ファインディング・カーターシーズン2のネタバレあらすじと感想。ウィルソン家の一員として馴染んできたカーターが2度目の誘拐に!?
ロリはカーターをどこへ連れ去っていったのか?そしてその目的とは?この事件をきっかけに衝撃な事実が次々と判明していくことに……。
ファインディング・カーターシーズン2のあらすじ
カーターはロリに誘拐され、薬を飲ませて眠らされていました。とあるモーテルで目を覚ましたカーターは、誰かと電話で話しながら銃を手にしているロリの姿を見て動揺します。
一方、エリザベスは必死でカーターを必死で探していましたが、身内ということで捜査から外されて娘の安否を心配していました。そんななかロリは、テイラーの誘拐までも計画していたのです。
そして今シーズンで遂に、ロリが2人を誘拐しようとした理由が判明します。なんとロリはカーターとテイラーの生物学上の実母だったのです。
デヴィットと結婚したエリザベスは不妊に悩んでいました。そこで不妊治療をして2人を授かったのですが、なんとその一件にロリが絡んでいたのです。
更に取り調べが進む中、デビッドとロリの関係も明かされ事態は複雑化していくのです。
ファインディング・カーターシーズン2ネタバレ
悪から良へ、ロリの立場がどんどん変化していく!
カーターが3歳の時に誘拐したロリ。誘拐犯と言うれっきとした犯罪者のロリですが、今シーズンでは悪者だったり、いい人だったりと立場がどんどん変化していきます。
ロリは、誘拐犯として警察に追われていましたが、再びカーターを誘拐して罪を重ねます。そこで、実はロリは2人の生物学上の母親だと発覚!ロリは、エリザベスの不妊治療の卵子提供者だったのです。
さらに、警察に逮捕されたロリは、2人の親権を得ようとなんとも図々しい計画を練っていることが発覚します。通常は、後々のトラブルを避けるために誓約書を書くのが一般的ですが結局、裁判にまで持ち込んで争うことになってしまいました。
すっかりウィルソン家に溶け込み、エリザベスの事を”ママ”と呼ぶようになっていたカーターを操るロリの頭脳作戦が凄いです。
ロリは、エリザベスの天敵となっていますが、彼女とデヴィットとの間に子どもがいるということもわかりました。じわ~っとウィルソン家サイドに寄っていき、気づくと最後にロリ=良い人となっていくのが驚きです。
カーターは”ザ・ティーンエイジャー”
まじめな双子の片割れのテイラーと違い、問題起こしまくりのカーター。ロリに育てられたことも原因なのか、はた目から見ても本当に手のかかる子どもであることが分かります。
17才といえば、まだまだ未熟ではあるものの、自立していると勘違いしている年頃です。アメリカではすでに車を運転できる年齢なので大人扱いされることも多いようですが、本作ではいつも自分が正しい!と思って暴走するカーターにイライラが募ることもしばしば。
エリザベスはどちらかといえば厳しい母親ですが、ロリは彼女と正反対なので、カーターは2人の母親を上手く使っていきます。(本人としては”計算してやっている”という感じではありませんが)
学校が合わずに不登校となり、(偽造IDを使って)内緒でバーでアルバイトを始め、退学したいとエリザベスに言うも大反対されます。
親の許可がなくては退学できないので、カーターはロリに許可をもらい行きます。かと思えば、事件に巻き込まれると刑事であるエリザベスに助けてもらう始末。
自分の都合の良いように親まで操る、カーターはまさに手に負えないティーンエイジャーという感じです。
最後には、エリザベスから交際を反対されていた年上のジャレドとトラブルを起こしてしまい、マックスが巻き込まれてしまうという展開になってしまいます。
ロリとデイビッドの子?もうひとりの弟が登場
カーターとテイラーの弟はグラント1人ではありませんでした。
実はロリとデヴィットの間に息子がいることが判明。ロリは、デイビッドに内緒でベンを出産しましたが、その後精神を病んでベンを取り上げられてしまいました。ベンを失ったことが、カーターを誘拐したきっかけとなっていたのです。
ベンは、里子として色々な家庭を転々として苦労してきましたが、ウィルソン家の尽力によってようやく幸せな道へ歩んでいけそうな気配がしてきました。しかし、シーズン最後で密売人とコッソリ会ってボコボコにされたりと、彼の安否が気になります。
高感度No1のマックスがカーターの巻き添えになる!?
イケメンで優しい好感度No1のマックスが、今シーズンでもまたカーターの巻き添えになってしまいます。
マックスは、ジャレドの店で問題が起こっているのではと心配し、テイラーと会う約束の前に店を訪れました。そこでカーターがジャレドに暴力を振るわれているのを目撃し、反射的にジャレドを瓶で殴りつけてしまったのです。
その一撃でジャレドは死亡。結局は、自分も大嫌いな父親と同じ血が流れているんだ……と落ち込んでしまいました。
ファインディング・カーターシーズン2の感想
シーズン1が好評だったからか、シーズン2は全24話で製作されました。なので、色々なトラブルがたくさん起こります。タイトルは「ファインディング・カーター」ですが、カーターがファインディング(発見)された後の話がメインです。
シーズン2では、誘拐されたカーターを見つけるのではなく、カーター自身が自分はどうあるべきか考えて”本当の自分を見つける”という意味でのファインディング・カーターだったのかなと思いました。
シーズン2では、マックスが自首して逮捕されましたが、それが正当防衛とジャッジされるのか?
ベンがボコボコにされて路上に放置されてしまったけど生きてるのか?など、問題が山積みのまま終わりましたが、なんと!今シーズンで打ち切りとなってしまったようです。
ファインディング・カーターシーズン3は、もう見つけることはできない You can’t find “FINDING CARTER” anymoreという、なんとも皮肉な終わり方となってしまって残念です。
ただ、打ち切り確定から復活した作品もあるので、可能性がゼロとは限りません。もしかしたらシーズン3がひょっこり再開?なんてことがあるかも?