【尚食~美味なる恋は紫禁城で】24話・25話・26話あらすじネタバレと感想。游一帆が行方不明だった時のことや、姚子衿が幽閉されていた時のことが少しずつ見えてきました。一方で、姚子衿より一足先に司膳となった蘇月華が失態を犯し……。
24話あらすじネタバレ
朱瞻埏は蘇月華や殷紫萍の料理に手をつけませんでした。
そこで姚子衿は、朱瞻埏にウサギやアヒル、花などを形どった点心の膳を出してみます。
アヒルの点心を手に取り母のことを思い出した朱瞻埏は、そのアヒルを姚子衿に投げつけました。
すると姚子衿は、朱瞻埏の腕を掴み太祖の話を持ち出して”食糧は何より貴重なものだ”と教え、皇室の威厳を傷つけぬようにと説教をしたのです。それを朱瞻基も聞いていました。
そこで朱瞻基が姿を見せると朱瞻埏は、「悪い女子がいじめる。侮辱されたから殺してくれ」と助けを求めました。
しかし、朱瞻基にも叱られた朱瞻埏はどうしても姚子衿を許せず、姚子衿が一人になるのを見計らって捕えさせようとしたのです。
実は、姚子衿が向かっていたのは郭貴妃の宮でした。
姚子衿は郭貴妃に頼まれて朱瞻埏と郭貴妃を会わせるため、わざと朱瞻埏に後をつけさせ誘い出していたのです。
その頃、游一帆は朱高燧の元へ行っていました。
実は、朱高燧は游一帆が行方不明になっていた時期 異郷で病に倒れている所を救っていたのです。
朱高燧は、游一帆を密かに引き取り朱高喣を脅かす切り札として学問や武芸などを教えていましたが、次第に自分の息子より期待する人材になったとのことで息子として接していました。
ゆえに游一帆は朱高燧を義父上と呼び、朱高燧の願いを叶えると約束しています。
一方で、司膳司では朱高熾の命を伝えに来た劉氏により、蘇月華が司膳に任命され陛下の御膳を担当するよう命じました。
これは体を使って朱高熾を取り込もうとしたものの失敗。その時に王遥清が帰郷してすぐに自害したと知らされ形見の品を渡されながら同情されたようです。
そんな中、蘇月華が朱高熾の好物で料理を作ってると姚子衿から、陛下の好きな肉類は玉体に障るから気を付けるようアドバイスされます。
しかし、蘇月華は司膳になった自分の方が優勢だと高をくくっていました。
そして翌日。
蘇月華の用意した膳を食べた直後、朱高熾は鼻血を出してしまったのです。
25話あらすじネタバレ
侍医によれば、朱高熾の症状からして肉を多く摂りすぎたことにより肺に熱が籠り気血が逆流したといいます。
そこに、孟尚食と姚子衿が薬膳(熱を取り肺を潤すという亀苓膏)を用意し運んできました。
亀苓膏を見た朱高熾は、朱瞻基にも促されるように郭貴妃のことを許すことにしたのです。
一方で、肉料理が朱高熾の体調を悪くした責任として、蘇月華は長い時間 乾清宮の前で跪いていました。
しかし、暗くなり司膳司に戻る途中に郭貴妃の命で捕えられ、手を失う危機に……。
そこに姚子衿が通りかかり、朱瞻埏と郭貴妃を会わせた”貸し”への願いとして蘇月華を助けてほしいと懇願したのです。
胡善祥の女官が、画屏から別の4人に代わっていました。これは跡継ぎを急かすため、朱瞻基に側妃をと皇后が決めたことでしたが、朱瞻基は必要ないと4人を返しました。
すると皇后は、誰を送っても返されるならあの子しかいないと女官に言ったのです。
その夜、姚子衿は坤寧宮に夜食を届けるよう命じられます。孟尚食と届けに向かったものの、坤寧宮には姚子衿しか入ることが許可されませんでした。
実は、皇后は夜食を欲した訳ではなく姚子衿を呼び出すことが目的だったのです。
「賭けを覚えてる?」
皇后は姚子衿に言います。
若き姚子衿が、彭城伯夫人から皇太孫に嫁ぐよう説得されていた時、当時皇太子妃だった皇后がやって来て賭けをしたのです。
