しごでき姐さんとワンコ男子の恋は、ボールのようにあっち行ったり、こっち来たり。
愛なんて、ただそれだけのこと。
3話:“俺たちが 親しい?”
コーチは2年前からポイントが18になると三川はフォームが不安定になると言います。案の定、金翌はあっさりと18-21で逆転勝ちを果たしました。
蒋傑はすっかり金翌を気に入り、友安のお眼鏡に適うならすぐに契約を進めるよう言い、帰ります。
「バドミントンをすることがあなたの仕事なのね」友安はコートに降り、三川に話しかけます。三川がバドミントンを始めたのは10歳のときで12年になると言います。
22歳ならアスリートとしては少し年齢が高いと友安が言うと、それであなたは幾つなんだと尋ねます。32歳。10歳の年の差があります。
安定したプレイが出来るなら、間違いなく彼なのに。そう思いながら友安はトレーニングセンターを後にします。向かった先はペットホテル。犬が飼えない友安が唯一ペットと戯れることが出来る充電ステーションです。
他人の飼う犬に餌やおやつを上げて可愛がり、ほんの少しの間ペットオーナーの気分を味わう。それが友安の唯一の癒しでした。
一方、安従カツラ店には地上げの嫌がらせがまたやってきていました。絶対にここは譲らないと追い返しますが、三川には納得がいきません。
国家代表で活躍した優秀なラケットストリンガーだった安従が、がん専門病院の向かいでカツラ店を営んでいます。本当に一生かつらの毛を張る仕事で構わないのかと尋ねても、安従は素知らぬ顔です。
三川はトレーニングセンターでコーチに呼び出されました。来月の地方大会の団体戦には参加できないということを告げられ、契約が来年で切れること、スカウトした新人が明日からチームに合流して練習することを告げられます。
総当たり戦で最下位になれば、チームを出て行かざるを得ないと最後通告を受けます。資料や成績からなら間違いなくプロジェクトの候補者は金翌ですが、三川を諦めきれない友安。
ジュニアを指導している三川のところへやってきて話をします。なぜこの2年間勝てないのか、不思議でなりません。「常に負けるなら誰がプレーしたいと思うんだ、多分 まだ勝ちたいからコートに立っている」三川はそう答えます。
アレックスに尋ねられ、候補者の選定は金翌に傾いていると答える友安。「悪くないんじゃないかしら」友安があまり納得した顔をしていないので、アレックスは重ねて、気になることがあるのかと尋ねます。
金翌は技術があり、練習熱心だし ストイックです。年齢も20歳。でも、友安が気になっているのは戦績の振るわない22歳の三川です。「もちろん彼ではないわ」アレックスは答えます。
蒋傑に尋ねられてもやはり、金翌に懸念を感じる友安。試用期間を延長することを勧めますが、迅速に動くことを強いる蒋傑。オスコムのスポンサー契約が切れ次第、すぐに契約するよう、友安に指示します。
部門の懇親会に遅れた友安。シンガポールに駐在している奈特が久しぶりに帰国したので、歓迎会も兼ねた席でした。今回は2か月ほど深圳に滞在すると言います。
彼とは、帰国の度に食事をしたり、誕生日に実用的なプレゼントをもらう程度の関係ですが、仕事の仲間より少し親しいお互いに少し意識している程度の間柄です。
いつ赴任が終わって国に戻れるのか尋ねると、奈特は会社に申請して、シンガポールに拠点を移すことにしたと答えます。
バドミントンのクラブには新しくスカウトされた選手が参加しました。練習が終わると、金翌は三川に嫌がらせをするために敢えて新人の前でコート掃除を命じます。新人が手伝おうとしますが、自分とは距離を置いた方がいいと突き放す三川。
寮に戻ると、金翌たちがトランプで騒いでいます。友安からメッセージが届き、翌日にスタッフを連れて金翌の撮影をすると言います。鬱陶しそうに無視する三川に金翌は賭けをしようと持ち掛けます。
数字の大小で負けた方が明日一日シャトルを拾うというのです。
