【雲間の月は輝きて】37話・38話・39話・40話(最終回)のあらすじ・ネタバレ・感想をお届けします。進軍図を手に入れた雲浅月は軍営を脱出するも、宮中に向かう道中で崖から転落してしまいます。雲浅月を救出した容景は、凌が自分の子だと告げられ……。
37話のネタバレあらすじ
雲浅月は夜天逸の幕舎を訪れ、進軍図(進軍経路が記された図)を盗むことに成功します。
実は進軍図は偽物でしたが、雲浅月はそれに気づかず進軍図を皇宮へ届けるため軍営から脱出。
冷邵卓の馬車に紛れ込んで皇宮へ向かった雲浅月は、道中で崖から転落してしまいます。
ちょうど雲浅月を探しに来た容景は、崖下で雲浅月を見つけて安全な場所に運びました。
目覚めた雲浅月は容景への憎しみがこみ上げ、つい、凌は容景の子だと明かしてしまいます。
それを聞いた容景は膝から崩れ落ち、君の剣で償いを受けたいと懇願しました。
雲浅月は剣を容景の胸に突き刺し、「最後の剣は帝都で相まみえた時よ」と言い残して立ち去ります。
皇宮に戻った雲浅月は「城門で夜天逸を迎え撃つように」と指示した後、皇太后らを隠し部屋に避難させました。
ほどなくして、夜天逸が容景たちと共に5万の兵を連れて城門に到着します。
彼らは城門を爆破して帝都を侵略。
その一方で、夜天逸と合流するはずの月岐20万の兵は、容景の配下によって5千にまで減らされていました。
37話の感想
またしても崖落ちとは、一体、雲浅月は何回崖から転落するのでしょう(笑)
軽く3~4回は崖落ちしてますよね。
それはさておき、今回は南凌睿のアクションが格好良かったです!
38話のネタバレあらすじ
夜天逸は玉座に座った途端、容景の配下たちに捕縛されます。
実は、容景は夜天逸に従うふりをしていただけだったのです。
さらに、冷邵卓も容景の協力者で、雲浅月が盗んだ偽物の進軍図を本物にすり替えていたのでした。
夜天逸は自力で拘束を解くも、自分の本当の父親が冷王爺だと聞かされ激しく動揺します。
現実を受け止めきれない夜天逸は隠し持っていた短剣をつかんで容景に向かって行きました。
それに気づいた容景が夜天逸に剣を放つと、藍漪が盾になり夜天逸をかばって死亡します。
そこへ突然、秦玉凝が駆け込んできて夜天逸の胸を刺しました。
夜天逸は「玉凝……そなたを苦しめるつもりはなかったが想いには応えられなかった。父君を殺した罪は命で償う」と言い、自ら深く刺されにいくのでした。
夜天逸は後ろに倒れてそのまま死亡し、秦玉凝もその場で自害してしまいます。
その後、雲浅月は容景に復讐を果たそうとしますが、雲王爺の死も 夜軽染の死も容景のせいではないと知ります。
さらに、死んだと思っていた息子の凌も、上官茗玥が寺でかくまっていたのです。
上官茗玥に連れてこられた寺の僧侶は、自分は雲浅月の父親だと明かすのでした。
38話の感想
夜天逸に感情移入して視聴しているせいか、今回が一番悲しかったし泣けました。
彼は誰にも認めてもらえないことや 誰もが自分の前から去って行くことを嘆いていましたが、実際は最後まで尽くしてくれた藍漪がいましたし、また、一瞬だけでも玉座に座って夢を見れたのも、せめてもの救いだったかもしれません。
彼は悪役ではありましたが見せ場やセリフが多く、最期もこんなに丁寧に描かれるなんて、俳優さんとしては“いい役”をもらったといえるのではないでしょうか。
それにしても、雲浅月の父親がいきなり登場するとは驚きました。
39話のネタバレあらすじ
出家していた雲浅月の父の口から、慕容家滅亡の真相が語られました。