それに対し皇后は姚子衿に「皇太子賓に封じる」と命じましたが、姚子衿は頑なに拒否しました。
皇后はそれでも、「どこまで皇室に逆らい続けることが出来るのか見せてもらう」と、余裕の笑みを浮かべます。
その一方で、朱瞻基のところには梅小淵という御史が来て宦臣について朱瞻基に忠告していました。
殷紫萍は厨房を抜け出して2人の会話を盗み聞きしており、殷紫萍が出て行くところを見た姚子衿は殷紫萍の想い人を一目見ようとやってきました。
26話あらすじネタバレ
上元節の宴に関して孟尚食から話がありました。すると胡善圍が、第3局の勝負を上元節の宴で行うと孟尚食に提言したのです。
胡善圍は、もし孟尚食が負けた場合はみんなの前で胡善圍に及ばなかったと認め、胡善圍が負けた場合は皇宮を出て二度と紫禁城には戻らないという条件を出し、孟尚食も承諾しました。
一方で、姚子衿は殷紫萍に頼まれた土産料理を梅小淵に渡します。
姚子衿は殷紫萍が照れているのだと思い引き受けましたが、それをたまたま見た朱瞻基は梅小淵が姚子衿の想い人だと勘違いし嫉妬していました。
梅小淵は頂いた手土産を馬車の中で食べましたが、すぐに吐き出してしまいます。
実は、殷紫萍は梅小淵を想っていたのではなく、復讐の機会を狙っていたのです。
かつて、殷紫萍が盗みをして生活していた頃、梅小淵の巾着を盗もうとして捕まり何度謝っても許してくれなかった恨みを持っていたのでした。
そんななか、方典膳から御酒坊から届いた酒を確認してほしいと頼まれ、姚子衿と殷紫萍で確認することに。
ところが、突然酒棚が倒れ姚子衿は右手に大けがを負ってしまったのです。
右手はひどく痛み動かすことが出ないなか、姚子衿の兄の孫継宗が訪ねてきました。
孫継宗は皇后に呼ばれ、姚子衿が朱瞻基の賓妃になるよう頼みに来たようですが、姚子衿は幽閉されていた時のことを持ち出し、兄上は栄華を失うのを恐れているのだと非難したのです。
司膳司では、方典膳が姚子衿の怪我を心配し孟尚食に話しをしていましたが、そこに姚子衿がやって来て宴を手伝いたいという固い意志を伝えました。
さらに姚子衿は、胡善圍に「時期が訪れるまであなたは真の実力を隠していた。10年間待ち続けていたのは欲していた栄光を得るためでしょう」と指摘し、「でも天は私の味方です」と強気な態度を示しました。
姚子衿は、たとえ手が使えなくなったとしても勝たなければならないと思っていたようです。
そして上元節の宴が始まり胡善圍が料理のお題を発表します。
お題は、地域や料理の系統に捉われない徹底した力比べで、例年は陛下の褒めた料理が群臣に与えられる。その群臣の宴で出す料理に選ばれた方が天下一の厨師と言えると胡善圍は言うのです。
そして、孟尚食側と胡善圍側での料理勝負が始まります。
上元節の宴では、さまざまな催し物が披露され小鉢料理が次々と運ばれていました。
24話~26話の感想
蘇月華は、いかにして姚子衿を上回る料理を作るかとばかり考えて、料理の基本を失ってきたようにも見えます。誰かのためを考えて作る料理ではなくなってしまったのは、やはり胡善圍の影響が大きいのかもしれません。
そして、王遥清が帰郷直後に自害したとが分かりました。
王遥清は決して自害するような人間ではなかったので、王遥清の死も何か匂います。
また、姚子衿は殷紫萍に頼まれて手土産を渡しただけなのに、勘違いして嫉妬してる朱瞻基は子供っぽくて可愛いかったです。
姚子衿の作った料理は一口食べるだけでもわかるし、見ただけでもわかってしまう。
どれだけ好きなんだ?と毎回突っ込みたくなります。
本ページの情報は2023年10月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。