翌日、賭けに負けた金翌は午前中いっぱいずっと球拾いしかしていません。撮影スタッフを連れてきた友安は焦ります。友安は三川にどうなってるのかと怒ります。
「あなたに昨夜メッセージを送ったのは親しい知人がチームにいたら協力して貰えると思ったからよ」「俺たちが親しい?」とにかく午後も残るから、子供っぽい真似をしないようにと言い去る友安。
Y-Space Sportsの最先端評価機器を使って手と足の反応能力を調べます。
せっかくなので金翌だけでなく全選手のデータを取ることになりますが、金翌は午前中の球拾いで腹を立てていたので、わざと三川に俺の携帯電話の電池が少ないからと充電器を買いに行かせます。
電池を買って戻って来た三川は金翌が友安のシャツの胸元を覗いていることに気が付き、カッとなって指摘します。恥ずかしいのもあって、金翌はこんなテストやめだ!と出て行こうとします。
あなたとの長期的なスポンサー契約は正直不安がある、能力以外はギャンブルだと友安は、金翌にはっきりと宣言しました。
他人を困らせることは自分で自分を苦しめることだといい、選択肢を与えます。今すぐ友安たちY-Spaceを拒否するか、テストに協力するか。
最後に、三川のテストを自ら行う友安。思った通り、反応速度は三川の方が優れていました。アンダードッグに相応しいのはやはり三川だと思う友安。
ロッカーで三川に絡む金翌。無視しようとしていましたが、友安の名前を言われてまたカッとなった三川は……
4話:“あなたに近寄るのは難しい”
友安は奈特と雰囲気の良いバーで乾杯します。出かける前は何を着て行こうか迷ったり、少しときめきを感じていていました。
もし、シンガポールに移住する機会があればその気はあるかと尋ねられ友安は、他部門異動はもちろん、同じ部門内での移動も難しいと答えました。
「そうではなく、結婚してついてこないか」と、突然切り出す奈特に友安はうろたえます。奈特は、2か月はここにいるのでその間に考えてみて欲しいと畳みかけます。
”恋愛を飛ばしたいわけではないがゴールを明確にしたい”と、まるで仕事のように言う奈特に、友安はなんとなく違和感を覚えました。
スポンサーの件でバドミントンの地方大会で訪れた友安は、観客席で三川を見つけ一つ席をあけて座ります。「今日はプレイしないのか」と尋ねられた三川は、お金さえ貰えればいいと答えました。
そこで友安は、パフォーマンスが不安定になる件について思い切って尋ねます。すると、三川は心理療法もトレーニングもあらゆることは試したが改善しないと答えました。
金翌が友安に変な絡み方をするのは、三川をライバル視しているからだと知っている三川は、敢えて解決策を知らないなら放っておいてくれと突き放すように言い席を立って遠くへ行ってしまいました。
試合が終わり三川がつい心配でチラチラ様子を伺っていることを気付いた金翌は、飲み物は買って来なかったのか、全員分買ってこいとわざと友安たちに傲慢な態度をとります。
しかし、友安は「翌哥から皆への奢りだと言って配るわね」と、大人な態度で躱かわしてその場を立ち去りました。
三川のプレイを子供の頃から憧れていたと言う新人の蒋成林が、三川に近付いてきます。どうしてこうなったのかと口ごもる彼に三川は、ウォーミングアップをして試合に行けと促しました。
その夜、三川は蒋成林の言葉や少年時代の母の厳しいトレーニング、そしてその母が試合中に消えたことを思い出して肩を落とします。
翌日、友安たちがトレーニングセンターを訪れると、そこにはわざと玄関入ってすぐのオープンスペースで、オスコムと来季の契約について話し合う金翌の姿がありました。
地方大会のときに、Y-Spaceのユニフォームを着た写真を自らオスコムに送りつけておいて、クレームをつけさせたのです。オスコムとY-Spaceの間で契約金を吊り上げようと謀はかったのです。
プール際でその手口を仲間たちに自慢する金翌を、三川はプールに突き落とします。怒った金翌は、お前が優秀ならなんで梁友安がお前と契約しないんだ?とバカにします。その様子を見ていた友安は三川を追いかけました。
