「覆流年」17話と18話と19話のネタバレあらすじと感想

復讐劇
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作品情報
  • 原題:覆流年
  • 製作:2022年
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覆流年~復讐の王妃と絶えざる愛~:17話と18話と19話のあらすじとネタバレ感想。蔡望津は「私は潔白です」と言い遺して自害。陸昀は陸安然の母の死を聞いて一旦帰ってきますが、陸安然のせいで陸欣然が気が触れたと知ってまた出て行ってしまい……。

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17話ネタバレ

立ち退き

蔡望津は「私は潔白です」と言い遺して自害します。陸昀は陸安然の母の死を聞いて一旦帰ってきますが、陸安然のせいで陸欣然が気が触れて軟禁されていると知ってまた出て行ってしまいました。陸安然は陸昀が蕭映の軍営に行ったと聞いて連れ戻しに行きますが、追い返されてしまいます。

その頃、穆川は水路を整えるために有力者の私邸を立ち退かせることに頭を悩ませていました。陸安然は穆川に有力者との交渉を蕭映軍の新兵にさせることを提案し、陸昀を連れ戻してほしいと頼みます。

穆川は蕭映が断れないように皇帝の勅令を持参して軍営に行きました。陸昀は新兵を交渉に駆り出すのは姉の差し金だろうと穆川に抗議しますが、穆川は陸安然の功績を列挙して陸昀を説き伏せます。

蕭映から新兵が水路のための立ち退き交渉に駆り出されたと報告を受けた穆澤は、立ち退き対象に穆霖の私邸を加えるように指示するのでした。

穆川は陸安然を訪ね、今回の水路が完成しても皇帝に上奏して陸昀を自分のそばに留め置き、守るようにすると約束します。

寺の大木

その後、陸安然は穆川と母の位牌を寺に収めに行きました。陸安然は1回目の人生の時に寺にあった大木がないことに気づきます。その木には”大事な人が愛に恵まれ意のままに生きられますように”と書かれた無記名のお札が掛けられていたのですが……。

その時、穆川が苗木を運んできてその場所に植え始めました。その木にはあの無記名のお札が掛けられていたのです!陸安然は穆川にお札に名前を書くように勧めました。

陸安然と穆川がお祈りをして帰ろうとすると、穆澤が来て”これからも陸家が安泰で弟にも加護があるようによくよく祈っておくことだ”と意味深に言って帰って行きました。

その日の深夜、穆澤から陸安然に陸昀が私邸の取り壊し中に穆霖の配下と衝突して負傷し、蕭映が治療のために軍営に連れ帰ったとの連絡があります。

陸安然は着の身着のまま穆澤の屋敷へ駆けつけますが、取り次いでもらえません。陸安然はそのまま朝まで門の前で待ちました。

朝になり、穆澤は陸安然にいくら策を弄してもあらゆる手を打って陸昀を連れ戻すと宣言し、陸昀を守りたければ自分の側室になるように迫るのでした。

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17話の感想

陸安然と穆澤の攻防が激しさを増してきましたね。

また、葡萄棚といい、寺の大木といい、1回目の人生で陸安然の印象に残っている物ほとんどが穆川が用意したものだったというのがすごいです。

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18話ネタバレ

旅立ち

陸安然は穆澤に、陸昀に人質としての価値がないと思わせるために陸昀は異母弟だと言い、異母弟のために側室になる気はないと言い放ちました。

その後、陸安然は安全のために陸軽舟を先に蘇城に帰すことにします。ところが出発しようとすると蕭映が兵を引き連れて乗り込んできて、陸軽舟が他国に武器を密売していると言って連行していってしまいました。

陸軽舟が連行された後、陸安然は家の中に”次は弟の番だ”と書かれた紙が置いてあるにに気づきます。陸安然は馬で蕭映の軍営に向かいますが、その途中で罠にかかって落馬し気を失ってしまうのでした。

陸安然が意識を取り戻すとそこは棺の中で、そばには陸欣然がいました。陸欣然は陸安然に復讐するために気が触れたふりをしていただけだったのです。陸欣然は乱闘に紛れて陸安然の母を殺害したと明かしました。