慕容家を滅亡に追いやったのは雲王爺ではなく、秦宰相と冷王爺が慕容家の謀反をでっち上げたことが発端だったのです。
雲王爺は復讐の連鎖を断ち切るため、すべての罪を1人で背負って事件を封印したのでした。
雲王爺の死に容景が関与していないことを改めて聞いた雲浅月は、容景への誤解を解きます。
それから時が経ち――各々が幸せに過ごしていました。
容楓と軽暖公主は新婚生活を満喫中、
彩蓮は弦歌と夫婦になり出産間近、
玉洛瑶と上官茗玥はいい感じ♡になり、
南凌睿は想いを寄せる拓跋葉倩に会いに行くのでした。
そして――雲浅月は医館を開業し、凌と容景と一緒に幸せに暮らしていました。
そんな日々の中、鏡に自分の姿が映っていないことに気づいた雲浅月は、容景に「自分は別の世界から来た人間だから、そのうち消えてしまうかもしれない」と告げます。
容景は雲浅月が塵となって消えてしまうぐらいなら、もとの世界で生きて欲しいと考え、元の世界に戻る方法が書かれている「醒世異聞録」を探し始めました。
入手した醒世異聞録には、元の世界に戻るために必要な3つ目の宝は簪(容景の母の形見)だと書かれていました。
39話の感想
このドラマは誰も幸せになれないのではないかと不安でしたが、そんなことなくて良かったです。
玉洛瑶と上官茗玥がいい感じになるのは予想外でしたが、案外、お似合いの2人ですね。
さて、残すは最終話のみとなりましたが、雲浅月は元の世界に戻ってしまうのでしょうか。
それとも、この世界にとどまる方法があるのか 続きが気になります。
40話(最終回)のネタバレあらすじ
元の世界に戻るために必要な最後の宝が、容景の母の形見の簪だと判明。
しかし、その簪は以前に容景が折ってしまいました。
その夜、雲浅月と容景が別れを惜しんでいると、雲浅月の体が消えかけてしまいます。
容景は一刻の猶予もないと知り、折れた簪をつなぎ合わせました。
その瞬間、雲浅月の体は3つの宝とともに消えてしまうのでした。
現代で目覚めた雲浅月こと李蕓は、すべて夢だったのかと思い呆然とします。
李蕓は容景への恋しさを胸に、天聖での出来事をもとにした小説を書きあげました。
小説は大ヒットを記録し、穆小七の会社が映画化することに。
李蕓はライブ配信で「容景のモデルは穆小七」と発表しSNSで大バズりします。
穆小七はこの動画のせいで自分の名声が傷ついたと李蕓に文句を言いに行き、偽装の恋人契約を結ばせました。
実は、穆小七がこんな行動に出たのは、奇華グループの令嬢との縁談を破談にするためでした。
契約恋人として同棲を始めた李蕓と穆小七は次第に距離を縮めていきます。
契約終了の日が近づくと、李蕓はずっと昔から穆小七が好きだったことを告白しました。
穆小七は告白を断り、契約関係は終わりを迎えます。
しかし数日後、2人は再び急接近するのでした。<完>
40話(最終話)の感想
実のところ、雲浅月と容景の恋愛模様にはあまり興味を引かれなかったのですが、いざ別れの瞬間になると涙腺が緩んでしまいました。
結局、天聖での出来事はすべて夢だったのでしょうか。
それは少し寂しい気がするので、実質、39話の大円団が最終話と考えるのもアリかもしれません。
いっそ、穆小七が容景の生まれ変わりという設定なら、現代のエピソードももっと感情移入できたのに。
全体を通して好きになれたのは第三皇子だけで、他の登場人物に興味が持てなかったのは残念でした。
でも、予想を裏切る展開があったりと、それなりに楽しめました。
次の話
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