私のためならあんなことしなくてもいいと諭すと、三川は自分を口実に友安に理不尽な態度をとる金翌が許せないと怒ります。友安は、三川に試合中にパフォーマンスが崩れたのは金翌との試合がきっかけだったことを確認しました。
18-18になった途端、集中力を欠いてそれ以来負けが続くようになったこと。18ポイントが何かのわだかまりだと気が付いたと指摘したのです。
家に戻った三川は、その試合の時のメダルを手に回想しました。母親が三川と安従を置いていなくなったのは、その試合の最中でした。
それまで、母親のためにバドミントンをしてきた三川には突然ぽっかりと胸に穴が開いたようになったのです。
三川の様子がおかしいことに気が付いた安従が心配して部屋を覗くと、三川はもうバドミントンをしたくないと癇癪かんしゃくをおこします。
本当の親子でもないのに、安従と一緒に暮らすのももう嫌だと八つ当たりをする三川に安従は、向かいのがん専門病院にいる生きたくてあがいてる人たちのことを考えたら、大抵のことは困難でもなんでもないだろうと諭しました。
一方、友安は実家の母の家に顔を出しました。事前に米や油など重いものを手土産に宅配で届けておいたことを母は有難がりつつも、結婚に失敗して一人で娘を育てることになった人生を悔やみます。
この年になって重いものを届けて貰う男手のない生活。自ら選んだ相手だけど、離婚して一年後には既に娘がいました。
浮気をしていたに違いない、見る目がなかったと悔やんでいます。娘の友安にも、恋をするな、結婚するな、子供を持つなと、自分の失敗した経験からつい言ってしまいます。
蒋傑には金翌との契約を急ぐようつつかれ、母には結婚への不信感を植え付けられ、友安は色々とうんざりした気分になります。
そして、母が離婚した相手 梁樹の娘であり腹違いの妹の梁桃はというと、ネットの有名人になろうとしています。自分のセレブなイメージを作るために、勝手に友安の部屋に入ってブランドものを動画に撮りアップロードしていました。
友安は、妹がトラブルにあった時に家が特定され、巻き込まれたりするのはうんざりだと二度と勝手に家に入らないよう留守電を入れます。
一方、セレブの誕生会に潜り込んでいた梁桃は、いたるところで写真を撮り、誕生日の陶人と仲が良いかのように装います。
カウンターに一人で座っている青年の時計が高価なことに気が付いた梁桃は、彼がスマホをいじってる腕を背景に入れてこっそり盗撮。
しかし、それに気づいた当人に「今盗撮しただろう」と文句を言われ、していないと言い張りました。
スマホを見ると、確かに彼の顔は写っていません。それでも納得がいかない男は腹立たしいながらもスマホを梁桃に返します。梁桃の目当ては彼自身ではなく腕時計だったので盗撮は成功。
そして梁桃は、まるで友人の腕が映りこんでるかのようなシチュエーションの写真をちゃっかり投稿したのです。
パーティの帰り際、梁桃は偶然通りかかったスポーツカーを無理やり停めます。運転席から「タクシーじゃないんだぞ!」と怒ったのはまさに先ほどの時計男でした。
バンパーに瑕きずがついていると嘘を言って、青年が車の後部に回って調べている間に、車に寄り掛かって写真を撮る梁桃。どこまでもセレブ演出に余念がありません。
傷がないことを確かめた青年は、また写真を撮ったことに文句を言いますが、係員に路上駐車は禁止だと言われやむなく梁桃を追いかけることが出来ません。二人は最悪な印象を持ったまま別れました。
友安は、トレーニングセンターに蒋傑の指示通り、契約書のサインを貰いに行きました。アンダードッグには金翌ではなく三川を使いたいと、カンがずっとそう訴えていることに友安は微妙に納得がいっていません。
それでも決定するのは上司の蒋傑です。Y-Spaceと金翌の契約は成立しました。三川は契約を延長しない、退団することを決意しました。
5話:“諦めるのは 続けるより勇気が要る?”
