【策略ロマンス~謎解きの鍵は運命の恋~】22話・23話・24話のあらすじとネタバレ感想。酔った秋嫣に秋家は元閬との争いの犠牲になったと言われる梁翊。秋嫣を部屋に送ろうとした時、よろめいて唇が触れてしまいます。秋珉がそれを目撃し……。
22話のあらすじネタバレ
酔った秋嫣は梁翊に、秋大夫人から秋家を託されたために秦暄に別れを告げて教坊司に残ったと話します。
そして秋嫣は、秋家は梁翊と元閬の争いの犠牲になったと言って梁翊を責めました。
梁翊は酔った秋嫣を部屋に送ろうとしますが、よろめいて唇と唇が触れてしまいます。
秋珉がそれを偶然目撃してしまうのでした。
その後、梁翊は女将に金を渡し、秋嫣を1ヶ月借り切るからその間は他の客の相手をさせないようにと言いました。
翌朝、昨夜の梁翊と秋嫣の様子を見ていた秋珉から秦暄と別れたのは梁翊に乗り換えるためだったのかと言われた秋嫣は、つい秦暄のことは利用していただけだと言ってしまいます。
その頃、梁翊は道教寺院建立のための材木を納入した商人を尋問していました。
商人は本当は賄賂を要求してきたのは林昌之という役人だったが、元閬が秋宜だと証言すれば罪は問わないと言ってきたと白状するのでした。
その夜、妓楼に林昌之が来ます。
その名を梁翊から聞いていた秋嫣は、林昌之のいる座敷に強引に入り込んで話を聞き出そうとしました。
梁翊は秋嫣の姿を見て座敷から連れ出します。
廊下で話しているところを元閬に見られた梁翊は咄嗟に秋嫣を抱き寄せ、一緒に部屋に入りました。
元閬が通り過ぎたのを確認した秋嫣は、林昌之から事情を聞き出そうとしていたのにと言って梁翊を責めます。
梁翊はそんなことは危険だと言って怒りました。
しばらくして、伯母と従姉たちは秋嫣が妓楼内に与えられた部屋の離れに移りますが、秋珉は秋嫣を不潔だと言って柳姨娘とともに下働きを続けていました。
22話の感想
秋嫣は家族のために秦暄と別れたのに秋珉に勘違いされてしまって辛いですね。
また、梁翊の秋嫣への密かな想いと秋嫣の家族のために事件を解決したいという気持ちがすれ違ってしまっているのも切ないです。
八方ふさがりの状況を秋嫣はどのように切り抜けていくのでしょうか。
23話のあらすじネタバレ
妓楼では秋玫と秋瓔が師小小の部屋を掃除した後、寝台に白粉があったと文句をつけられていました。
過敏症の師小小は激怒していて秋家の女たちを禁足用の部屋に入れなければ客は取らないと言い出します。
秋嫣は反論せずにその罰を受け入れるのでした……。
一方、秋珉は柳姨娘に言われて薪小屋に1人で炭を取りに行った時、教坊司の使用人の男に襲われてしまいます。
秋珉はショックのあまり自害しようとしますが、これをきっかけに秋嫣より強くなってみせると言って思いとどまるのでした。
禁足用の部屋に入れられた秋瓔は女将に、自分も客を取って苦境を脱したいと直談判します。
女将は部屋に戻そうとしますが、偶然話を聞いていた元閬が秋瓔を利用しようと近づいてきました。
元閬は秋瓔に銀子を見せ脱出計画を尋ねます。
秋瓔は、秋嫣がお屋敷に呼ばれた時に皆でついて行き、その途中で梁翊の部下が逃がしてくれる手筈だと話してしまうのでした。
聞いたとおりの日時に元閬が見張っていると、妓楼の馬車に梁翊の部下が扮したと思われる物乞いたちが近づいてきます。
元閬は部下に取り囲ませますが、馬車から降りて来たのは秋嫣ではなく師小小でした。
ハメられたと悟った元閬は急いで禁足用の部屋に行きますが、塀に穴があけられていて秋家の女たちは逃げ出した後だったのです。
実は禁足用の部屋がある場所は塀が薄くて人目が少ないため、秋嫣はわざとその場所に移されるように仕向けていたのでした。
城外に出た秋家の女たちは舟に乗ったようでしたが、しばらくして座礁した舟が見つかり中から秋嫣の衣を着た骸が見つかります。
