【暴風眼-特命捜査官-】20話・21話・22話のあらすじとネタバレ感想。特捜チームは周恋が事件に関わっていると確信し、証拠をつかもうと監視を始めました。一方、馬尚は龐副社長に鼎華の情報漏洩の実態についての再調査を提案し……。
20話のあらすじネタバレ
安静は念のため、苗霏に電話して長安科技への鉱石の供給量について誰かに話したか確認します。
苗霏は誰にも話していないと断言しました。
馬尚は過去の防犯カメラ映像を調べ、賈長安の車が周恋のレストランの近くに停まっていたことがあったのを発見します。
特捜チームは周恋が事件に関わっていると確信し、逮捕のための証拠をつかもうと監視を始めました。
安静が苗霏に会いに行くと、苗霏は実は賈長安がホテルで密会していた女性の写真を見た時、姿形が周恋に似ていると思ったと話し始めます。
しかし信じたくなくて自分を騙していたという苗霏に、安静は間違った相手から早く離れてこそ正しい相手と出会えるのだと言って諭しました。
そして安静は共に戦って真相を暴きましょうと言うのでした。
一方、馬尚は龐副社長の部屋に鼎華の情報漏洩の実態についての再調査を提案しに行きました。
そこへ偶然、書類に龐副社長のサインをもらいに来る喩浩然。
喩浩然は話を聞いて再調査に消極的でしたが、龐副社長に馬尚に協力してやってくれと言われてしまいます。
周恋の監視は杜猛が中心となって行っていましたが、怪しい動きは全くありません……。
その頃、鼎華を辞職した楊迅は龐副社長を呼び出して横領金を返済する金が足りないと相談しますが、冷たくあしらわれてしまいます。
その日の帰り、苗露はこの前仕事を手伝ってくれたお礼にと程雷を食事に誘いました。
2人は街中で、龐副社長に金策を断られて飲んだくれていた楊迅と遭遇してしまいます。
楊迅は苗露に、お前の姉のせいだと言って絡んできました。
程雷が楊迅の足をつかんで制止しようとしているところへ偶然、馬尚が通りかかり2人がかりで楊迅を取り押さえるのでした。
週末、苗霏は周恋を自分の家で一緒に食事しようと誘います。
周恋が台所を手伝おうとすると、苗霏はソファに座っててと言いました。
実は苗霏の部屋は国安局に監視されており、ソファには罠として鼎華の研究開発部の資料が置いてあったのです。
周恋は一度はスマートフォンを取り出して資料を撮影しようとしますが、警戒して見なかったことにするのでした。
20話の感想
辞職した楊迅ですが、しつこく絡んできますねぇ。
また警戒心が強く、なかなか罠にかからない周恋。
事件解決までにはまだまだ時間がかかりそうです。
21話のあらすじネタバレ
国安局は苗霏の家からタクシーで帰る周恋を尾行します。
周恋はタクシーの中から謎の男、喬西川(ワン・ドン)に”尾行されてるかもしれない”とメールしました。
喬西川からは”計画を変更する”との返事があり、周恋は自宅に帰ります。
周恋を罠にかけることに失敗した国安局は、苗霏に次の指示を出すのでした。
後日、苗霏は開店前の周恋のレストランを訪ね、単刀直入にあなたと賈長安が一緒に映った写真と2人の会話の録音データを持っていると切り出します。
そして周恋を責め、二度と私の前に現れないでと言って店を出て行きました。
その日は雨が降っていましたが、周恋は傘もささずに苗霏を追って店を出ます。
周恋を監視していた杜猛は彼女を尾行しました。
実はこの時、喬西川に国外から指示を出していたジェフリー(ジャン・レイ)が中国に組織の中の刺客の1人を送り込んでいたのでした。
店の前に待機していた刺客も傘で顔を隠しながら周恋を追い始めます。
周恋は歩きながらスマートフォンで電話をかけようとしますが、思い直して公衆電話から電話をかけました。
杜猛は通行人のふりをしてその横を通り過ぎ、公衆電話に盗聴器を仕掛けます。
周恋が電話した相手は喬西川で、苗霏が賈長安と自分の写真と会話の録音データを持っているようだと報告しました。
喬西川はすぐにかけ直すからそこで待てと言って一旦電話を切ります。
その後、電話をかけ直してきた喬西川は周恋に、よく考えろ、浮気現場の写真を残す男がいるわけないと言いました。
そう言われた周恋は自分がハメられたことに気づきます。
喬西川は周恋に落ちあう場所を指示しました。
周恋は目的地に向かう途中に刺客とすれ違います。
刺客の顔を見て驚いた周恋は急に走り出しました。
杜猛ら監視チームも慌てて走って追いかけますが、周恋は後ろを気にしながら走っていたために横から来た車にはねられてしまいます。
