「ウォーキング・デッド:デッド・シティ」シーズン1第1話ネタバレあらすじ。
「デッド・シティ」あらすじ
謎の集団に息子のハーシェルをさらわれたマギーは、リーダーが吹く口笛からニーガンとの関係を疑い、彼のもとを訪ねる。ニーガンに深い過去の因縁を持つマギーだが、息子奪還のため彼と共闘体制をとり、大量のウォーカーがひしめくマンハッタンに潜入する。
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1話ネタバレ
ニーガンとの再会
マギーはとあるバーに立ち寄り、うめき人(ウォーカー)を駆除している人物の情報を得ました。バーテンダーの情報によると、男は歴代トップの腕を持ちバーの裏のモーテルに暮らしているとのこと。
マギーはトイレに行くフリをして裏からモーテルに回り、その人物を探しました。その人物が住んでいるであろう部屋にあったナイフを手に取り探ります。
しかし、男2人に捕えられバーに連れ戻されてしまいました。バーにいた女がマギーを怪しみ、男たちに後をつけさせていたのです。
女はマギーを”ヴァスケス”のスパイだと疑っていたようで、向こうにメッセージを送ると言いナイフを取り出しました。しかし、マギーは隙を狙って押さえていた男たちを振り払って女のてにナイフを刺します。
そして、入り口から逃げようとしたところにニーガンが現れ、マギーの顔を見るとすぐに一緒にいたジニーという少女と逃げ出します。しかし、マギーが車で追いすぐに捕まえました。(この時マギーは地図を落とします)
ニーガンはニューバビロン連邦の標的になり指名手配されていたのです。マギーはニーガンにアニーと子供のことを聞きましたが、ニーガンは話をそらし、マギーを古い友人だとジニーに紹介しました。
するとマギーが話し始めます。「数週間前、ある集団が私たちの食料を奪い次の襲撃まで予告した。1ヶ月後、人質を取られた。連中はハドソン川の対岸(マンハッタン)に渡った。」
ニーガンはハーシェルが人質に取られたと知り、ジニーにの荷物のチェックを頼みマギーの話を聞きました。「俺に何の関係が?」
マギーは、「連中のボスはクロアチア人よ。知り合いでしょ?壁を乗り越えて侵入し私たちを取り囲み息子をさらう時何をしたと思う?」そう言って口笛を吹きました。
かつてニーガンがしていた事です。ニーガンはクロアチア人は旧知の中で役立つ情報を持ってるし、うまくいけば人質解放の交渉も頼めると話します。そして、それが本当に同一人物なのかとマギーに確認しました。
ニーガンは、かつての仲間はクズだったが旧知の中のクロアチア人のイカレ具合は群を抜いていたから、それを考えると人質は今ごろ……そう言いかけた時、マギーが話を遮ります。
マギーはニーガンに協力を求めるのは不本意だけれど、ニーガンも連保保安官の包囲網が迫っているため手詰まりだろうと言ったのです。
そこでマギーは、ジニーをヒルトップに預けてニーガンと2人で動くと約束し、ニーガンもそれに同意しました。
新たな拠点
ヒルトップはニーガンたちが燃やして失ったため、マギーはニーガンとジニーを車に乗せて新しく作った拠点近くに向かいました。迎えが来るのを待っている間、ニーガンがジニーとの出会いを話します。
ニーガンは保安官に追われ農場に潜伏していました。そこを逃げ出す際にジニーが着いてきたと言うのです。農場の人間によると彼女は父親と暮らしてましたが、ある夜父親が消えたためジニーは探しに出ました。
しかし、父親はすでに変わっていたのです。父親を殺したのは死人でも動物でもなく、個人あるいは集団でした。それ以来、ジニーは口を閉ざしてしまったのでした。
その頃、マギーが立ち寄ったバーにニーガンの情報を求めて連邦保安官がやってきます。保安官によるとニーガンは、裁判官を惨殺しほか4名を殺害したためニューバビロン法典により極刑が決まっていると言うのです。
それでも、バーの女はニーガンを知らないと首を振りました。すると保安官は女を外に連れ出しウォーカーに近づけます。怖くなった女は、ニーガンを知ってる ウォーカー退治を任せていたと白状してしまいました。
さらに周りにいた他の女も「青い車で女が連れ去った」と話してしまったのです。すると保安官は、女をほう助罪だとウォーカーの中に放り込みました。そしてバーを出た時にマギーが落とした地図を見つけ、マンハッタンに向かったと睨んだのです。
