「陳情令」15話・16話・17話あらすじネタバレと感想。小さな仙門まで温氏の襲撃に遭って江氏に助けを求めて来るようになります。江楓眠は江厭離を伴い彼らを金氏に送り届けに行くことに。
魏無羨と江澄は江氏の留守を守ることになり……。
15話:江氏への攻撃
小さな仙門の姚氏までもが温氏の襲撃に遭い、江氏に助けを求めてきました。ここも安全ではないと思った江楓眠は江厭離を伴って姚氏を金氏に送り届けに行くことにします。
一方、温氏では温晁が温若寒に洞窟で屠戮玄武が死んでいたと報告していました。温若寒は温晁に屠戮玄武を封印していた宝器の行方を探すように命じます。
江楓眠の留守中、王霊嬌が温氏の兵たちを引き連れて江氏の屋敷に乗り込んできました。王霊嬌は温晁の命令で魏無羨を懲らしめに来たと言います。
王霊嬌は虞紫鳶に向かって、もし魏無羨を罰しなければ本当は江楓眠の子だという噂を勘ぐってしまうと言って侮辱しました。それを否定しようと前に出た魏無羨を、虞紫鳶が紫電という鞭に変化する腕輪で打ちます。
江澄が止めようとしても虞紫鳶は魏無羨を何度も鞭で打ちました。王霊嬌はそれでも足りず虞紫鳶に魏無羨の右手を斬るように言います。
虞紫鳶は弟子たちに門を閉めるように言いました。魏無羨は覚悟を決めますが、門が閉められた後、虞紫鳶はなんと王霊嬌を平手打ちしたのです。
すぐに温氏の兵たちが剣を抜こうとしますが、虞紫鳶は兵たちを鞭で制しました。虞紫鳶の弟子たちがとどめを刺そうと近づいた時、王霊嬌が温逐流を呼びました。
温逐流が飛び込んできて虞紫鳶の弟子たちを蹴り倒します。虞紫鳶は温逐流を以前から知っているようで本名は趙氏なのに温氏に改名して祖先を捨てたのかと非難しました。
温逐流は「主に仕えるまで」と言って帰ろうとしますが、虞紫鳶は鞭で攻撃します。その隙に王霊嬌が外へ出て信号弾を発射して援軍を呼ぼうとしました。それに気づいた魏無羨が江澄に止めるように言います。
江澄は一旦は王霊嬌を止めますが、温逐流が虞紫鳶を攻撃しようとしているのに気づいて部屋の中に戻って行きました。温逐流は攻撃の矛先を江澄に変えてきます。
その間に王霊嬌は信号弾を発射してしまうのでした。それを見た虞紫鳶は江澄と魏無羨を連れて屋敷の裏に行き、舟に乗せます。そして援軍が来る前に逃げるようにと言って江澄の腕に紫電を移しました。
虞紫鳶は2人を舟に残して陸に戻ります。江澄はそれを追おうとしますが、紫電が江澄と魏無羨を縛り舟から降りられないようにしました。虞紫鳶は舟を蹴って出港させます。
魏無羨と江澄の舟がしばらく行くと、帰ってきた江楓眠と江厭離の舟に出会いました。
2人から話を聞いた江楓眠は、今度は魏無羨、江澄、江厭離の3人を紫電で縛って舟に残し、自分と他の弟子たちだけで虞紫鳶のところに戻ると言うのでした。
16話:温寧の助け
虞紫鳶の助太刀に向かった江楓眠でしたが、すぐに温逐流に気づかれて迎え撃たれてしまいます。
一方、やっとのことで紫電が解けて急いで戻ってきた魏無羨たち。江厭離を森の中に隠れさせ、魏無羨と江澄で屋根の上から屋敷の中の様子を窺いました。
すると江楓眠と虞紫鳶が手を握り合ったまま倒れていたのです。ショックのあまり屋敷を飛び出す江澄。魏無羨も慌ててその後を追います。
その頃、温晁は江氏の屋敷を温氏の監察寮の1つにすると宣言し、温逐流に魏無羨と江澄の行方を追うように命じていました。
翌朝、魏無羨と江澄は江厭離に屋敷の惨状を話します。江厭離は寝込んでしまい、魏無羨は江厭離と江澄を宿に残して薬を買いに出ました。
魏無羨が戻ってくると宿に江澄の姿がありません。宿の主人の話だと1人で出かけたようでした。
江澄が江氏の屋敷に戻ったと考えた魏無羨は夜になるのを待って屋敷に忍び込みます。魏無羨はちょうど歩いてきた温氏の者を捕まえました。
なんとそれは温寧だったのです。魏無羨は江氏攻撃に加担していたのかと詰め寄りますが、温寧は今着いたばかりだと言いました。
温寧は、江澄が温晁に捕らえられていると教えてくれます。魏無羨は江澄を助けるために温寧を人質にするかどうか葛藤しますが、温寧は自ら江澄を連れ出して来ると申し出るのでした。
その後、厨房で何やら酒の甕をいじっている温寧。
温晁はその夜、勝利の祝宴を開いていたのですが……。
17話:江澄の絶望
魏無羨が待ち合わせの場所で待っていると温寧が気絶した江澄を背負ってきて、江楓眠と虞紫鳶の骸も別の場所に移したと言いました。
舟に乗ったものの酷い怪我をしている江澄を連れてどこに行けばいいのか迷っている魏無羨に、温寧は温情がいる夷陵の監察寮に行けば治療できると言います。
祝宴で薬の入った酒を大量に飲んだ温晁と兵たちは朝まで眠りこけていました。あまり酒を飲んでいなかった温逐流が温晁を揺り起こします。そして温逐流は温晁に江澄がいなくなっていることを報告しました。
その後の調べでどうやら酒に薬を入れたのは温寧らしいとわかります。温晁は夷陵に行って温情と温寧を殺すと宣言するのでした。
魏無羨たちは途中で江厭離と合流してから夷陵の監察寮に向かいました。監察寮の中に入ると、温寧が魏無羨たちを連れて戻ってきたのを見た温情がひどく驚きます。
その時、温氏の兵が門を激しく叩きました。魏無羨は咄嗟に温情に剣を向け、自分たちのことを言わないようにと脅します。
温情は門を開けずに”弟が戻ってきて具合が悪そうだから下がって”と言ってごまかしてくれました。
江澄を診察した温情は怪我は大事ないと言いますが、脈を診て驚くのでした……。
翌朝、目覚めた江澄は魏無羨に、温逐流に修行で鍛錬した気を消されてしまったので自分はもう普通の人間だと告げました。昨夜、温情が驚いていたのはこのことだったのです。
自暴自棄になる江澄に魏無羨は為すすべもありません。その時、温情が部屋に来て手を貸すと言いますが、温情の衣に温氏を象徴する炎の文様の刺繍がしてあるのを見て江澄はますます取り乱すのでした。
魏無羨は温情に医書を見せてほしいと頼みます。江澄を治す方法を医書で調べようと思ったのです。
何日も調べ続け、魏無羨はとうとう江澄を治す方法を見つけます。しかしその方法を聞いた温情は猛反対するのでした……。