元閬はそれが本当に秋嫣なのか疑いますが、確認に来た秦暄が骸の髪にあったかんざしは自分が秋嫣に贈ったものに間違いないと証言しました。
早く捜査を終了したい役人の意向もあり、骸は秋嫣のものだと断定されます。
実は秋家の女たちは梁翊によって病人を収容する城外の広済院に匿われていました。
ある日、秋珉が「母の所に行ったと思って」という置手紙を残して広済院から姿を消してしまいます。
秋珉が自害するのではないかと思った秋嫣は広済院を抜け出し危険を冒して城内に戻るのでした。
その頃、秋珉は秦暄を訪ねていました。
手配書が出ている秋珉を秦家には連れて行けず、秦暄は秋珉をとある小屋に匿います。
秦暄に秋嫣の安否を尋ねられた秋珉は自分だけ岸に打ち上げられて、他の者の消息はわからないと嘘をつくのでした。
23話の感想
師小小は激怒して秋家の女たちを禁足用の部屋に追いやるふりをしながら、実は秋嫣に協力していたのかもしれませんね。
秋嫣の死は偽装ではないかと一縷の望みをかけていた秦暄は、秋嫣が秋珉と一緒にいなかったことはショックだったことでしょう。
秦暄にはこのことで秋嫣を諦めてほしくないと思うのですが、今後秦暄を取り巻く姉妹の関係はどうなっていくのでしょうか。
24話のあらすじネタバレ
城内で秋珉を探していた秋嫣は不注意で老婆にぶつかってしまいました。
その老婆が骨折したと大騒ぎして役人が来てしまいます。
役人に顔を見られたくない秋嫣が逃げていると、偶然通りかかった梁翊が秋嫣を芝居小屋に匿いました。
元閬はそれを突き止め、芝居小屋に乗り込んできます。
梁翊は元閬に彼女は秋嫣に似ているが旅の歌姫だと偽って、先日、秋嫣の骸を認めた役人を呼び出しました。
役人は捜査が覆っては困るので、この歌姫は秋嫣ではないと証言します。
本当に歌姫なら歌ってみろと迫る元閬に、梁翊は彼女を側室に迎えるつもりだから他の男の前では歌わせられないと言ってその場を凌ぎました。
梁翊はその日は秋嫣を自分の職場に泊まらせ、翌日、広済院に送って行くことにします。
一方、秋珉はその夜、小屋で秦暄に酒を飲ませて誘惑し、一夜を共にするのでした。
翌朝、宋錦が秋珉を探し当てて秋嫣のところに連れて行きます。
再会を喜ぶ秋嫣に、秋珉は姉上を死んだことにして秦暄と一夜を共にしたと告げました。
秋嫣は秋珉を平手打ちし、これは秦暄のためではなく勝手に広済院を抜け出して迷惑をかけた梁翊のためだと言います。
秋珉は開き直って自分が秦暄に言ったことの口裏を合わせてほしいと言い、そうしなければ秋家の女たちは広済院にいると暴露すると言うのでした。
秋嫣は秋珉の変わり様に驚きます。
梁翊はこの時、姉妹の会話を立ち聞きするのでした……。
その頃、小屋で目覚めた秦暄は昨夜のことを思い出して激しく後悔していました。
一方、梁家には元閬からわざとらしく”側室を迎えた祝い”が届きます。
何も知らない槿夫人は驚くばかり。
報告を聞いた梁翊は急いで秋嫣を連れて梁家に帰ります。
秋嫣は槿夫人に”歌姫の蘇意婉”だと名乗りました。
2人のことについて問い詰められた梁翊たちは答えがちぐはぐになってしまい、槿夫人は疑いの眼差しを向けるのでした。
そんな中、朝議の時間が迫って梁翊は参内することになり、秋嫣は1人で槿夫人と対峙することになります。
また、朝議の後、元閬が皇帝に梁翊が側室を迎えたと報告してしまい、側室の話は後戻りできなくなってしまうのでした。
24話の感想
梁翊が咄嗟に秋嫣を旅の歌姫だと偽ったことが皇帝まで伝わり、とうとう皇帝の耳にまで入って後戻りできなくなってしまうとは……。
また、これまで秦暄に想いを寄せながらも姉に譲って来た秋珉の変わり様にびっくりです。
梁翊、秋嫣、秦暄、秋珉の4人の関係がどうなっていくのかますます目が離せなくなりそうですね。