一方で、マギーの仲間がジニーのことを迎えにやってきます。ニーガンは必ず迎えに行くと約束しジニーを預けました。
マギーはグレンがニーガンに殴り殺される悪夢で目を覚まします。そうとは知らないニーガンは、父親との思い出話をマギーに聞かせました。その後、2人は川沿いから双眼鏡でマンハッタンを観察します。
マギーが三日三晩観察した結果、毎朝同じ時間に煙が出る、そして今この時間にも煙が上がっていることが分かりました。それは朝食と夕食を作ってることを意味するものでした。
ニーガンは、ビルが燃えてるだけの可能性も視野に入れ川を渡ることに。そこにやってきた若い研修保安官ひとりを人質にボートに乗り込みマンハッタンへと向かいます。
ニーガンは見習いでもいればリスクが高くなるという一方、マギーは保険だと言い2人の意見が対立。ニーガンは、マギーが過去の事を思い出して感情や記憶を爆発させ治まっていたニーガンへの恨みが再燃したんだろうと怒りを露わにし、いまでも悪者扱いしてるのは見当違いだと声を荒げました。
そしてマギーに「自分に聞いてみろ、今まで何人の夫と父親を殺した?」と聞きましたが、マギーは「あんたへの恨みが消えることはない」と冷静に答えたのです。
マンハッタン
ボートは川に浮かぶウォーカーの死体を避けるように進み、ついにマンハッタンへと到着しました。初めはウォーカーの姿もなく不気味な静かさがありましたが、街中を歩いている時に突然上からウォーカーが降ってきたのです。
マギーたちは建物に身を隠し、その場を乗り切りました。しかし、目的地を目指している途中でいくつかの罠が仕掛けられていることに気づいたのです。暗闇の中で、ウォーカーの大群に気づかれてしまいましたが、その時に銃弾が舞い次々とウォーカーが倒れて行きました。撃ったのはニーガンを追ってきた保安官たちで見習い保安官はすぐに仲間だと気づきます。
3人は近くの建物に逃げ込み出口を探しましたが、その建物には保安官は入ってきていました。双方とも音を立てずに探り合います。そこで保安官が口を開きました。
「お嬢さん 俺はニューバビロンの連邦保安官だ パーリー・アームストロングだ 酒もタバコもやらない 好物はシチューだ 俺の人柄を伝えたい 敵じゃない ニューバビロンから来た 一応首都だが小さな街だ―――」そう言いながら少しずつ移動します。
さらに保安官は、指名手配のニーガンとつるんでパーリーの部下をさらった理由は不明だが深い事情があるのだろうとマギーの情を落としにかかりました。
しかし、そこでニーガンを見つけた保安官が発砲し、音に反応したウォーカーがドアを破ってなだれ込んで来たのです。その隙にマギーが保安官の背後に回りナイフを振り上げようとしましたが、保安官に見つかりもみ合いになり、ネックレスを奪われてしまいました。
危ないところで反撃し、ニーガンの応戦もあってその場を逃げ切りマッチの火を頼りに奥へと入っていきます。
一方で、敵に捕まってるハーシェルは椅子に縛り付けられ、クロアトという男からニーガンについて知っていることを話せと言われていました。しかし、脅されても話す気はないと突っぱねるとクロアトは、ハーシェルを拷問しようとしたのです。
そこに「男が逃げた」との報告が入ると、クロアトは手を止めてその場から離れて行きました。彼が探していたのは「逃げた男」で、その人物は拷問されたのか体中傷だらけで血まみれでした。
男はワイヤーを使って隣のビルに移ろうとしましたが、クロアトがワイヤーを切断したため男は20回の高さから落下して死亡。それを見たクロアトは「新記録だろ?」と笑って部下に言っていたのです。
感想
「ウォーキング・デッド」のスピンオフですが、ウォーカーの呼び方はそれぞれ異なるようです。デッド・シティではウォーカーをうめき人(グローナー)と呼ぶそうですが、マギーはウォーカーと呼んでいたのでその辺は本編と同じです。
ただ、すでに連邦が出来上がっておりハーシェルの年齢をみても本編の最後から7~8年経過しているようにも見えます。マンハッタンはクロアトというかつての救世主の元メンバーで冷酷非道な男が牛耳っているようです。保安官は温床と言っていたので悪が巣食っているいる場所なのかもしれませんが、まさかここで奴が登場するとは……。
いくら旧知の中とはいえ、今のニーガンの言いなりにはならない気がします。