安従は、三川の退団届を撤回するため、昔なじみの于コーチがいるトレーニングセンターを訪ねました。帰り道、偶然センターを訪れていた友安に声を掛けられ、立ち話をしているときに電話がかかってきます。
電話の相手は病院の保安課でした。三川が、がん専門病院に忍び込んで患者がいない間に引き出しのお金を盗んでいたと言うのです。安従は、三川は盗んだのではなく自分で稼いだお金をこっそり患者に届けていたのだと説明しました。
ずっとそうしてきた三川は、病院内で「幸福の少年」と呼ばれている謎の存在だったのです。友安は、マラソンのアルバイト代もそうやって使われたことを知り三川を見直します。
照れくさい思いをした三川は、友安に帰るようそっけなく言って自分の部屋に上がって行こうとしたところ安従に呼び止められます。友安は安住の口から、三川の18-18のトラウマの事情を聞きました。
実は三川の母 童鹿はかつてバドミントンの選手でしたが、妊娠をきっかけに引退しました。そしてチャンピオンの夢を息子の三川に託したのです。三川も厳しいトレーニングを幼い頃から続け才能を発揮していました。
15歳のとき、大事な試合のさなか童鹿は安住に置手紙を残して立ち去ります。病に侵され、二人に弱っていく自分を見せたくないと残った日々を一人で生きると決意したのです。あと3年だけ息子を育てて欲しいと言い残して―――。
18-18になったとき、三川は客席に母の姿を探しますがどこにもいません。試合はそのまま敗退してしまいます。そして、自分は母に捨てられたのだと思い込んだのです。
安従は「しばらくの間、母親は海外のチームのコーチとして出掛けただけだ」と嘘を言っていました。必ず戻ってくると。
2年間は三川もそのことを信じて、自分が努力し続けさえすれば母親は戻ってくると思い、勝ち続けていました。それに安従も、18-18のトラウマは完全に克服できたと考えていました。
しかし、実はそうではなく三川の心には深い傷が出来ていましたたのです。母が戻ってこないことを知ると、彼のパフォーマンスは崩れ、18ポイントになるとその後崩れてしまうようになり現在に至ります。
友安が本当に三川のことを気にかけてることを知った安従は、彼女に三川と話をして欲しいと頼みます。
友安はお気に入りの店、阿旺餛飩に三川を誘いました。
実は三川は、2年前に安従がベッドの下に隠していた母の置手紙を見つけていたのです。
三川は厳しいトレーニングの最中に母に対して、オリンピックでたとえ優勝したとしても宗三川の名前しか誰も知らない、あなたの名前はどこにもないんだ!と口答えしたことをずっと胸に抱えていました。
母親に叩かれたのはそれがたった一度のことでしたが、母が病気になったのはそのせいだと思い込んでいました。
がん病院の向かいに引っ越してカツラ店を営む安従。母はがんになったんだと三川は気が付きます。そして安従が母のために今も生きていることを苦々しく思っています。
帰ってくるはずのない母を待ち続ける安従、そして18-18のスコアボードを見るとすべてを思い出して立ちすくんでしまう三川。
別の日。友安は電話で親友の羅念に呼び出されます。離婚した夫がいきなり一人娘の羅勒の親権を請求してきたというのです。
友安は自宅に羅念を泊らせ、奈特に伝手を頼んで優秀な離婚専門の弁護士を紹介して貰います。結構な勝率を誇っている弁護士を頼れば一安心です。
羅念は、職場でイイ感じになってる人かと尋ね、奈特に興味を示しました。