車にはねられる直前、周恋は喬西川に”228”という暗号をメールしていました。
その後、周恋の死亡が確認されます。
そばにいながら重要な参考人を死なせてしまった杜猛はひどく落ち込みました。
特捜チームでは監視カメラを分析して周恋がある男を見て急に走り出したと気づきますが、男の顔は傘で隠れて映像に映っていないのでした。
一方、約束の場所に周恋が現れないため喬西川は彼女のレストランに行きますが、店は封鎖されていました。
そこへジェフリーから電話が着信があります。
喬西川がジェフリーに周恋と連絡がとれないと伝えると、ジェフリーは彼女は国安に目をつけられていたから処理しておいたと言いました。
激怒する喬西川。
ところがジェフリーは動じずに残りの仕事は1人でやれと言い、喬西川は泣きながら承諾するのでした。
特捜チームでは、馬尚が”228”という暗号はスマートフォンのフリック入力の機能から推測して、次のどれかの単語を表すのではないかと報告します。
- CAT(猫)
- BAT(コウモリ)
- ACT(行動)
しかし暗号から事件解決の糸口はつかめず……。
その後、長安科技の個人株主は全て架空名義で、そのほとんどを周恋が持っていたことがわかります。
数日後、鼎華の情報漏洩の実態について再調査するため、研究開発部の全パソコンのハードディスクが調べられることになります。
馬尚は先日は再調査に消極的だった喩浩然が急に協力的になったことを不審に思うのでした。
21話の感想
苗霏の直接的な言動に、周恋もとうとう動揺しましたね。
しかし、刺客の罠にまでかかって死んでしまうとは……。
周恋が喬西川に遺した暗号は何を表しているのでしょうか。
真相が気になります!
22話のあらすじネタバレ
夜になり、馬尚が鼎華に忍び込んで喩浩然のパソコンのハードディスクを調べると最近新品に交換されていたことがわかります。
鼎華の規定ではハードディスクを交換する時は社に申請することになっていましたが、喩浩然は申請していませんでした。
つまり、喩浩然のハードディスクに記録されたデータの中に後ろめたいものがあったのです。
後日、喩浩然が仕事中に何者かに電話で呼び出されました。
国安局が尾行すると呼び出したのは楊迅で、喩浩然にも横領金を返済する金が足りないと相談するためだったのです。
しかし喩浩然は楊迅に自分で解決するように言い放つのでした。
その後の土曜日、安静は断り切れず、とうとう馬尚の母と食事をすることになります。
当日、馬尚は母とレストランに向かう途中、誰かと待ち合わせをしているような程雷を見かけて声をかけました。
程雷は待ち合わせの相手を隠そうとしましたが、馬尚に苗露だろうと言い当てられて仕方なく認めるのでした……。
その後、馬尚母子と安静母子との食事中、安静のスマートフォンが鳴ります。
土曜日の喩浩然の行動を監視していた杜猛からでした。
喩浩然が怪しい男から封筒を受け取ったと言うのです。
安静は食事会を途中退席して現場に向かいました。
ところが封筒を持った喩浩然が向かったのは、意外にも鄒教授の自宅だったのです。
国安局が会話を盗聴すると、喩浩然は鄒教授に入手困難な劇場のチケットを渡していました。
一方、その夜も繁華街で酔いつぶれていた楊迅に近づく1人の男が……。
男は最近鼎華とビジネスを始めた会社の社長だと名乗り、楊迅に鼎華の社内の状況を教えてほしいと持ち掛けました。
それは実は喬西川が変装した姿だったのです。
翌日、周恋の事故現場に行った安静は、犯人は現場からいち早く逃走するために近くに駐車されていた車を盗んだのではないかと推理し盗難車を調べることにします。
また、その頃、鼎華の研究開発部ではデータの計算作業の遅れが問題になっていました。
龐副社長は鄒教授に、喩浩然か程雷かどちらか一方のチームに計算結果の最終確認を任せた方がいいと提案します。
そして龐副社長は自分の一派である喩浩然を推薦しました。
先日、劇場のチケットを贈られて喩浩然の心象を良くしていた鄒教授はそれを承諾します。
仕事を喩浩然に奪われる形となった程雷は社の屋上で馬尚と苗露に愚痴をこぼすのでした。
22話の感想
喩浩然は、堅物そうな鄒教授の機嫌を仕事以外のことでとるとはなかなかやり手ですね。
また、喬西川が新たな動きに出ました。
今後、事件がどんな展開をしていくのかドキドキします!
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