掛けられていて、敵に苗姉妹の会話を聞かれてしまったために現れないと考えます。
安静と杜猛は急いで苗霏のマンションに向かいました。
周恋が監視カメラを外して部屋から出て来た時、ちょうど安静が乗ったエレベーターが上がってきます。
危険を察知した周恋は非常階段に逃げましたが、階段からは杜猛が上がってきていました。
足音を聞いた周恋は咄嗟にそのまま階段を上がって上の階に隠れるのでした。
安静はマンションに鑑識班を呼びますが、盗聴器などは見つからず既に取り外された後のようだと報告されます。
マンションの防犯カメラも周恋の細工により画像が乱れていて確認できません。
その頃、謎の男は徐鶴用のスマートフォンのSIMカードと徐鶴変装用のマスクを処分していました。
特捜本部のメンバーは作戦が失敗したことを悟り、落ち込むのでした。
14話の感想
謎の男は徐鶴に関する物を処分していたので、このまま徐鶴からの連絡は途絶えてしまいそうですね。
事件の手がかりがなくなり、特捜本部が次にどのような手段に出るのでしょうか。
苗霏の後にデコーダを複製していた人物が誰なのかも気になります!