友安は自分の感情を整理し、「確かにかなり気が合うとは思う。でも、急に結婚を前提に付き合いたいと言うのは突然加速ボタンを押されたような気がして今一つ前に進む気になれない」と答えます。
友安は、とりあえず親権の問題を片付けるための資料を作り、協議の場で読み上げます。
いかに羅念が自分の時間、努力、そして交友関係まで捧げてきたかを計算し、その間の3年間、元夫の陳一楊がまるで父親の責任を果たしてこなかったかを説明しました。
結果、養育費を請求できることになり親権は羅念のものとなりました。
三川は、トレーニングセンターにやってきた友安の目の下の”くま”を見て心配します。羅念の件で数日夜更かしをした疲れが顔に出ていたのです。
帰りの運転を心配した三川は運転手をかって出ました。友安は、本当に引退するつもりなのかと三川に尋ねると、彼は「時には諦めることは、続けることよりも勇気がいることなんだ」と決意を語ります。
別の日。友安が健康診断に行くと、そこには奈特がいました。彼は友安の同僚の明宇に確認し、健康診断の予約時間を同じになるように調整したと言います。一通り検査が終わり、二人は近くで食事をすることになりました。
奈特は、以前急なプロポーズをしたから避けているのかと聞くと、友安は仕事がとても忙しくて機会がなかっただけだと答えます。
友安は、なぜ彼が深圳に戻るのではなくシンガポールに友安に来て欲しいと言っているのか、その真意を訪ねると奈特は、「友安はアシスタント職をしているからシンガポールに来て働きたければ仕事を探せばいいし、専業主婦がしたければその選択肢も与えられる」と答えます。
すると、会話の途中に病院からすぐ戻ってくるよう友安に連絡が入ります。友安にはチョコレート嚢胞ができていてました。
手術をするか、結婚している場合は妊娠すれば少しずつ縮小していくので、そのどちらかの選択肢があるという説明を受けます。
友安は羅念に相談すると「子供を産めば解決するなら、これは神様のお告げじゃないの?」と羅念はしゃぎます。
羅念は、友安のマンションの別フロアに引っ越し予定だったため、引っ越し祝いと弁護士を紹介して貰ったお礼に奈特を家に食事に呼ぼうと提案しました。
食事にやって来た奈特は友安に、弁護士へのお礼の代わりに蒋傑との仕事での協力を取り付けて貰いたいと言い出します。これに友安は、内輪の食事もビジネスのディナーパーティと見做みなしていることに違和感を覚えました。
食事を終え、奈特は友安を部屋まで送り「水を1杯飲ませてくれ」といい、友安は仕方なく部屋に入れました。すると奈特は友安の後ろから抱きつき「好きだ」と囁いたのです。
友安は気分が悪いから帰ってと、頑なに拒否しました。
羅念のところに戻った、友安は彼に生理的な欲求を全く感じないし、これでは結婚は無理。彼は違う!と告げます。実は、羅念もまた食事の席で見せた臆面もない打算的な感覚が不愉快だったと打ち明けたのです。
ある朝、会社に友安が行くと席に大きなプレゼントの箱が置かれていました。部門の人に尋ねると、朝早くに奈特が自ら持って来てそこに置いたと言います。周りの人たちは、なぜ健康診断のスケジュールを合わせたかわかりましたと友安を揶揄やゆしました。
そこへ奈特がやってきて、あの夜あなたの家でこのオイルディフューザーを見かけたから同じブランドのものを贈ったと、周りに二人の関係が聞こえるよう強調します。
友安はうんざりした表情で奈特を廊下に連れ出すと、彼は「あなたとの関係をみんなに知ってもらいたかったんだ」と悪びれず言います。その険悪な空気を偶然 会社にやってきた三川が見かけ、そして……