陸欣然は棺に蓋をして陸安然を地中に埋めてしまいます。その後、陸欣然は穆澤に、陸安然の”旅立ち”を見送ったので自分を陸安然の名で再び嫁がせてほしいと言いに行きました。

穆澤は陸安然が埋められている場所を聞き出そうとしますが、陸欣然は場所を明かさずに自害してしまうのでした。穆川は陸欣然の部屋にあった書付けの燃え残りから陸安然の居場所を探ろうとします。

側室

その頃、陸安然は棺の中で死を覚悟していましたが、頭をよぎるのは穆川との思い出ばかり……。陸安然が地中に埋められているとわかった穆川は清河幇の力も借りて棺を掘り出し、陸安然を抱きしめます。その時、一足遅くその場所に穆澤が来ました。穆澤は陸安然を抱きしめる穆川の後ろ姿を無言で見つめるのでした。

穆川は陸安然を連れ帰った後、冬青から陸軽舟が罪を着せられて投獄されていると聞かされます。穆川が皇帝に話をしに行ったのと入れ違いに穆澤が来ました。

穆澤は冬青が止めるのも聞かずにズカズカと陸安然の寝室に入って行きます。穆澤は獄中で陸軽舟の病が悪化したと告げ、陸安然に自分の側室になることを再び迫るのでした。

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18話の感想

陸欣然は気が触れたふりをし、陸安然のせいで自分の母が死んだことの復讐として陸安然と母を死に追いやる機会を窺かがっていたとは!怖いですね。でも確かに今までの陸欣然の言動から考えたらそれくらいのことはしそう……。

穆澤の陸安然の”恨み”から”娶りたい”へと変化してしまう心情もなんだか怖いです。

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19話ネタバレ:最後の1日

穆川は皇帝に、陸軽舟の罪は濡れ衣なので放免してほしいと嘆願しました。ところが皇帝は”陸家が握る船と港の権利を朝廷に渡すなら父親を放免してやろう”と言うのでした。

1人の力では考えを変えられないと思った穆川は穆澤に一緒に皇帝を説得してほしいと頼みますが、自分がもし皇帝の立場でも同じことをすると言って拒否されてしまいます。

雨の中、陸安然が川辺で水路図を眺めていると穆川が来て傘を差し掛けました。穆川は陸安然を守れないことを嘆きますが、陸安然は水路図を川に投げ捨て明日皇帝に会わせてほしいと言うのでした。

翌日、陸安然は皇帝に陸家の港を束ねる双魚令と譲渡証を差し出しました。そして複雑な水路の混乱を防ぐために水運の管理は自分にさせてほしいと言うのでした。皇帝は管理を許可した後、穆川の産みの母のことを話し始めました。

皇帝は敵国の皇女に一目ぼれして側室にした。しかし彼女は寵愛されても心を閉ざし、自分が産んだ穆川さえも遠ざけた。その後、彼女は母国の想い人が戦死したと知り、後を追って首を吊った。

皇帝は穆川が陸安然を娶りたいと言ってきたと明かし、陸安然に穆川と距離を置かなければ父親は老後を安泰に過ごせなくなると言って脅すのでした。

釈放された陸軽舟を蘇城へ帰した後、陸安然は穆川を誘って1日楽しく過ごしました。夜になり、陸安然は酒を飲みながら穆川にある娘の話だと言って自分の1回目の人生の話をします。

陸安然は、その娘は1回目の人生の後、天から機会を与えられ”大事な人”と再会したと言いました。最後に陸安然は、娘は”大事な人”と一緒に人里離れた山奥で静かに暮らしたと嘘をついたのでした……。

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19話の感想

今まで何かと陸安然を助けてきた穆川ですが、今回ばかりは力及ばず本当にやりきれない気持ちでしょう。

穆川は陸安然を守る最後の手段として皇帝に彼女を娶りたいと言ったと思いますが、皇帝は陸安然の方に穆川と距離を置くように命じるとは……。

陸安然は状況を察して最後に穆川と楽しい思い出を作り、穆川の前から姿を消すつもりなのでしょうか。なんとも切ないですね。

Photo:「覆流年」©2022 China Huace Global Media Co., Ltd.
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