「ザ・ワンズ・フー・リブ」シーズン1第4話ネタバレあらすじと感想。CRMの基地に戻るヘリからリックを掴んで飛び降りたミショーンは、現代的なビルへと辿り着きます。
ようやくゆっくり2人きりで話す機会を得たリックとミショーンは衝突しながらも、ある決断を下します。
「ザ・ワンズ・フー・リブ」ストーリー
リックとミショーンの愛の物語。絶えず変化する世界によって変わり、彼らは生存者との戦いの中で自分たち自身を見つけることができるのか、それとも彼ら自身も「ウォーキング・デッド」であることを発見するのか？
imdbより（訳）
4話ネタバレ
ヘリから飛び降りた先
市民共同体軍（CRM）の基地へと戻っていたヘリから、リックを掴んで外へ飛び出したミショーン。2人は海に落ちたため無事で、現代的なビルに辿り着きました。
リックたちは適当な部屋に入ると、すぐにリックは無線でCRMと連絡を取ろうとしますが、リックは無線をなくしていました。ミショーンはリックの視線に気づき、無線をリックに突きつけます。
ところが、リックは微動だにせず無線を受け取ろうとはしませんでした。そんなリックをよそに、ミショーンは部屋を散策しながら1人で話し続けます。
やがてミショーンは苛立ち始め、リックのここ最近の身勝手さを責め立てました。ミショーンは近くにあったメモを手に取り、自分に宛てた手紙のように子供たちにも”パパは帰らない”と書いてくれないかと皮肉を言います。
リックはミショーンの子供たちとの言い方で子供が増えたことに気づき、驚きを隠せませんでした。仕方なくミショーンは橋の事件の時に妊娠していたことを明かし、もうすぐ8歳になるリックという名の息子ができたと説明します。
すると、リックは突然ミショーンに無線を渡すよう迫り、これを機に2人は激しい言い争いを繰り広げます。リックがジェイデスに弱みを握られていると知ったミショーンは、基地に戻ってジェイデスの証拠を破棄して彼女を殺し、家に戻ることを提案しました。
それでもリックが了承することはなく、夜が明けます。これまで暗くて見えなかった辺りが一望できるようになり、隣のビルにリックたちが乗っていたヘリが突き刺さっているのを発見しました。
これで自分たちは死んだことになり家に帰れると喜ぶミショーンに対し、リックは帰らないと断言します。
1人で旅立つミショーン
その後もミショーンは必死にリックの説得を試みるも、リックはCRMに残って家族を守ると言って聞きませんでした。ついに痺れを切らしたミショーンは、1人で家に帰る決意を固め、部屋から出ていきます。
ミショーンがビルの下に辿り着いたその時、別のCRMのヘリが現れ、ミショーンたちが乗ったヘリを爆破しました。その衝撃でミショーンがいるビルのガラスまで粉々になります。
次の瞬間、後を追ってきたリックが盾となり、ミショーンを守りました。ビルのガラスが割れたことで外にいたウォーカーたちがわらわらと建物内に侵入してきてしまい、リックとミショーンは言い争いながらも協力して何とか活路を見出そうとします。
喧嘩をしていてもリックとミショーンの息はぴったりで、次々とウォーカーを始末していきます。その道中でミショーンがシャンデリアに足を挟まれる事故に見舞われこそしたものの、リックたちは命からがら出口を見つけました。
しかし、リックたちが開けた扉は出口ではなく、さっきまで2人がいた部屋に繋がっていました。
結末
リックとミショーンのいる部屋も崩れ始め、時間がないと悟ったリックはミショーンを促し、部屋から出ようと準備を始めます。ところが、ミショーンは今後の計画を決めるまでは動かないと断言し、最後の賭けに出ました。
ミショーンは最初に部屋を出た際にリックが後を追ってきた理由を尋ね、リックの本音を聞き出そうとしたのです。すると、リックはミショーンを愛しているからだと答えますが、このまま一緒に帰れるほど簡単な問題ではないと苦しげな表情を浮かべました。
そこでミショーンは今一度リックが置かれる状況を説明し、本当は何を恐れているのかを話すよう求めました。ついに緊張の糸が切れたリックは、”カールを奪われた”と涙ながらに苦しい胸の内を明かします。
リックは何度も逃走を図るうちに夢を見るようになり、夢でカールやミショーンと再会していました。それはリックの心の支えとなっていたものの、ある日を境に2人とも夢に現れなくなり、失うことの怖さを実感したとのことでした。
そのため、リックはミショーンを2度と失うことがないように自ら離れようとしていたようです。目の前でミショーンを失うのだけは無理だと泣き崩れるリックに、ミショーンはカールの似顔絵が描かれたスマホを手渡します。
そして、リックがすべきことは共に家に帰って守る方法を考えることであり、それが自分たちの生きる道だと微笑みました。2人は口づけを交わすと、荷物をまとめてビルからの脱出を図ります。
リックとミショーンは華麗にウォーカーを撃退していき、外に停めてあった車に乗り込みました。その車はエタノールまで積んだ電気自動車で、2人はこれで家まで帰れると意気揚々と車を走らせます。
感想
リックは家族と会うことではなく、守ることだけを考えてのこと。どれだけCRMが恐ろしい組織なのかを知っての上ですが、CRMはリックが思う以上に恐ろしい組織はず。
シーズン1第1話でリックがヘリコプターを見ていますが、この時点ですでにCRMが存在していたと思うので長い年月をかけてより強固で巨大な組織となっているのは間違いないと思います。
たとえ、今回の事故でリックとミショーンが死亡したと思われたとしても、ジェイデスは絶対信じないと思います。ヘリコプターにはミショーンが同乗していたことは知っているはずなので、2人で逃走したと考えているでしょう。
2人が仲間の元に戻る前に探しに来ることは間違いないと思います。そこでどんなスト―リーが刻まれていくのかはとても気になるところですね。
ジェイデスは自分の身を守るためにはどんな汚い手を使うことも厭わないし、ビール少将も油断できない相手なのでどんな流れになるのか興味深々です。